肺を乾燥させちゃだめ!秋の食養生
猛暑続きの2024年。
ようやく朝晩の涼しさを感じ始め、暦上では9月22日に秋分を迎えました。
9月段階では湿度も高く乾燥を感じにくいとは思いますが、本格的な秋に向けて乾燥対策をしていきましょう🍁
秋は乾燥の季節
乾燥の時季である秋は「肺」を潤すことが大切です。
今回は肺を潤す食材をご紹介していきます。
お役立ていただけますと嬉しいです☺️
秋は「金」のグループ(エネルギー)
【五行理論】
東洋思想では万物を5つのグループ(エネルギー)
「木・火・土・金・水」
に分けて考えます。
秋は「金」のグループです。
内臓でいうと
「肺」「大腸」が
「金」グループに入ります。
秋は大気が乾燥しはじめる季節ですね。
「肺」は乾燥が大の苦手なのです。
東洋医学「肺」のはたらき
「肺」は 呼吸(空気の出し入れ)をする以外にも
水分代謝をコントロールしています。
「肺」が乾燥に侵されてしまうと
肺の内部が乾いて熱を帯び
咳・痰・喘息や胸痛などの症状が現れます。
また、肺と連動関係にある皮膚にも影響が出て
皮膚が乾燥したり
花粉症・アレルギー症状を
ひきおこしたりするのです。
そのため、乾燥の秋は特に
水分代謝を担当している「肺」を
潤いのある食べ物で応援してあげましょう!
「肺」を応援する食べもの
「白色の食べ物」
山芋・大根・梨・柿・れんこん・白きくらげ・えのき など
◆肺を潤す / 咳・痰を鎮める効果があります。
「辛味の食べ物」
しょうが・ネギ・唐辛子・玉ねぎ・にんにく・ニラ など
すった山芋、しょうがを味噌汁に入れると
肺を潤しながら 弱った胃腸も助ける
簡単な薬膳料理となります☺
「肺」と「大腸」は表裏一体
また、「肺」が乾燥に侵されると
表裏一体の関係にある
「大腸」にも影響が出てしまうんです。
肺と大腸は一見関係無いのようにみえますが
下痢や便秘・腹痛などをひきおこす原因の一つとなってしまうので
秋は特にからだを潤す食事を意識しましょう!
ふだんの姿勢や食事から
あなたのからだを健やかにととのえる
健康美を育む姿勢・薬膳アドバイザーHIROMIでした。
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