「役割演技」
「役割演技」とは、一般に「ロールプレイング」と呼ばれ、
現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。
(Wikipediaより引用)。
わざわざ日本語訳をタイトルにしたのは、いわゆる「RPG=ロールプレイングゲーム」の記事ではないですよ~という理由です(*'ω'*)。
なぜ、「役割演技」なんて記事を書くかというと、いよいよ明日が「キャリアコンサルタント資格学科試験」であり、来週には「実技面接試験」があるということで、先ほどまで「役割演技(ロールプレイング)」をしてきたので、それになぞらえて…という事情背景です。
営業職をされている方や、コーチングを学ばれている方も、ご経験があると思いますが、慣れないうちは、とにかく疲れます(笑)。
キャリアコンサルタントでは、「聴き手役・話し手役・観察者役」に分かれるのですが、「聴き手(コンサルタント)役」が、とにかく自分の想像以上に上手くいきません。
それは、「表面上、上手に出来ている体裁」を取ろうとする結果であり、このイメージと実際のギャップを痛感するところから、はじめてロープレで学習する姿勢が身につくと、個人的には思っています。
ちなみに、この「なんか思ってたのと違う…(;´・ω・)」って感覚は、就転職したときに、大なり小なり、誰もが感じたりしませんか?
このことを「リアリティ・ショック」といい、学科試験範囲に含まれます(試験前なので、盛り込んでみましたw)。
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さて、ここまでの内容だと、「あ、これ…私と関係ない話だ(・ω・)」と思うかもしれませんが、実は、あなたも普段から、何らかの役割を演じているはずです。
アメリカの教育学者のドナルド・E・スーパーは、「ライフ・キャリア・レインボー」というキャリア理論を提唱されています。
これは、人というのは生涯を通じて、いくつもの役割(ライフロール)を経験し、成長していくというもので、一般的な「キャリア=職業人生」よりも広義の「ライフキャリアを含む人生全般」という概念の上に成り立っています。
この人生における役割を、スーパーは(最終的に)9つに分け、それぞれ「子ども・学生・職業人・配偶者・家庭人・親・市民・余暇人・年金生活者」としました。
すでに「(。´・ω・)ん?」と思われた方もいると思いますが、それぞれの役割は、順番に訪れるモノではなく、相互に重なり合い、その人の人生を構築していきます。
現在の私を例に挙げると、「学生・職業人・市民」という役割を果たしていますが、過去の「子ども・家庭人」などといった役割があったうえで、現在の価値観が形成されているわけです。
…話が止まらなくなりそうですが(笑)、このように、人は誰しもが、何らかの役を与えられ、その役割を果たしている、と考えると、当然ながら、あなたも「役割演技」をしているということになりますよね(=゚ω゚)ノ。
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「人は常に与えられた役割を果たそうとしている」と、私は常々考えています。
だからこそ、その役割に対して、思い描く理想があり、その理想と現実の差異に、あなたをはじめ、多くの方がストレスを抱えているのだと思います。
このストレスは、辛く感じるかもしれませんが、むしろ精神が正常に働いている証拠なのかもしれません。
「理想と現実の差異」にストレスを感じるということは、あなたは、より良い人生を模索していることだと思うからです。
「ストレス」と聞くと、排除したくなるかもしれませんが、いったん、そのストレスを受け入れ、そこに意味を見出そうとする行為も、必要なのかもしれませんね。
ちなみに、この「ストレスに対処する」行為を「ストレスコーピング」と呼び、試験出題範囲に含まれている知識です(もうええわっ‼)。
ということで、話の本旨はズレましたが、オチはついたので、今回の投稿は以上です(笑)。
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