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その自己評価、本当に正しいですか?? / 自己中心性バイアス
こんばんは!けんたです。
本日もnoteを開いてくださりありがとうございます☺️
この記事では【自己中心性バイアス】について紹介していきます!!
では、いきましょう!!
自己中心性バイアスとは
自己中心性バイアスとは、
心理学者のロスが実験によって確認した
他者よりも自分の方が貢献度が高いと評価したり、過去の事実を自分の都合の良いように解釈してしまう傾向のことです。
一言で言うと、
自分の成果をみんな過大評価しがち傾向ですね。笑
ロスはこの自己中心性バイアスの実験で
夫婦に対して「夫と妻どちらの方が仕事を行なっているか?」
という調査を行いました。
その結果、夫と妻、両方が
「夫よりも(妻よりも)自分の方が仕事量が多い!」
と感じていることが分かったのです。笑
このように、人は自己中心性バイアスを持っているので
自分の成果を正確に客観視することが難しいのです。
自己中心性バイアスによって起きる問題
この自己中心性バイアスを
調べていて、
「 あぁ、あれは自己中心性バイアスか! 」
と思うことがありました。笑
皆さんにもよりイメージしてもらいやすくするために、まず、実際に自己中心性バイアスによって起こったであろう問題をいくつか紹介していきます。
グループワーク
小学校の班活動や、高校のオリエンテーション、大学の授業、会社でのプロジェクトなど、
皆さん一度は、グループで何かに取り組んだことがあると思います。
その際に、こんな子がいなかったでしょうか。
「私ばっかり準備してない?」
と言い出す子が!笑
もしその際に、その子ばかりが準備をしていたのならそれは当然の発言ですし、むしろ主張すべきです。
ですが、みんな平等に役割を振り分けているにも関わらず、そういった発言をする人には、この自己中心性バイアスがかかっている可能性があるでしょう。
今、こういった考え方をしてしまうなと感じた方は、
発言する前に、人は他者よりも自分の方が貢献度が高いと評価する傾向があるということを思い出しましょう。
また、今、
「そういう子もいたな〜笑」
と思ったそこのあなた。
同時に、あなたの自分の役割(働き)は本当に、その子に言われる筋合いがないと言い切れるほど確かなものだったでしょうか。
自己中心性バイアスのような心理傾向は気づかないうちにかかっていたりするものです。
もしかしたら、あなたにもその時、自己中心性バイアスが、、、
誰かを責める前に、一度自分を見つめ直す癖を付けたいですね。笑
恋愛
恋愛も皆さん、経験があると思います。
皆様、お付き合いされているパートナーの方と楽しい日々を過ごしながらも、やはり、時には喧嘩してしまうこともあるのではないでしょうか?
「デートどこいくかいつも決めてるの私やん!💢」
「デート代いつも出してあげてるやん!💢」
あるあるのケンカの理由だと思います。笑
ですが、そのケンカ、自己中心性バイアスがかかってないですか?
「デートにいく場所を決める」のはあなたかもしれませんが、
「そのデートに行くための車を家を少し早く出て、迎えにきてくれている」
のは彼氏なのかも。
また、
「デート代を出している」のはあなたかもしれませんが、
あなたの彼女は、「あなたとのデートで可愛くいるために毎晩、時間とお金をかけてお肌のお手入れをしてくれている」のかも。
ケンカをすることは悪いことではないですが、できればしたくないですよね。笑
好きで付き合っているからこそ、相手への感謝を忘れたくないものです。
当たり前のようで、めちゃくちゃ難しいことですけど。😂
自己中心性バイアスへの対策は?
いかがだったでしょう?笑
皆さんにも、
「自己中心性バイアスの経験あるわ〜」
と思ってもらえたのではないでしょうか。笑
最後に、自己分析バイアスへの対策を紹介していきたいと思います。
◉自己中心性バイアスを認知する
◉客観的な視点を持つ。
◉相手に感謝する。
◉自己中心性バイアスを認知する
これは、もうこの記事を読んでいただいた皆さんはクリアしています。
人は他者よりも自分の方が貢献度が高いと評価したり、過去の事実を自分の都合の良いように解釈してしまう傾向があります。
このことを知っているのと知らないのでは、自分の行動や、相手への対処も大きく変わってくるでしょう。
ただ、自己中心性バイアスを知ることはできても、常に意識することはとても難しいです。そこで
◉客観的な視点を持ちましょう。
例えば、会社でプロジェクトを成功させたが、その報酬の分配でみんなが
俺の方が貢献した!私の方が貢献した!
となってしまっていたとします。
その時は、
自分が信頼する人なら、どんな風に考えるだろう?
と考えてみたり、
実際にその信頼する人に意見を求めましょう。
例えば、
会社であれば信頼できる上司や、一番役職が高く会社全体の視点で判断することができる社長
などです。
そうすることで、
自身や相手の成果や過去の都合と関係のない第三者の客観的な意見を取り入れることができます。
また、自身も冷静になることができるでしょう。
大切なのは客観的な視点を持つことです。
◉相手に感謝する。
なぜ相手に感謝することが、自己中心性バイアスへの対策かと言うと、相手に常に感謝することができれば、そもそも今回紹介した自己中心性バイアスで衝突が起こらないからです。
例えば、あなたが時間に厳しい人だとして
いつもお世話になっていて、信頼している相手が
10分待ち合わせに遅刻してきたとします。
その時に、
「遅刻するとか、人としてどうかと思うわ。」
とか絶対言わない(言えない)ですよね。笑
むしろ、
「忙しくしていたんだろうな〜」
「この人でも遅刻するんだな〜」
と考えると思います。
そう考えるのはきっと、普段から相手への感謝があるからでしょう。
このように、相手へ感謝することで、自己中心性バイアスに振り回されないようになります。
まとめ
自己中心性バイアスとは、
他者よりも自分の方が貢献度が高いと評価したり、過去の事実を自分の都合の良いように解釈してしまう傾向のことです。
自己中心性バイアスによって起きる問題
で紹介した、グループでの仕事であったり、恋愛のように、
この傾向は多くの方が無意識にうちに持ってしまっているものです。
そして、
この対策として
◉自己中心性バイアスを認知する
◉客観的な視点を持つ。
◉相手に感謝する。
などを紹介しました。
この考え方を持つことで、
・自己中心性バイアスへの対処ができる。
・衝突がなくなることで人間関係を円満になる。
・成長のために必要な自責思考を身につけることができる。
などなど、いいことしかありません。笑
意識して、自分の成果をみんな過大評価しがち傾向に立ち向かっていきましょう!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!☺️