「諦める」って、実はスゴイ!
皆さんは「諦める」って、どんなイメージですか?
一般的に、「諦める」という言葉は悪い意味で使われることが多いですよね。「もう人生を諦めよう…」なんてフレーズを言ったら「どうしたの?大丈夫?」とか心配されてしまうでしょう。
今回の投稿は、「実は『諦める』は、いい言葉なんですよ」という話です。知ってる人も、とりあえず読んでみてください(笑)。
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「諦」という漢字は、「つまびらかにする。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる」という意味です。
「つまびらかって何?」
簡単に言うと「明らかにする」という意味です。
さて、以上を踏まえて、「諦める」という言葉を見つめ直すと、ちょっと面白いことがあります。面白い…興味深いと言った方がいいでしょうか。
それは、「○○だから諦める」や「○○を諦める」で言葉が終わらなくなるということです。以下、説明します。
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「諦める=明らかにする」に言葉を置き換えてみましょう。
そうすると、「○○だから明らかにする」、「○○を明らかにする」となります。
つまり、「諦めた(明らかにした)結果、変化が生じる」ことになります。
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「欲しいゲームを諦める」、この言葉を例に考えてみます。
置き換えをして「欲しいゲームを明らかにする」になります。
少し言葉を足すと「欲しいゲームを(手に入れられない理由を)明らかにする」がしっくりくるでしょうか?
ここまでくると、「なぜ欲しいゲームを手に入れられないのか?」という気になりませんか?
人気商品で品切れなのでしょうか?あるいは、金銭的に今月は無理なのでしょうか?…んー他に思いつかなかったですが、言ってることはおかしくないですよね?
では、「明らかにする」に戻ります。
言葉を足したことで、「諦める」が「理由を明らかにする」という意味に変わりました。すると、どうなるでしょう?「理由によっては諦めなくてもいい」という意味になるのです(@_@)。
品切れなら、ゲームの購入予約をして再出荷を待てば手に入ります。金銭的に今月は無理でも、来月には買えるかもしれません。
「諦めた」結果、「諦めなくてよくなった」のです。単なる言葉遊びですかね?私は違うと思います。
もしかしたら、今まで「諦めてきた」モノは、「明らかにしなかった」だけなのかもしれません。
「なぁんだ、『諦める=明らかにする』なら、もっといろんなことを『諦めて』みようかな」
こう考えられたら、少し気持ちが楽になりませんか?
言葉に縛られてしまうと、「逃げられない」と思い込んでしまい、ストレスを溜めてしまうこともあります。
どうか、言葉の意味を明らかにして、自分の心を軽くしてあげてください。
というわけで、今回の投稿は以上です。
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