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【燃焼範囲について⛅】可燃性蒸気の濃度を算出できる公式について🌟:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.49
復習を大切に👍
第4類危険物の区分🌟
第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。
なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1717076807512-RFo4sbqTtj.png?width=1200)
燃焼範囲について🌅
燃焼範囲とは、可燃性蒸気が空気中で燃焼する
ことができる一定の濃度範囲をいいます🔖
可燃性蒸気の濃度の下限値
これは、燃焼範囲の下限値となります。
可燃性蒸気の濃度が、この下限値を
下回りますと、燃焼はできません。
可燃性蒸気の濃度の上限値
これが、燃焼範囲の上限値となります。
また、可燃性蒸気の濃度がこの上限値を
上回ると、かえって燃焼ができないのです。
燃焼範囲と危険性🚧
より危険性が高くなる場合は、以下の2つです。
➀燃焼範囲が広いこと
②燃焼範囲の下限値が小さいこと
覚えおきたい危険物の燃焼範囲
➀ガソリン:1.4vol%~7.6vol%
②灯油:1.1vol%~6.0vol%
③軽油:1.0vol%~6.0vol%
可燃性蒸気濃度の算出公式⭐
$$
\\\frac{可燃性蒸気の体積(L)}{混合気体の体積(L)}×100(vol\%)\\
$$
<濃度の計算例>
➀可燃性蒸気10(L)を含んだ、空気との
混合気体200(L)がある場合の
可燃性蒸気の濃度を求めましょう。
$$
\\\frac{10(L)}{200(L)}×100=5 vol\%
$$
②可燃性蒸気3(L)が、空気97(L)と混合している
場合の可燃性蒸気濃度を求めましょう。
$$
\\\frac{3(L)}{3+97(L)}×100=3 vol\%
$$
引火点🔖
引火点とは、火を可燃物(可燃性液体)に
近づけたときに燃え出す
可燃性液体の最低温度のことです。
当然ながら、引火点が低いほど
その危険性が高くなるのです。
また、もう一つの引火点の解釈として
可燃性液体から発生する可燃性蒸気の濃度が
燃焼範囲の下限値になるための
可燃性液体の最低温度のことをいうのです。
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発火点について
発火点とは、火を可燃物(固体、液体、気体)
に近づけることなく、可燃物が燃え出す
可燃物の最低温度になります。
当然、発火点が低いほど
危険性が高くなりますよね!
燃焼範囲(vol%)の数値🔥
今回は、第4類危険物の燃焼範囲について
一緒に確認していきたいと思います。
燃焼範囲とは、可燃性蒸気が空気中で
燃焼することができる一定の
燃焼範囲のことを言います📝
以下に、燃焼範囲に関して覚えたいこと
を3つほどまとめておきます👍
・可燃性蒸気の温度が、上限値を上回ると
燃焼ができない
・可燃性蒸気の温度が、下限値を下回ると
燃焼ができない
・引火点、発火点、沸点が低ければ低いほど
燃焼範囲が広ければ広いほど、危険物の
危険性が高くなること
特殊引火物
ジエチルエーテル:1.9~36
二硫化炭素:1.3~50
アセトアルデヒド:4.0~60
酸化プロピレン:2.3~36
第1石油類
ガソリン:1.4~7.6
アセトン:2.5~12.8
ベンゼン:1.2~7.8
トルエン:1.1~7.1
アルコール類
メタノール:6.0~36
エタノール:3.3~19
第2石油類
灯油:1.1~6.0
軽油:1.0~6.0
引火点と燃焼範囲について🌟
引火点は、危険物の液面付近に可燃性蒸気の
濃度が、燃焼範囲の下限値に達したときの
液の温度になります👀
それでは、以下の内容も復習しましょう!
燃焼の3要素👍
それでは、燃焼の三要素について
一緒に整理していきましょう!
➀可燃物:燃えるもの
②酸素:燃えるものが酸素と反応
③点火源:点火の熱源となるもの
また燃焼ねんしょうとは、可燃物が酸素と
激しく反応して、光や熱を発生することです。
消火の4要素✨
➀除去消火:可燃物を取り除く
②窒息消火:酸素供給を断ち切る
③冷却消火:点火源から熱を奪う
④抑制消火:酸化を抑制する
消火の目的は、燃焼の3要素
(可燃物、酸素、点火源)のうち
1つを断ち切ることにあります👍
点火源
・マッチなどの火器
・静電気による火花
・衝撃による火花
・摩擦による熱
・その他の熱源
これらの用語と関係性を
一緒に覚えていきましょう💚
それでは、より第4類危険物のについて理解を
深めていくために以下の用語を確認します。
液比重
液比重が1より小さい液体は
水より軽いので、水に浮きます!
※重油は、水に浮きます🔖
蒸気比重
蒸気比重が1より大きい蒸気は
空気より重たいので、低所にとどまります👀
引火点
火を可燃物に近づけることにより
可燃物が燃え出す最低温度のこと
発火点
火を可燃物に近づけることなく
可燃物が燃え出す最低温度のこと
沸点
液体が沸騰するのこと
発生蒸気量が増えていきます。
水溶性:水に溶ける性質
非水溶性:水に溶けにくい性質
導電性:電気が流れやすい性質
絶縁性:電気が流れにくい性質
※不良導体とは、絶縁体のこと📝
燃焼範囲
可燃性蒸気が空気中で燃焼することができる
一定の濃度範囲が、燃焼範囲です📝
以下に、燃焼範囲に関して覚えたいこと
を3つほどまとめておきます👍
・可燃性蒸気の温度が、上限値を上回ると
燃焼ができない
・可燃性蒸気の温度が、下限値を下回ると
燃焼ができない
・引火点、発火点、沸点が低ければ低いほど
燃焼範囲が広ければ広いほど、危険物の
危険性が高くなること
燃焼の3要素
それでは、燃焼の三要素について
一緒に整理していきましょう!
➀可燃物:燃えるもの
②酸素:燃えるものが酸素と反応
③点火源:点火の熱源となるもの
また燃焼ねんしょうとは、可燃物が酸素と
激しく反応して、光や熱を発生することです。
消火の4要素
➀除去消火:可燃物を取り除く
②窒息消火:酸素供給を断ち切る
③冷却消火:点火源から熱を奪う
④抑制消火:酸化を抑制する
消火の目的は、燃焼の3要素
(可燃物、酸素、点火源)のうち
1つを断ち切ることにあります👍
点火源
・マッチなどの火器
・静電気による火花
・衝撃による火花
・摩擦による熱
・その他の熱源
これらの用語と関係性を
一緒に覚えていきましょう💚
危険物に関する諸法令🌟
本日のアウトプットはここまでとします!
社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから学習していく危険物取扱者乙4は
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖
第4類危険物取扱者試験の試験科目📚
危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」の3つとなっています🔖
そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。
そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシートでの回答になっているのです!
乙4の合格ライン
合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。
<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問
合格率からみる難易度
試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センターによれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀
これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦
その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀
本投稿作成における参考資料
これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験対策を進めてまいります!
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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いただけると大変嬉しく思います✨