突然ですが、キャリコン試験対策の話。
「キャリコン」とは「キャリアコンサルタント」の略です(/・ω・)/。
私は、11月に行われた「第15回キャリアコンサルタント資格試験」を無事に合格できたのですが、この資格試験は学科と実技の両方が合格して初めて取得できる資格なので、「片方だけ合格」という方も少なくありません。
実際にお仕事をされている方を除き、多くの受験者は「厚生労働大臣認定講習」を受講し、「資格試験を受験できる資格」を取得してから試験に臨みます。
…ややこしいですよね( ̄▽ ̄;)。
この「厚生労働大臣認定講習」は、各地の資格学校が「養成講座」という名目で行っており、そこに集まった受講生同士で切磋琢磨し、絆を深め、試験合格後も交流を深めることで、キャリアコンサルタントとして働くうえでの、自分のバックボーンとなっていきます。
職種によっては、同じ職業を目指す人を「競合」と見ることもあるのかもしれませんが、キャリアコンサルタントという職業では、「リファー(他の専門家への紹介)」が非常に重要とされ、相談者ファーストであることが理念に掲げられています。
つまり、自分より相談者の力になれる人財を紹介し、コンサルタントの利益優先ではなく、相談者の悩みや迷いの解消が優先されるのです。
…ということで、現在、資格取得に向けて懸命に学習を進めている方に向けて、記事を投稿してみようと思います。
なお、私自身も試験前に多くの方のご助力を得て、合格することができました。
ですが今回は、他者様からいただいた「学びの知恵」については、許可の有無にかかわらず公開いたしませんので、ご了承ください。
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学科はケアレスミス厳禁!!
すでに学習中の方は分かると思いますが、キャリアに関する理論家の問題は、比較的正答が分かりやすいモノが多いので、しっかり押さえておきましょう。
シュロスバーグ、サビカス、シャイン、スーパー等々…、誰がどんな理論を提唱しているのか、各理論の相違点を洗い出しましょう。
個人的には、次回あたり「サニー・ハンセン」についての問題が出題されるのでは?と勝手に思っています(外れたらゴメンナサイm(__)m)。
理論家を押さえよ!!というのも、第15回から出題範囲が変更され、今後はさらに難易度が上がっていくという話もまことしやかに出回っています。
労務や法務関連の問題よりは、暗記もしやすく、ひっかけ問題も少ないので、ケアレスミスを防ぐことで、合格を引き寄せましょう。
セルフキャリアドックや、職業能力開発基本計画、労働経済の分析、(GATB等の)アセスメントツールなども、的を絞りやすいかもしれませんね。
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論述&面接試験は誰かと協力して学習をしましょう。
「第15回試験」から、論述筆記試験の出題様式が変わりました。
ですが、問われる知識は同じです。
与えられた行数をしっかり埋めることも大事ですが、時間が足りなくなる恐れもあるので、必要となるキーワードだけはしっかり記入するようにしましょう。
私の場合は、第1問で行数オーバーしてしまい時間をロス、第3問・第4問は、ほぼ箇条書きでした( ̄▽ ̄;)。
それでも合格できたのですから、あくまで仮説ですが、配点は文章構成能力というよりも、問題を正しく把握しているか?が基準になっていると思われます。
どうしても時間が足りなくなったら、箇条書きでもいいので、とにかく諦めずに文字を書きましょう。
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また、面接試験は未経験者にとっては鬼門となるでしょう。
養成講座の受講メンバーや、先輩キャリコンのセミナー等を活用して、とにかく場数を踏みましょう。
少なくても20~30回はロープレをこなし、「自分の型」を作りましょう。
あと、忘れがちですが、試験ではマスク着用になると思われます。
マスクにより、自分で思っているよりも声が聞き取りにくくなっているかもしれませんし、表情が分かりづらくなっているかもしれません。
マスクをした状態で鏡を前に、どうすれば表情が伝わるかを研究してみましょう。
面接では「態度・展開・自己評価」という採点がなされます(ちなみに私はキャリ協で受験しました)。
「口頭試問」に重点を置く講座も多いと思いますが、私は「口頭試問」で、観察官に「…他に何かありませんか?」と言われ、「…ありません」と答え、持ち時間が余った状態で退室しましたが合格しました(笑)。
(・ω・)…「運」、ですかね?(笑)。
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最後に「とっておきの魔法」をあなたに…。
キャリアコンサルタントの資格試験に限らず、どんなときにも役立つ魔法を伝授して、まとめとします。
それは「笑顔になること」です。
定められた期日に向けて、日々の努力を怠らず、他のタスクを抱えながらも勉学に励んできたあなた。
今までの学びは、必ずあなたを成長させているはずです。
晴れの舞台で緊張で実力を出せないことほど悔しいことはないと思います。
緊張してきたら、鼻腔からゆっくり空気を吸い込んで、口から大きく吐き出しましょう。
そして、ニッコリ笑顔を作ったら、もう無敵です。
やるだけのことはやってきたのですから、あとは楽しんで試験に臨みましょう(*´ω`*)。
きっと大丈夫ですよ(*'▽')。
…あ、一つだけ注意してほしいのは、試験中に笑顔だとカンニングを疑われるおそれがあるので、心の中で、笑顔を作りましょう(笑)。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
これから試験という方、陰ながら応援しています。
今回の投稿は以上です。