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「臨床のコツ」を教えるということ
「同僚から尊敬される理学療法士になりたい」
「一目置かれるセラピストになりたい」
そうやって向上心を持って勉学に励むことは悪いことではないと思う。
モチベーションの理由はどうあれ結果として患者様に還元されるのであれば問題はない。それに私自身若手の頃は「誰よりも素晴らしい治療かでありたい」と思っていた。今現在もその野心を捨てたわけではないが、そこに向かうためのプロセスの考え方は変わったと思う。
足部機能障害と変形性膝関節①
変形性膝関節症(膝OA)の患者さんの足部機能を見ていると思うことがある。
扁平足のようなアーチの低下はあるが、ある一定数扁平足とは違う機能的破綻をきたしていると感じる。
基本的に正常足部であっても、足部内在筋の筋性疲労であっても舟状骨の低下をもたらす。(DL Headlee, 2008)これは座位から立位での非荷重位から荷重位への移行時の舟状骨の高さを測定するもの。(Navicular Drop
足関節骨折後の外側荷重について考える
以前に東大の足の外科研究会でとある先生がお話しになっていたこと。
「足関節骨折後の歩行では外側荷重になりやすい。」
確かに。臨床場面ではよく目にします。
特に腓骨骨折より両果骨折、内果骨折など脛骨骨折で見られることは多いです。
術後の免荷期間の影響もあるでしょう
ある程度その期間でやれることもあるのかと思います
免荷期間中での足部アプローチ外側荷重になる足部機構は
・距骨下関節の回内運動制限
臨床を行う上で忘れてはいけないこと
臨床で患者様とリハビリテーションを行なっている中で、自分自身も時どき忘れてしまうことがある。
それはきっと何十年臨床をやっていようと忘れてはいけないことだと思うし、漫然と行なっていると次第に意識が薄れてしまうことでもあるかもしれない。
自分の中で大切していることをここに挙げていこうと思う。
徒手療法技術
言わすもがな治療技術はあったに越したことはない。これに関しては臨床知識とともに常にアップデー