【米中貿易摩擦の弊害💦】世界経済の安定化に欠かせない米中間での緊張緩和🌏:日経新聞解説🔥2023/11/14
日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖
長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!
米中は世界経済の安定へ緊張緩和を探れ(社説)
記事に対するコメント📝
中国とアメリカとの間に位置する日本にとって、米中の緊張緩和は非常に重要な位置づけにあると思います
米中の全面的な経済の分断は世界の経済にとって大きなダメージをもたらすとまで言われている以上、経済的な歩み寄りを含めた関係構築は必須であると思います
ただし、両国にとって経済学的なコンセンサスが得られたとしても次に進めないのが、現況なのではないでしょうか?
両国には、安全保障、軍事、政治などありとあらゆる問題が複雑に絡んでいる結果、なかなか進捗通りに行かないのです
経済学的な対立(≒貿易)が主因であることは事実ですが、貿易トラブルを解決したからと言って、全てが解決するわけでもないのです💦
日本からの視点で考えれば、両国の関係性は自国経済に大きく影響することが予想されますので、悪くない関係であってほしいと願うばかりです
なお以下では、経済学的な論文に基づいて少しアウトプットしたいと思います
2018年以来、米国は中国に対する輸入関税引き上げを数回実施しています
Ding et al(2022)の論文では、中国が米国への報復関税量的貿易モデルに基づいて、この中米貿易の影響を評価することを研究しています
そして、一般均衡の枠組みを利用して、いくつかのシナリオにおいてRCEP加盟国が中国の経済厚生にどのような影響を与えるかを評価します
この結果、中国の経済厚生に対する摩擦は、米国に対する悪影響よりも中国に対する悪影響の方が大きいことがわかったそうです
なお、一国経済厚生への影響をさらに交易条件への影響と関税収入への影響に分解して分析も行っています
また、中国が東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に関与しているかどうか、またどの程度関与しているかについても議論しています
ただ結果として、貿易摩擦による損失を相殺していることがわかり、Dingらのモデルは、RCEPが中国に若干の利益をもたらすことを示しています📝
主に関税収入のプラス効果により、中米二国間貿易摩擦が中国に及ぼす悪影響は11.92% (-0.2391% から -0.2106%) 減少しました
また、金属製造、化学品製造、輸送機器製造などの業界がこの緩和効果に最も重要な貢献者であるとされています
ただし、RCEPに関する私たちの分析は関税削減の効果のみに焦点を当てており、これは私たちの見積もりが保守的になる可能性が高いことには留意が必要です
RCEPや包括的協定などの自由貿易協定、環太平洋パートナーシップに関する先進協定 (CPTPP)、関税引き下げ以外のさまざまな政府活動、貿易関連の章に加えて、RCEPの法文は投資と知的財産の基準を定めていることを踏まえると本論文での仮定や基準は、社会から得られる厚生増加の過小評価につながる可能性があります
しかし、非関税福祉効果を評価するのは極めて、困難であり、この文書の範囲を超えており、そのような探索は将来にわたる研究に任せるとのことです
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