ただしい医療との付き合い方「どこへ行ってもよくならない」を解決する方法 その1、治ると効果があるの違い等
はじめまして。こんにちは。このページをクリックしていただきありがとうございます。東京都西東京市で「病院で解決できなかった問題の解消」に特化した鍼灸院をしております鍼灸師の白石健二郎と申します。この記事に興味を持ったということは何かしらの「体調不良」が解決されずに悩んでいるのではないかと思います。私の記事が何かお役に立てれば幸いです。
鍼というとマンガ北斗の拳の「経絡秘孔」の影響からか?何か特殊なツボを使って一撃で症状を取ってしまうようなミラクルを想像される方がたまにいらっしゃいますが(笑)そうではありません。やっていることは普通の鍼灸施術と「問題解決のための対話や提案」が中心です。
まず初めに、私が一番主張したいことを申し上げます。「医療機関とうまく付き合いましょう。上手に医療(もしくは補完代替医療)を利用しましょう。」ということです。そのほうがあなたのためになると確信しています。インターネット上や書籍にはある医療の一方的な良さや奇跡(ミラクル)についての情報とセットで「現代医学の薬は毒」というような意見、また真逆の「効かないし、害ですらある。エビデンスがない。」という偏った情報が多いです。それは「日本はすごい!」という称賛、逆に「日本はもうだめだ。」という悲観が、抽象的で偏っているほど広まりやすい状況とよく似ているのかもしれません。
そのために無意味な対立や論争が起こることもあります。そもそも健康の情報は、個人の価値観や体質によっても左右されますし、そう簡単に答えを出せる問題ではないのです。人によって違うということも多いので選択の順序や付き合い方を学び、自分が納得できるように、また上手に医療を利用できるようになれば良いのですが、その方法がわからないと余計な情報に振り回されてしまうことも多いのではないでしょうか?「考え方」を知ることで迷うことは少なくなると思います。自分は医師ではなく鍼灸師であり、また研究者ではなく一人の臨床家にすぎません。距離感としては患者さんに近く、仕事で接することも多いので医師の考え方も少しはわかります。だから誤解されている事についても上手に伝えられたら良いと考えています。
現代医学は日進月歩で特に薬の開発では素晴らしい進化を遂げました。しかし、その一方で薬だけでは治りづらい疾患も数多く存在します。難病と言われるような重い病気はもちろん「なんとなく調子が悪い」といった状態もそれにあたるでしょう。例えば心因性(ストレス性)の痛み、手足のしびれ症状、体質や年齢に起因する精神的な不安感の症状などです。しかし、そもそも一般の方はそのようなことを知る機会は少ないので病院に行ってもあまり満足が得られなかったり、問題が解決されなかったりするのです。
また本来ならばすぐに病院に行かなくては行けないような緊急性のある疾患が疑われる人が鍼灸院に来てしまうケースもあります。ギックリ腰だと思ったら実は骨折していた、がんなど重大な病気の問題だった。そんなこともありえるため、適切なタイミングで病院への受診を促し、かかりつけ医を持つように啓蒙する事も鍼灸院の仕事の一つです。どのように病院や鍼灸院を頼ったらいいか?どこまでならセルフケアや売薬で対応できるのか?その見極めがわからない方も多いので我々鍼灸師にはアドバイザーとしても期待されている面があります。
自分の不調がなかなか治らなかったことで現代医学や病院に不信感を持ってしまい、極端なスピリチュアルやおまじないのようなことに頼ってたくさんのお金や時間を失ってしまう人もいらっしゃいます。ひどい時には重大な疾患を見逃してしまい命を縮めてしまうことさえります。それをあおるようなマスコミやアヤシイ代替療法家も存在します。それは本当に悲しいことです。
