#読書感想文 No.5
他にも何冊か出版されている税理士さんの本。
私はこの本に出会って、「会社は永続的に続いていくもの」、いわゆる「going concern」という概念に縛られてたのかも(>_<)?、ということに気づかせてもらいました。
会社と聞くと、「株式会社」をイメージしがちです(少なくても私はそうでした)。定款作成や登記申請など、面倒な手続きが多く、「リスクが高い」と敬遠する起業家さんもいるはず。メリットはあるけど、デメリットもそれなりにあるからです。
もっとも、noteに投稿されている方は、もっと多様な働き方があることを、いろんな方の投稿を観て、ご存知の方も多いはず。
ただ、やはりお仕事をする上で大事なのは「お金の流れ」です。これをおろそかにすると大変なことになります。この本は税理士さんが書かれているので、そのあたりも丁寧に書いてあります。
正直、私は数字を見るが苦手なのですが、この本の説明は、分かりやすかったです。財務会計に関する書籍は結構な数が出回っていますよね。「初心者でも分かる」とか「最初に読むべき」などの謳い文句につられて買ってみたものの、ヒーヒー言いながら、どうにか読み終わっても疲れただけでほとんど記憶に残らずに終わり(;゚Д゚)ムハー、だったりします。
勿論、個人差はあると思うので、この本で分からない方もいれば、私が挫折した本が分かりやすいと思う方もいると思います。ここで言いたいのは、「お金の管理をどうしていくのか?」は、避けて通れない問題だということです。
若いころは「楽して儲けたい」とか「好きなことで稼ぎたい」という気持ちが強かった気がしましたが、今は事業計画や管理会計といった領域が面白くなっています。ビジネスモデルをあーでもないこーでもないと考え始めるとワクワクしすぎて寝れなくなります(笑)。
話が逸れましたが、一人で会社を作ることは、決して「その方が稼げる」といった短絡的な話ではなく、今後の人口動態の変化やグローバル化・AI化の波の中で生活を維持する有効な手段として、論理的根拠をもとに、著者は提案しています。
余談ですが、ユーチューバーでもブロガーでも、収益に対して、どのような課税が徴収されるか、税額の控除があるのかなどは知っておかなければいけないことだと思うので、これを機に、考えてみてはいかがでしょうか?
今回の投稿は以上です。