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【復習リスト No.3🔥】同じ官能基を持つ化合物は共通する物理的・化学的性質を持つことを心得よ🧪:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.83


前回の復習はこちらから👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

①重油の性状

【問題】重油の性状について,次のうち誤っているものはどれか。
1 常温(20℃)では引火しないが,霧状にすると引火点が低くなって引火しやすくなる。

2 褐色の液体であるが,用途に応じて成分を異にし,引火点,沸点は一定していない。

3 冷水にも熱水にも溶けない。

4 引火点は60℃以上である。

5 不純物の硫黄は燃焼すると有害な二酸化硫黄を生成する。

解答:1
常温(20℃)では引火しないが,霧状にすると
引火点が低くなって引火しやすくなる。
⇒他の選択肢が合っているため、消去法💦

【重油の性質】
・褐色または暗褐色の粘性のある液体で、特有の臭いがある。
比重:0.9~1.0(水よりやや軽い)
※比重が1よりも小さいのは、第3石油類の中では重油のみ
・沸点:300℃以上
・発火点:250~380℃
・引火点:A&B重油は60℃以上、C重油は70℃以上
⇒JIS規格により、1種~3種に分類されており、1⇒2⇒3種の順に粘度が大きくなる
・非水溶性
・不純物として含まれている硫黄Sは、燃えると有害な二酸化硫黄(亜硫酸ガス)SO2になる

②特殊引火物の性状

【問題】特殊引火物の性状について,次のうち誤っているものはいくつあるか。
A.すべて蒸気比重は1よりも大きい。

B.すべて1気圧における発火点は100℃以上である。

C.すべて引火点はー20℃以下である。

D.すべて沸点は40℃以下である。

E.すべて水よりも軽い。

解答:3つ
B.すべて1気圧における発火点は100℃以上である。
⇒二硫化炭素の発火点は90℃
D.すべて沸点は40℃以下である。
⇒二硫化炭素の沸点は46℃
E.すべて水よりも軽い。
⇒二硫化炭素の比重は、1.3

✅二硫化炭素の性状をしっかり理解すること

③灯油の性状

【問題】灯油の性状について,次のうち誤っているものはどれか。
1 発火点はガソリンよりも高い。

2 水より軽いが,発生する蒸気は空気よりも重い。

3 水に溶けない。

4 電気の不導体なので,静電気を発生しやすい。

5 常温(20℃)では引火しない。

解答:1
✖発火点はガソリンよりも高い。
灯油:約220℃< ガソリン:約300℃

④ベンゼンとトルエンについて

【問題】ベンゼンとトルエンについて,次のうち誤っているものはいくつあるか。
A.いずれも芳香性がある。

B.いずれも水と有機溶剤に溶ける。

C.蒸気はいずれも有毒である。

D.引火点はいずれも0℃以下である。

E.いずれも無色の液体で,水より軽い。

解答:2つ
✖B.いずれも水と有機溶剤に溶ける。
⇒いずれも非水溶性
ただし、アルコールやジエチルエーテルなど
多くの有機溶剤には良く溶ける

✖D.引火点はいずれも0℃以下である。
⇒トルエンの引火点は、4℃

✅ベンゼン(C6H6)

出所サイト

・無色で、芳香族(芳香族炭化水素)特有の甘い香りを持つ
・比重:0.9
・沸点:80℃
・融点(凝固点):5.5℃ ※冬季は固化(凝固)すること
・引火点:-11℃🔖
・発火点:約498℃
・燃焼範囲:1.2~7.8vol%
・蒸気比重:2.8
・非水溶性、ただし、アルコールやジエチルエーテルなど多くの有機溶剤には良く溶ける
・一般に、樹脂や油脂等を良く溶かす
・揮発性があり、蒸気は強い毒性を持つ
・電気の不導体で、流動により静電気が発生しやすい

✅トルエン(C6H5CH3)

出所サイト
出所サイト

【補足】
・非水溶性、ただしアルコールやジエチルエーテルなど多くの有機溶剤には良く溶け、一般に樹脂、油脂等を良く溶かす
・蒸気の毒性は、ベンゼンよりも弱いが、長期にわたる吸入は脳障害を負う
・濃硝酸(濃硝酸と濃硝酸の混酸など)と反応(ニトロ化)すると、第5類危険物のトリニトロトルエンを生成することがある
※トリニトロトルエンは、NTN火薬の主成分
・金属への腐食性はない

⑤事故対応

【問題】「ガソリンを他の容器に詰め替え中,付近で使用していた石油ストーブの火が引火し,火災となった。」この事故の原因として,次のうち正しいものはどれか。
1 ガソリン蒸気は空気よりも重いので,床上をはってストーブへ流れたから。

2 ガソリン蒸気が空気で冷やされ,引火点が下がったから。

3 ガソリンがストーブで加熱され,発火点以上になったから。

4 ガソリンが空気と混合して,燃焼範囲が広がったから。

5 ストーブで室内温度が上がり,ガソリンが引火点以上に加熱されたから。

解答:1
ガソリン蒸気は空気よりも重いので
床上をはってストーブへ流れたから。

筆者作成:製造所等の義務
筆者作成:各類危険物の性質

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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いただけると大変嬉しく思います✨

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