私の鍼灸院では悩みやご希望をよく伺った上で「なぜあなたの体調不良の問題は解決されないのか?」、「ほかにどういう方法があるのか?」、「鍼灸を行うとどういった効果が期待できるのか?」、「あなたの希望を叶えるためにはどうすればよいか?」といったことを日々ご説明しています。それから、がん、ALS、自己免疫疾患などのいわゆる難病になってしまい現代医学的な治療に加えて補助的、補完的に鍼灸もやりたいという方からのご相談も多いです。「極端に現代医学を否定し、補完医療を頼るのではなくお互いの良いところを理解して上手に利用することが大切だ。」という話をしております。
日々いただくご相談で積み重ねた知見を元にまとめています。医療の話というよりは医療制度の話や、円滑なコミュニケーションを取るための話も多いです。このnote読んだ方が上手にご自身の体調の問題解決ができるようなキッカケになれば幸いです。どこへ行っても問題解決がされない方がすぐに役に立つような内容を書いていくつもりですがもしも読んだうえでもしわからないことや、質問などありましたらkenjiroushiraishi@hotmail.co.jpまでお送りいただけましたらお答えします。
★なお私の鍼灸施術の予約を取りたい方は「田無北口鍼灸院のホームページ」をご覧になってください。その上で0424974586まで直接お電話いただきご質問下さい。
★参考文献に関しては★1のような形で記入してあります。各章の最後に記入しています。
1,みんな不調で悩む。あなたならどうする?
あなたが体調を崩した時、病気かもしれない、と思ったらどうするでしょうか?いろんな対応方法があると思います。休む、市販の薬を買う、自分でストレッチなどのセルフケアをする。祈祷(おいのり)をする、、、など様々な方法があります。症状によってもこれは変わってくるのではないでしょうか?たとえば熱がある場合、68.7%が病院・診療所を受診しているが「頭痛」では34.8%しか病院・診療所を受診していないというデータがあります。★1
性別や年代によってもその対応方法は異なるでしょう。令和2年11月に漢方薬メーカーのツムラが20代~40代の男女1800人にインターネットでアンケート調査をしたところ「女性は男性よりも健康不安が大きく、ストレスもより強く感じる傾向にある。」、「女性の4人に3人はなんとなく不調を感じているが、7割は薬にも病院にも頼らず放置し、病院に行くのを躊躇しがち」といったことがわかる結果になりました。この調査が行われた令和2年はコロナ禍の真っ最中のためストレスを感じていた方が多いということもあるでしょうがそれを差し引いても、若い人でも不調や健康の不安を感じている人が多いのは間違いないのではないかと思います。★2 また年配の人は何かあれば病院に行くことが多いが、働いている年代は忙しく時間もないので、不調を感じても病院へはあまり行かずに鍼灸等の施術所で済ませていることが多い。というデータも存在します。★3
皆さんが体調不良を感じた際、どうして良いか分からず迷うこともあるのではないかと思います。尋常じゃないほど痛みが強かったり、意識がなくなったり、と緊急性や病気が疑われるような場合は誰でもすぐ病院へ行く、もしくは救急車を呼び病院に連れて行ってもらうでしょう。しかし「なんとなく調子が悪い、生活はできるが不快な痛みが続く、良く眠れない(途中で起きてしまう、なかなか寝付けない)、だるさや疲れが取れない・・・」といった症状は酷くなるまで我慢したり放置していたり、セルフケアで何とかしようとしていることがデータからもみてとれます。また、なんとなく調子が悪い症状で病院に行っても年齢のせいにされたり、「自律神経失調症だから休んでください」と言われたり、検査の結果異常なしと言われたけれども症状が取れない、と釈然としない気持ちを持った事がある方が多いのではないでしょうか?私の鍼灸院でも「病院へ行ったけど解決しなかった。鍼灸院なら何とかしてくれると思った。」と相談をいただくことがあります。検査の結果、病気でなかったのだから本来は喜ぶべきところです。しかしながら「原因がはっきりしない」、「病院では症状が取れない」、「病院の薬では改善しない」といったところに不満を感じている方は少なからずいらっしゃるのです。
