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【ポートフォリオ理論 基礎🌈】金融資産とリスクに対する家計の意志決定要因:経済学理論解説 2023/08/07

Introduction:マクロ経済学を修めたい💛

経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍

「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います

学部レベルのマクロ経済学は
個人的によく理解できたつもりです

しかしながら、本当の経済の動向を理解するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥

実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまいます💦

何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました

これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍

先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います

だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います

私がこれからアウトプットする
マクロ経済学における資産市場の役割
についての要点整理
をどうぞご愛読ください📖

本投稿作成における参考文献は以下の通りです


資産価格とマクロ経済の関係性

ちなみに前回の記事はこちらになります

資産市場は債券や株式などの証券や銀行預金などさまざまな資産を取引する市場の総称になります

この市場のプレイヤーは、投資家と呼ばれてます
個々の資産価格は、投資家の売買によって決められていますが、その価格は取引の状況によって絶えず変化することになるのです


家計のポートフォリオ選択行動

家計は資産市場において、資金供給主体です
よって、家計の資金供給が出発点となるのです
世の中に出回っている証券や資産は、最終的に家計が引き受けることになります

ここで、私たちは資産市場における資金供給主体の意志決定メカニズムを理解する必要性が見えてきますよね

家計は、どのようなことを基準としながら
自身のポートフォリオにおける資産選択を実施しているのでしょうか?

これらの問いについて考察し、内容を整理していきましょう💖

家計の資産選択を決定する要因🌟

一般的に、家計の資産選択を決定する要因は以下の3つとされています

①資産の安全性
②家計のリスクに対する志向性
③資産の収益性(リターン)
これらが考えられると思われますね👀

①資産の安全性

資産を保有することによって限られる収益が、将来的に実現する経済状態に依存して決まるのであれば、その収益には不確実性が伴うと考えて良いでしょう

この経済において、いつ、何が起こるか、100%予期することなどできませんからね💦
したがって、資産の収益の安全性は資産によって異なるということです

収益が変動する資産のことを
「危険資産:risky asset」に分類します

反対に、現時点で将来受け取る収益が確定している資産を、相対的に安全性が高いことから「安全資産:safety asset」と呼ぶことにしましょう

危険資産の典型例は、「株式」です

株式における収益、すなわち、配当額は
将来の企業の業績によって変動するという不確実性を伴っているのです

もし、大赤字を計上するような企業の株式で
あったら、おそらく配当は0かもしれませんね

反対に、安全資産の代表例は、国債や銀行預金といえるでしょう📝

②家計のリスクに対する許容度

基本的に、私たちは「リスクを嫌う」志向性を持っていると思います
私もリスクヘッジに対して念入りに考えてしまう性格です✨

このような経済主体の性質は「危険回避的な
個人:risk aveter」であるとされています

しかし、このリスクに対する許容度にも、家計によって個人差があると想定されます
したがって、安全志向の人は「極めて危険回避的である」と思いますし


失敗を恐れずチャレンジ精神のある方は「それほど危険回避的ではない」というリスク許容度になるのです

このように家計におけるリスク許容度の違いが、家計のポートフォリオにおける資産選択の意志決定メカニズムに影響を及ぼすのです

③資産の収益性

資産の収益性(リターンの度合い)も、また多様なのです

もし収益率5%の債権Aと収益率10%の債権Bが同じリスクで購入できたとそましょう
当然、同じリスクが担保されているのであれば、私はより収益率の高い債権Bへ投資するという意志決定をすると思います

しかし、収益率が異なるのに、同じリスクを被ることは資産市場における矛盾となります

したがって、金融資産の収益率とリスクには
ハイリスク・ハイリターンの関係が成立して
いることを再認識しておいてくださいね

しかし、より高い収益率を求めるはずの私たちですが、なぜか収益性の低い資産を保有しようとするのです

なぜならば、ハイリスク・ハイリターンの関係から考えると、ローリターンは「ローリスク」だからです📝

要するに危険回避的な家計が、危険資産を保有するのであれば、その危険資産の収益率は、
当然、安全資産の収益性よりも優れていなければなりません

多少のリスクを背負ってでも、危険資産から
得られるハイリターンを求めたという選択が
考察されるのです

ここで、安全資産の収益性を上回る分の
危険資産の収益率を「リスクプレミアム」と呼ぶことにしましょう

リスクプレミアムとは、危険回避的な家計が、リスクを対価にして、支払われる代償であると考えられています
また、リスクの程度が大きければ、リスクプレミアムも大きくなると考えられています
このようなリスクプレミアムと危険回避的な投資家の関係についても後々の投稿内容で述べていくことにします🎊

本日の解説は、以上とします📝

ぜひ、これらの知見をベースとして
実際の世の中の経済動向に当てはめて考えていくという応用を効かせて

経済の仕組みを基礎的モデルから
ご理解されることを推奨いたします💗

関連記事のご紹介🔖


付録:私の卒論研究テーマについて🔖

私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝

日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)

経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します

だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています

決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています

ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥


本日の解説は以上とします
今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、今後とも宜しくお願いします🥺

マガジンのご紹介🔔

こちらのマガジンにて
卒業論文執筆への軌跡
エッセンシャル経済学理論集、ならびに
国際経済学🌏の基礎理論をまとめています

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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