もう一度読むファンタジア
大学生の時に読んだ本で面白かった本にブルーノ・ムナーリ著の「ファンタジア」という本があります。この本を読んだ時に、発想の概念が変わったと思ったのを思い出します。といってもあれから数年経ってしまし、本の内容がおぼろげになってしまったので読み返そうと思って、今読み返している途中です。
今回は読んだ範囲で少しずつ感想を書いて、また読んだら書いてと進めていきたいと思います。
ブルーノ・ムナーリとの出会い
初めて、ブルーノ・ムナーリを知ったのは、大学の授業で紹介されたのがきっかけでした。そこから面白そうなデザイナーだなと思い、ちょうどその時に神奈川県立美術館で「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」展が開催されていたので行きました。
面白かったです。自分の中でのデザインというものが凝り固まっていたものがほぐされるような感覚でした。そこからもっと知りたいと思い、ブルーノ・ムナーリの本を読もうと思いました。ちなみに「ファンタジア」の他に「芸術としてのデザイン」、「モノからモノが生まれる」を読んだことがあります。これ以外にもたくさん本を書かれた方なので、他の本も読んでいきたいと思います。
ブルーノ・ムナーリとは
そもそもブルーノ・ムナーリさんとは何の人なのか?これは、面白いことにさまざまな肩書きを持っています。グラフィックデザイナーであり、プロダクトデザイナーであり、芸術家であり、詩人であり、発明家であり、美術家であり、様々な創作活動をしています。
有名なプロダクトにダネーゼというライトがあります。
私も今の肩書きはデザイナーに近いかもしれませんが、ゆくゆくは、こうした創作の名での活動をしていきたいと思っています。
ファンタジアとは
ファンタジアとは本の中では、これまで存在しないものすべて。実現不可能でもいいと書かれています。そして、子供は壮大なファンタジアの持ち主であるとも書かれています。それは子供はモノを知らずに知っている情報の中でモノに投影するからです。
このことを知った時に、ついなるほどと思ってしまいました。私自身、まだそんなに長く生きていませんが、日々の重なる情報を重ね合わせてアイデアを出しています。その影響で、アイデアの面白さが何か薄まることがあるとも感じています。もう一度、初めてみた時のように心がワクワクするような感覚で物事を考えたいです。
この続きは今度。
読んでいただきありがとうございました。