鍼灸は痛みやストレス性疾患が得意分野なので施術を行うとこちらが驚くほど改善することもあります。症状が改善された喜びから「やっぱり東洋医学はすごい。現代医学はダメだ」と私におっしゃる方もいますがそれはあくまでも特性の問題でどちらかが上・下ではありません。どちらにも良いところや得意不得意があると説明します。鍼灸はストレス性疾患をはじめ幅広い疾患に対処できますが、交通事故などで生死を彷徨っている人に鍼灸治療が向いているか?と言ったらそれは違います。現代医学は緊急性がある場合の治療や感染症の治療などが得意です。(後ほど詳しく述べますが現代医学でも、原因不明の不調に対する診察技法はあります。わかりやすく対比させるためにあえてこのような書き方をしています。)
★1:平成19年度 厚生労働省 国民生活基礎調査、よくわかる医療社会学(ミネルヴァ書房)
★2:ツムラのアンケート調査
★3:「国民生活基礎調査」匿名データによる疼痛有訴者の伝統医療受療行動分析 : 職業および所得との関連を中心に(藤岡 光夫, 匂坂 恵里)
2,「病院と鍼灸院の違い」・「リラクゼーションサロン・整体院と鍼灸院の違い」
まずは病院と鍼灸院の違いについて簡単に説明します。
病院とは20床以上のベッドがある施設でそれ以下は診療所・クリニックと呼ばれます。どちらも医師が診察に当たります。それぞれ違うものですがここではすべて病院という呼び名で統一しています。医師は6年制の大学医学部を卒業し医師国家試験に合格した人がなれて、医学的な検査などができます。
一方、鍼灸院では鍼灸師が施術にあたります。正確には鍼師と灸師という資格に分かれていて3年制の鍼灸専門学校や4年制の大学を卒業し国家試験に合格した人がなれます。鍼・灸の施術を行うことができます。
レントゲンを撮ったり、血液検査をして病気を確定させる行為である診断は医師にしかできません。鍼灸師は制度上、鍼灸施術を行ったり体を触りながら東洋医学的な身体の状態把握までしかできないのです。そのため鍼灸院では自覚症状の改善までしか行うことが出来ません。
日本の病院は基本的に保険診療で検査や診察や治療が行われます。(もちろん例外もあります。)そして1日にたくさんの人が来所し、医師は何人もの患者さんを診なくてはいけないケースが多いです。その為、重症化するなどの緊急性がないか?命にかかわるような大きな病気は隠れていないか?が重要視されることが多いのです。「病院の先生(医師)はあまり話を聞いてくれない。パソコンばかり見て話を聞いてくれず冷たい。」という話を聞くことがありますが人間性の問題ではなく単にものすごく忙しいだけの事も多いです。パソコンばかり見ているのはカルテをすぐに書かないと忘れてしまうからだと思います。これも医師に仕事が集中している日本の医療制度の問題点の一つなのかもしれません。私は仕事柄医師と話をする事が多いですが基本的に医師は勉強熱心で真面目な人が多いと思います。そして本当に忙しい人が多いです。毎日の診察だけでなく診断書なども作成しなくてはいけません。昼休みも満足に取れず、食事も適当に済ませて書類を作成をしてる医師もいます。
一方で鍼灸院は基本的に自費で施術を行います。長い時間をかけてお話を伺ったり鍼灸施術を行うところが多いです。その為、鍼灸院の方が患者さんとコミュニケーションが取りやすい事がよくあるのです。医師よりも相談しやすいという声も聞く事があります。鍼灸師は身体に直接触れることも多いため、文字通り距離感が近いのです。これは能力ではなく、制度や特性の問題だと思います。
もしも医師とコミュニケーションがうまく取りづらいと感じている場合は、お手紙で要点をまとめて伝えたりお薬手帳を持参して相談する方法もオススメしています。また医療の世界には「後医は名医」という格言があります。最初の医師よりあとで診察をした医師の方が何の薬を試したか?などの情報が得られるため良い判断をしやすくよい結果も出やすいのです。ですから、なるべく病院は変えず同じ医師にみてもらうのが良いでしょう。さらに言えば日頃から「かかりつけ医」を持つのも大事だと思います。かかりつけ医をもって継続的に医師の診察を受けていれば身体の状態の変化もみてもらえますし何かあったときにはすぐに専門病院を紹介してもらえます。ぜひうまく医師とコミュニケーションをとってください。
