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【復習リスト No.10💛】"危険物の性質"を定義からもう一度勉強し直していく💣:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.90


前回の復習はこちらから👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

➀純粋な二硫化炭素

「純粋な二硫化炭素は(A)で,ほとんど(B)の揮発性液体である。燃焼すると(C)を発生する。燃焼範囲は1.3〜(D)vol%である。」

A~Dに入る言葉を選びましょう。

解答:二硫化炭素の定義
「純粋な二硫化炭素は【無色】でほどんど【無臭】の揮発性液体である。
燃焼すると【二硫化硫黄】を発生する。
燃焼範囲は【1.3~50vol%】である。」

②ガソリンの性状⛽

【問題】ガソリンの性状について,次のうち誤っているものの組合せはどれか。

A.燃焼しやすく,沸点まで加熱すると燃焼する。
B.灯油よりも発火点は低い。
C.引火点以下でも蒸気は発生する。
D.不純物として,微量の硫黄化合物が含まれていることがある。
E.燃焼範囲はジエチルエーテルより広い。
-----------------------------
1 B,D,E
2 B,E
3 A,B,E
4 A,C
5 B,C,D

解答:A、B、E
A.燃焼しやすく,沸点まで加熱すると燃焼する。
⇒引火点との混合
B.灯油よりも発火点は低い。
⇒灯油より発火点は「高い」
※灯油の発火点(220℃)<ガソリンの発火点(300℃)
E.燃焼範囲はジエチルエーテルより広い。
⇒「狭い」
ジエチルエーテル:1.9~36%
ガソリン:1.4~7.6%


③メタノールの性状☠

【問題】メタノールの性状について,次のうち誤っているものはどれか。

1 アルコール類では分子量は最も小さい。
2 毒性はエタノールよりも強い。
3 常温(20℃)で引火する。
4 水,ジエチルエーテル類と任意の割合でよく混合される。
5 エタノールよりも燃焼範囲は狭い。

解答:5 エタノールよりも燃焼範囲は狭い。

✅メタノールの性状
引火点:11℃
発火点:464℃
沸点:64℃
比重:0.8
蒸気比重:1.1
燃焼範囲:6.7~37vol%

✅エタノールの性状
引火点:13℃
発火点:363℃
沸点:78℃
比重:0.8
蒸気比重:1.6
燃焼範囲:3.3~19

④灯油&軽油の性状

【問題】灯油,軽油の性状について,次のうち正しいものの組合せはどれか。

A.軽油の比重は1よりも小さいが,灯油の比重は1よりわずかに大きい。
B.ともに無色であるが,軽油はガソリンと区別するために淡黄色に着色してある。
C.ともに第1類,第6類危険物と接触させ,加熱すると発火の危険性がある。
D.ともに引火点は30〜40℃の範囲内である。
E.発火点はガソリンよりも低い。
-----------------------------
1 A,C
2 B,D
3 A,E
4 C,D
5 C,E

解答:5 C,E
C.ともに第1類,第6類危険物と接触させ,加熱すると発火の危険性がある。
E.発火点はガソリンよりも低い。
※消去法で残る選択肢でOK


⑤漏洩事故への対処💦

【問題】移動タンク貯蔵所から給油取扱所の地下タンクに危険物を注入しているとき,漏洩事故が発生した。
この場合の処置として,次のうち誤っているものはどれか。

1 危険物の注入を中止し,漏洩事故を施設内にいる人に知らせて避難させ,すぐに消防機関に連絡した。
2 施設内に自動車等が入ってこないよう作業員に指示をした。
3 通行人に火を使わないようお願いした。
4 乳化剤を油分離装置に投入して乳化し,危険物を下水溝に流した。
5 事務室内の火気設備の火を消した。

解答:4 乳化剤を油分離装置に投入して乳化し,危険物を下水溝に流した。
⇒間違っている対象方法なので、要注意!

筆者作成:製造所等の義務


筆者作成:各類危険物の性質

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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いただけると大変嬉しく思います✨

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