「ま」の話
皆さんは、初対面の方と話すとき、自分から話題を振りますか?それとも相手からの話題を待ちますか?
私は前者です。初対面の方とも普通に話せますし、ある程度までなら短時間で仲良くもなれます。
では、もう一つ質問させてください。
皆さんは、自分が「人見知り」だと思いますか?
これで、二つのクローズドクエスチョン(選択肢の限られた質問)をさせていただいたので、皆さんは①自分から話すし人見知りではないタイプ、②自分から話すけど人見知りなタイプ、③相手からの話を待つけど人見知りではないタイプ、④相手からの話を待つ人見知りタイプに分かれたと思います。
さあ、皆さんはどのタイプでしょうか?
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①と④のタイプは、想像つきやすいですよね。「人見知りではないから話せる」タイプと「人見知りだから話せない」タイプ。
少し前に「新卒採用に関するアンケート調査」というのを紹介しました(記事は下記より)。
これによると、採用担当者が採用を決める要因の一つに「コミュニケーション能力」が挙げられていることが分かります。しかも、毎年1位!
ということは、素直に考えれば、①のタイプの方は④のタイプの方より採用面接では有利かもしれませんね。
ではでは、ここからは②自分から話すけど人見知りなタイプと③相手からの話を待つけど人見知りではないタイプについて考えてみましょう。
ちなみにですが、私は②です。なので、③の話から行きましょう(笑)。
…とは言ったモノの、実は③のタイプの方って、一番想像つきにくい気がします(>_<)。もし、③の方がいたら、あとでコメントくださいm(__)m。
んー、多分ですが、③の方は「大人なイメージ」です。相手の出方を窺って、どのような話にも対応できるからこそ、自分からは話さないのではないでしょうか?
結構、相手に話を振ってるうちに地雷を踏んでしまうことってありませんか?(…あれ?私だけ(;゚Д゚)?)
そうなってしまうと、関係の再構築は容易ではなさそうです。ですから、「動かざること山の如し」といった感じで、ドンと構えていられる人なんだと思います。
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私を含めた②のタイプですが、あくまで個人的な意見なので、意見の相違はあるかもしれませんが「こんな意見もあるんだ…」程度に思っていただけると助かります。
②は「どうにか社会に適合しようとしている」タイプではないでしょうか?
実社会において、先に述べた通り「コミュニケーション能力」は人編関係の構築に必須のスキルです。確か、経済産業省の「社会人基礎力」にもあった…気がします。
つまり、社会人である以上、「人見知りであってもコミュニケーションは求められる」わけです。
そこで、生来的に人見知りでも「どうにか社会に適合しようとしている」姿が②のタイプなんだと思います。
ここからは、私個人の特徴ですが、「人見知りだけど自分から話す」のには理由があります。それは「話の主導権」を常に握ることで、自身のメンタル的なパーソナルスペースを守ろうとしているということです。
相手からの不意な質問がきたら、と思うと怖いんです(/ω\)。
実は、私のような考えの②のタイプには、共通点があります。それこそが「ま」なんです。
「ま」=「間」。
防衛反応的に話す人は、話が切れるのが怖いので、「間(どちらも話さない時間)」を徹底的に自分の言葉で潰していきます。
「話の主導権」を握っているという安心感がなくなると、ものすごく緊張します。一気に背中が汗びっちゃになります。脇汗も止まらなくなります(笑)。
自分でも笑ってしまいますが、これがなかなか慣れないんですよね。
いろんな解決法はあるとは思いますが、兎にも角にも自己効力感を養うことですよね~(。-∀-)エヘ。
ということで、「ま」の話でした。
今回の投稿は以上です。