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建材メーカー訪問記 vol.4      ~小泉製麻~

2024年9月下旬、弊社サイト「建材ナビ」掲載企業の
兵庫県神戸市にある小泉製麻株式会社様へ訪問させて頂きました。

今回は麻袋を中心とした紡績技術を土台に発展された小泉製麻様の歴史や、
新製品への思い等ここでしか聞けない情報をお届けします。

■今回訪問したメーカー
小泉製麻株式会社


■創業1890年から現在まで

当社の歴史は1890年に黄麻(ジュート)紡績からスタートしました。1991年に黄麻紡績は終息しましたが、紡績で培った技術と知識は現在の化成品へ受け継がれています

土木分野においては防草シートや透水シートの他、メンテナンス資材のラインナップを拡充してきました。しかし、当社の商品を普段目にすることのない方が多いと思います。

実は、私たちの製品は、日常生活のあちこちで使われているんです!そんな意外な発見を伝えるために「だったんだ!コイズミ」というフレーズを掲げています。

ロゴマーク

■法面保護の新しいソリューションFabricシリーズとは?

斜面や土砂崩れのリスクを抱える場所の法面保護は、全国各地にある課題です。近年は特にゲリラ豪雨の増加に伴い、従来以上にニーズが高まっており、当社へのご相談も増えています

そこで、法面保護に使用できる高耐久資材として『Silicone Fabric(シリコーンファブリック)』を開発しました。柔らかく追従性のある素材で施工しやすく、高耐久でライフサイクルコスト削減に貢献します。

さらに、2024年秋からは『Concrete Fabric(コンクリートファブリック)』の取り扱いを始めました。この資材は水を加えるだけで10㎜厚の強固な構造体へと変わり、施工が簡単でありながら、土壌保護や防水性をしっかり備えた資材です。

・『Silicone Fabric(シリコーンファブリック)』住宅街フェンス周囲での施工事例をご紹介!【55秒動画】(小泉製麻)

・厚さ10mm!高耐久の法面保護資材『Concrete Fabric(コンクリートファブリック)』【55秒動画】

■今後の展望について

どちらの資材も重機が入りにくい現場や工期に余裕がない現場でメリットがあると評価をいただいています。

法面保護による土砂崩れや浸食の防止は社会インフラの保全にも寄与します。私たちは、こうした資材を通じて日常の安全を守るお手伝いができればと考えています。

もちろん災害は起こらないことが理想ですが、「Concrete FabricやSilicone Fabricのおかげで被害が最小限に抑えられたあの商品、小泉製麻だったんだ!」と思っていただけたら嬉しいですね。

▼△製品の詳細は、こちら△▼

小泉製麻株式会社のオフィスににて

■まとめ

小泉製麻株式会社様の製品が、身近な場所で使われることに気づかされました。身の回りの資材を通して安全が支えられていることに改めて感謝しつつ、もっと視野を広げて見つけて行こうと思いました。

是非、ご注目ください!!


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