45.世界を決める行動
世界を決める。
大層に書いては見たが、相当な事を伝えたいわけではない。
私が言いたいのは「朝一番の他人への接し方を見つめ直す」という事である。
しかし、「他人への接し方を改める事で世界を決めるのか」と思う人が大概であろう。
では、バタフライ効果で考えてみる。
皆が昨日という一日をリセットして、起床する。
つまり、おおかたの人間が気持ちもリセットされている。
まずは家族と対面する。
そこで挨拶が交わされる。
普通は「おはよう」「あ、おはよう!」などとするだろう。
だが、朝が早いので機嫌が悪く、家族からの挨拶を無視したとしよう。するとどうだろうか。挨拶をした側は気持ちのいいものではない。
仮に親からの挨拶を無視したとすると、その後に軽く説教でもあるかも知れない。
そうなれば説教した親はもちろん、自分自身もさらに機嫌が悪くなるだろう。
そして、そのまま登校する。
友達とのいつものノリが腹立つ。
しまいには喧嘩してしまう。
すれば教師からの説教まである。
負の連鎖であることは間違いない。
そしてそんな自分に関わった人間のことも考えてみよう。
説教した親、喧嘩してしまった友達、説教した教師。
一日に関わる人はもっと多いだろう。
それら全員が自分と同じように負の連鎖を発生させていたとしたら、どうなるだろうか。
即日とはいかずとも、いつか大きな世論を形成し、大事件になるかも知れない。
ほんの僅かなる可能性かも知れないが、自身の行動はそれだけのことを秘めている。
だからこそ、各人が朝一番の行動で好印象を与えなければならない。
それが明るい未来に繋がるからだ。
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