それから病院と鍼灸院だけでなく、「リラクゼーションサロン・整体院と鍼灸院の違い」についても質問されることがしばしありますので簡単に説明しておきます。街を歩いているとよく「もみほぐし」、「整体」、「リラクゼーション」などといった看板を見たことがないでしょうか?とてもわかりづらいのですがこの業態は鍼灸院とも違います。マッサージですらありません。マッサージというのは国家資格でマッサージを名乗っていいのはあんまマッサージ指圧師だけで、看板に効果効能なども書くことが出来ません。「リラクゼーション」は、無資格マッサージの業態とみることもできます。そもそも保健所管轄でないので資格や届け出も必要がありません。医療のカテゴリーでは無いのです。誰でも簡単に開業できるうえ、広告制限も必要ないので効果などを大げさにうたっているところも散見されます。
もちろん真面目にやっているところもありますが例えば何年か前に根拠のない「小顔矯正」をうたっていたサロンが措置命令という行政処分を受けたことがあります。★4 2014年には生後間もない赤ちゃんに対し「ズンズン体操」という独自のマッサージのような施術をやっていたサロンが死亡事故を起こした事件もありました。整体やリラクゼーションという業態はまじめな人もいる一方で保健所指導や広告制限などの法の監視が働かないためにこのような事故・事件がたびたび起こります。国会やマスコミ、鍼灸・マッサージの業界団体などからもたびたび問題点を指摘されていますが、経済産業省がリラクゼーションサロン業界を業態として認めている上★5 この業態で働いている人も多いので、しばらくは解決しないでしょう。
ですので、消費者の方々にはメリット・デメリットを理解してうまく付き合うしかないです。メリットは手軽に受けられること。デメリットは専門家でない人が施術を行っているためリスクが高いことです。よほど信用できるような施術者ならば話は別ですが、もしも体調に不安があるような場合は利用しないほうが無難です。利用する場合はあくまでも娯楽目的と割り切るのが良いです。
★4: 消費者庁 平成28年6月30日
3,原因が複雑な病気とケアモデルの話
医療関係者でない一般の方は「身体に不調があるのは原因があるからだ」と思い込んでいることが多いです。しかし必ずしもそうではありません。症状はあるけど医学的には説明できないものは「医学的には説明が困難な症状」=medically unexplained simtoms(MUS)と言われます。
不定愁訴、少し前によく言われた言葉だと自律神経失調症、似たような概念では身体表現性障害などが近いかもしれません。そのような場合、特に治療はせずに様子を見ましょう、と言う方針になることも十分考えられます。症状を抑える薬が出るも効果がないと感じる方もいます。しかし、患者さんはなぜ自分の症状があまり良くならないのか?理解していないことも多くあるのです。
忙しさや精神的な疲弊により「なんとなく調子が悪い。だるさが取れない」といった状態や腰痛・頭痛などの状態はその不調原因も多岐にわたります。例えばけがをした捻挫の場合ならば「階段で転倒したことが原因」であり原因は(ある程度)はっきりしていますし、治るまでの道筋も見えやすいし、治療方針も立てやすいのです。ところがもともとの体質の問題、仕事のストレスなど環境の問題、季節や気候などの外的な問題など、原因が複雑である場合はなかなか改善しづらいのです。
