テスト前夜にびっくりするほど掃除がはかどる理由 / セルフ・ハンデキャッピング
こんばんは!けんたです。
突然ですが、皆さん
テスト前ってめっちゃ掃除が捗りませんか??笑
実はこれ、
自尊心を守るための言い訳
【セルフ・ハンデキャッピング】
のせいだと考えられているんです。
今回の記事では、そんな
【セルフ・ハンデキャッピング】について
簡単にご紹介するとともに、
◉なぜ言い訳をしてしまうのか
◉どうすれば言い訳しないのか
という部分を重点的に紹介していきます。
そのため、
📌『ついつい言い訳してしまう、、。』
📌『物事を始めるときにいつも後ろ向きに考えてしまう、、、。』
という方におすすめの内容となっています!
では、いきましょう!!☺️
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セルフ・ハンデキャッピングとは
セルフハンデキャッピングとは
自尊心を守るため、失敗の言い訳を作っておくこと
で、心理的な自己防衛の一種です。
代表的な例としては、
◉テスト前日の夜になぜか、漫画が読みたくなり、読む。
◉やらないといけない準備があるのに、いつもはしない部屋の掃除をしてしまう。
といったものです。
テストの例で説明すると、
『テスト前なのに漫画を読む』
ということがセルフ・ハンデキャッピング
になります。
漫画を読んだ結果、成績が悪くなったら、
「結果が悪かったのは、漫画を読んだせいだ!」
と考えることができ、
漫画を読んだ結果、成績が解くなったら、
「漫画を読んだのに、成績よかった。俺すごい。」
と考えることができるため、
テストの点数が
どっちに転んでも、自分の自尊心を守ることが
できるというわけです。
皆さん、記憶にあるのではないでしょうか?笑
(僕は身に覚えしかありませんでした。😢)
2種類のセルフ・ハンデキャッピング
そんな、皆さんもおそらく経験のある
セルフ・ハンデキャッピング なのですが、
実は2つの種類があります。
◉獲得的セルフ・ハンデキャッピング
◉主張的セルフ・ハンデキャッピング
それぞれ説明していきます!
◉獲得的セルフ・ハンデキャッピング
獲得的セルフ・ハンデキャッピングとは
先ほどのテスト前に漫画を読んでしまう例
で紹介したように、
あらかじめ自分に言い訳を作っておくことです。
言い訳をできる理由を
自ら作り、獲得しにいくことによって
失敗しても成功しても
自身の自尊心を守ることができます。
◉主張的セルフ・ハンデキャッピング
主張的セルフ・ハンデキャッピングとは、
あらかじめ周囲に言い訳をしておくことです。
この例としては、この記事の冒頭であげた、
「昨日全然勉強してないわ〜笑」
「この科目、全然自信ないわ〜笑」
というセリフ(言い訳)があります。
あらかじめ周囲に言い訳をしておくことによって、
テストの点数が良くても悪くても、
自尊心を守ることができ、
周囲からの評価も守ることができる。
と考えて、このような発言をしてしまいます。
セルフ・ハンデキャッピングのデメリット
では、なぜセルフ・ハンデキャッピングを
やめた方がいいのでしょうか?
それは、セルフ・ハンデキャッピングによって、
向上心が削がれたり、
挑戦を恐れるようになってしまうからです。
セルフ・ハンデキャッピングを
することによって、その時の
自尊心は守られるかもしれませんが、
何かをする際に、言い訳を作り
逃げ道を用意することが当たり前になると、
失敗を前提に行動してしまったり、
自尊心が守られる範囲でしか
挑戦しなくなってしまうのです。
セルフ・ハンデキャッピングの原因
セルフ・ハンデキャッピングは、
◉自尊心を下げたくない
◉他者からの評価を下げたくない
という自信のなさが原因で起こります。
これを踏まえた上で
対策をいくつか紹介していきます!!
📌言い訳はダサいと自覚する。
📌あるべき姿をイメージする
📌失敗=×のイメージを変える
📌言い訳はダサいと自覚する。
「昨日、全然勉強してないわ〜」
という言い訳は、
自分にとっては
点数が取れない正当な理由かもしれませんが
他者から見ると、ただダサいだけです。
これは、
皆さん思ったことがあると思います。笑
また、一度、皆さんの周りの
評価されている人(人望がある人)
を思い出して欲しいのですが、
そういった周りからの評価が高い人が
言い訳をしているのを聞いたことがあるでしょうか?
きっとないと思います。
言い訳をしても、
他者からの評価は変わりませんし、
逆に言い訳をせずに、行動で示した方が
長期的に見たときに結果はついてくると
そういった人たちは知っているからです。
そのため、本当に
他者からの評価を下げたくないのであれば、
セルフ・ハンデキャッピングのような
言い訳をすることは、逆効果になる。
ということをしっかり自覚しましょう。
言い訳は周りからの評価を下げるだけです。
『言い訳は100害あって1利なし!!』
ということを胸に刻み込んで、
もし言い訳したくなっても
グッと押し殺し、行動で示しましょう。
📌成功する姿をイメージする
成功する姿をイメージすることによって
◉目標が明確になる。
◉成功した自分を想像し自信がつく。
という利点があります。
失敗している自分に目を向けるのではなく、
成功している自分に目を向けることによって、
失敗への不安を払拭し、自尊心を高めることができます。
成功した自分をイメージするために
具体的には
◉成功する理由を考える
ということをしてみましょう。
例えば、
「今回の試験は○○先生が作ってるから、前回のテストを見れば出題範囲がある程度絞れるかも?」
「この教科書は有名だから、ネットとかを探せば要約があるかも!」
といった感じです。
なんだか成功する気がしてくるのではないでしょうか?
また、
◉自分はできると口に出す
ことも有効でしょう。
松岡修造さんが、テニスの試合中に
「大丈夫!俺ならできる!!!」
っていっているイメージです。
実際にこういったことを口に出すことは、
自身の気分を高め、
気持ちをポジティブにしてくれるのです。
📌失敗=×のイメージを変える
これまでの対策と矛盾するような
対策になってしますのですが、
そもそも前提として失敗をすると、
◉自尊心や他者からの評価が下がるのでしょうか?
◉失敗はいけないものなのでしょうか?
僕はそんなことはないと思います。
失敗は成功のもと
という有名な言葉があるように、
あらゆる失敗は自身の経験・知恵になり
それは成功へと繋がる糧になるのです。
この世に失敗したことのない人はいません。
失敗=恥ずかしいもの
ではなく、
失敗=成功のもと、当たり前のこと
という認識を持てば、
言い訳をすることはないはずです。
PKを外せるのは、PKを蹴った人だけなのです。
どんどん失敗していきましょう!!
まとめ
セルフハンデキャッピングとは
自尊心を守るため、失敗の言い訳を作っておくこと
で、心理的な自己防衛の一種です。
そして、
このセルフハンデキャッピングには、
自尊心が守られる
というメリットと同時に
向上心が削がれたり、
挑戦を恐れるようになってしまう
というデメリットがありました。
今回は、こういった
セルフ・ハンデキャッピングへの対策として
📌言い訳はダサいと自覚する。
📌あるべき姿をイメージする
📌失敗=×のイメージを変える
といった対策を紹介しました。
言い訳をしても、良いことはありません。
そして、失敗は成功のもとです。
たくさん失敗をして、
自分の人生を生きていきましょう!!
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!☺️