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疲れた~は、からだの歪みからはじまる
あ~疲れた。。。が、口癖になっていませんか。
ひょっとすると、体が大きく歪んでいませんか。体の歪みは左右、前後の様々な方向を考えてみます。筋肉量もいつの間にか落ちて、心肺機能にも悪影響を及ぼすようになっています。
疲れはどこからやって来るのか
特に中高年を対象に考えて見ようと調べるうちに、公益財団法人長寿科学振興財団のWEBを覗きました。なるほどと思うことが以下のように挙げられています。
疲労の原因
自律神経の中枢部では、身体の器官や組織の調節を行い、絶えず生命維持のための身体機能を一定に保っています。運動時には、運動強度や体調に応じて呼吸や心拍、体温などの機能の調節を行っており、身体へかかる負荷に合わせて生体機能のコントロールを行う自律神経の中枢も働き続けます。運動によって体にかかる負荷が大きくなるほど、自律神経の中枢にかかる負荷も大きくなり、自律神経の中枢がある脳がダメージを受けることで疲労が起こるとされています。
疲労を起こすのは活性酸素による酸化ストレスで、神経細胞が破壊されるからであると考えられています。運動などのエネルギーをたくさん使う活動では、酸素が多く消費されるとともに活性酸素も多量に発生します。活性酸素が発生すると、活性酸素を分解して体内から除去する抗酸化酵素が働くようになっていますが、発生する活性酸素の量が抗酸化酵素の働きを上回ると自律神経の細胞や筋肉が活性酸素によって攻撃されて疲労へとつながります。
加齢や紫外線を浴びることは活性酸素の影響を受けやすくなるため、疲労が起こりやすくなります。睡眠障害や睡眠時無呼吸症候群も疲労を蓄積させる原因となることが言われています。
「健康長寿ネット」から(筆者の重点を太字に)
姿勢の影響も考慮する
中でも注目したのは、上記の文中でわたしが太字に下部分です。
「運動によって体にかかる負荷が大きくなるほど‥‥」というのは、単に強い運動、激しい運動をしたというばかりでなく、姿勢からくることもその対象に入るように感じたからです。
活性酸素が増えていく
加齢によって姿勢が悪くなる、歪む、捻じれる人がほぼ100%です。すると、紫外線に加えたダメージが重なります。自律神経の中枢にかかる負荷が高まり、脳がダメージを受け、疲れを感じるというわけです。
勝手な推測ですが、姿勢が悪くなると肺の形も悪くなり、若かった時のように十分な酸素を旨く吸い込み吸収できなくなります。姿勢の悪化が及ぼす活性酸素は、体のいろいろなところで生み出されていくようです。
・骨盤が大きく揺れるようになる
・猫背を招き、肺の形状が悪化する
・下半身の筋肉量が大きく減っている
姿勢を良くする効果
一方、姿勢を良くするとどうなるでしょうか。
非常に疲れにくくなることを、私自身が体験しています。昨日は29㎞近く歩きました。
ちなみに、初めの2時間程は歩幅も80㎝ですが、疲れてくると短くなります。計測では72㎝まで落ちましたが、最終的に77㎝にまで回復しています。60代半ばとなりいよいよ同年の方も脳梗塞などで倒れる人が増える年齢になりましたが、歩くことは赤血球を柔らかくする効果もあるといわれます。筋肉も維持できる上に、血栓もできにくくなり、毛細血管が増えて肌も色つやが良くなります。
介護・病気から遠ざかるのは、自分しかできない
親の介護が気になる人や病気から遠ざけたいと願う人も多いはずです。残念ながら、私の親世代などは簡単に意識の転換を図れませんでしたが、介護破産・介護崩壊がいわれる時代が近づいています。自分の身は自分で守る意識が大切なのではないでしょうか。生活習慣病もクスリではなく、自分で運動することしか遠ざかることはできません。
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