少し専門的な話になりますがケアモデルという考え方があります。投薬治療のような「医療モデル」、悪くしないことに注目した「予防・環境モデル」、心の問題に注目した「心理モデル」、趣味や生きがいなどに注目した「社会モデル」があります。このケアモデルをわかりやすくまとめたものが下の図になります。感染症やけがなどは医療モデルが得意です。ところが仕事のしすぎによる身体の怠さなどのストレス性疾患や、腰痛などの慢性疾患、加齢による不調である老人退行性疾患は医療モデルだけで対処するのが難しいのです。例えば、加齢により鬱状態になっている人が薬だけで改善するでしょうか?それはおそらく難しく、運動や生きがいの活動なども必要になってくることは誰でも容易に想像がつくのではないでしょうか?★6
そもそも今は高齢化社会です。疾病の原因が複雑化していて医療モデルだけで解決できない疾患が増えてしまっているのです。そもそも病院の治療や薬だけでは良くならない疾患が多いのですがそれのことを患者さんが理解しておらず病院に不満を持っている場合もあります。私も鍼灸師としてそのような不満の相談に応じることはありますが安易に現代医学を否定したり、病院の方針を否定することはせず、例え満足がいく結果が得られなかった方にも、全体の医療システムや時代背景、疾患の特性などを説明し病院とうまく付き合うことを勧めています。医療従事者が木を見て森を見ずに違う立場を安易に否定し対立をあおるような言動をすることは誰のためにもならないからです。
4,治るとはなにか?
医療者と一般の方の間では治ると言うことに対するイメージのギャップの問題があります。では治るとはいったい何でしょうか?例えば治癒する、寛解する、増悪するなどは医学的にはそれぞれ違う意味があります。
医療者は寛解したと思っていても、患者さんは治癒した=治ったと思っていることもあります。さらには寛解の状態もリウマチなどでは臨床的寛解(炎症反応と自他覚症状の消失)、構造的寛解(関節破壊の構造的抑制)、機能的寛解(身体機能の維持)に基準が分かれています。このように治るという意味の言葉にも、実は色々なパターンがありるのです。
また、痛みが続く腰痛などの慢性疾患は治るというよりは「症状が出なくする」状態を一つのゴールとすることがあります。鍼灸施術で症状をコントロールすることは出来ますがこれを「治る」と言ってしまうと少し語弊があります。しばらくするとまた症状が出てくることもあります。私はよく「温泉」を例に例えてお話することが多いのですが温泉は神経痛やリウマチなどに対して「効果がある」ことが知られていますが一度じゃぼん!と入ればすべて治って病院に行かなくても良くなるわけではない。ということはだれしも想像がつくと思います。
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患についても同じようなことが言えます。なかなか治りづらい疾患なので悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。アトピー性皮膚炎に対して自然成分由来のバームがかゆみを抑える「効果がある」のは事実です。鍼治療もかゆみや炎症を抑える「効果がある」のです。実際に研究論文も多数存在します。★7 しかし医師の治療や現代医学に極端な不信感を持つ人が多いため自然由来のバームや鍼治療またはその他の民間療法に対しとても期待し、またその効果を大げさに感じる人も実際にいるため説明の仕方も非常に難しいと感じます。
また、ぎっくり腰のように急に痛みが出た場合などは筋肉の問題だけではなく骨や神経の問題、実はがんなどの重大な病気が隠れていないか、その後の経過観察を慎重に行う必要もあります。ところが「とにかく今すぐ痛みを取って欲しい」という希望を持つ方はわりと多くいるのです。どうしても患者さんが求めている事と、医療者の重視する視点が違ってきてしまうケースもあるのです。このギャップを埋めるためにはコミュニケーションしかありません。
★6:東京大学医療政策人材養成講座編「医療政策」入門
★7:Positive Effects of Acupuncture on Atopic Dermatitis RezanAkpinar