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でじたる

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手を動かして作られたでじたるな、作品もしくはパイ
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記事一覧

【詩】 ダイナーで昨日と同じメニューからの

【詩】 ダイナーで昨日と同じメニューからの

「おれ」をどうしても使えない男は
「男」も使えない
それがウェイオブライフだろう、
蛍光ネオン管だ(行の先頭にのを挿入)
あのテキサス(!)では 
スーパーマーケットが、走る、雲隠れ
まっすぐすぎる通路がダンボール
自家置きされているカップスープ=(集団)や
蜂蜜が(余裕)の、投げ捨てられている
救済された、正直な「パリ・テキサス!」
荒涼とした草の 漂白されてるよね、まばらな
ベースボールキャッ

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【詩】いろいろな種類たちへ

【詩】いろいろな種類たちへ

テラス席のテーブルで頬杖つきながら
シャンパンを太陽に透かす(フェイク)

本当ですかと昨日から聞こえる
通りを歩く 降ってくる犬
声しかまだな 
綺麗なのかシンジゲートが
もれなきててよ 
「振動の影を1つください。」
「ひゆ、ひゅーいわんれ。」とびだん。
雑踏がマグネット化すれば いのにな
犬が鳴いていない 鏡に映らない
白(32)なんて光(64)ないまま光る
ジョージ&ホライズン(バーチャル

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【詩】ぼっちになる(ワケ)

【詩】ぼっちになる(ワケ)

ダイバーが潜ったのは合唱曲だった
モニュメントを上から見れば
 真ん中にパールがあって、バスが孤を描き
 「本当にパンじゃないのか確認して。」
モニュメントを正面から見れば
 サンドイッチ用のパンを何枚も重ねたものが
 波に洗われるよう 「ならばよし。」
モニュメントを遠くから見れば
 「あれって 爆発したんだよね。」
 (イーストがね。)

比較的しょっちゅう爆発してる
出版がサンドイッチなら

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【詩】 ステンレスが無防備だったから

【詩】 ステンレスが無防備だったから

あの海岸線を歩いたら、きっとリンゴだ。
ありとあらゆるところに影ばかりだ
砂浜は掘削されて。スイカばっかりか
カモ飛んでるか? 雨の中歩きたいアイス
死ねるほどの太陽光。
ブックマークありすぎだからね
眩しすぎだけど。
英語の実情に即した英作文の徹底演習だ
オレンジ(果物)に黄色(人生)の
みんなが凍ったミカンが
物語性と柑橘類のマッシュアップソルト
 「四時間目には昨日より白紙
  四時間目には

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【詩】 ばらばらと忘れてゆく

【詩】 ばらばらと忘れてゆく

バスの音がトラックの音だった 
ガラス窓に反射してる
おとがはいってなにかが
わすれた
空き缶に絡まったコード
なんだかよくわからないもよう
「りょうてをひろげてみ」
なんかささった
そのぶんはみでたわすれた
やっぱりね
でこぼこがしまもよう
ねじくれたコード
ただころがっているだけ
てーにぎった あけはなれたドア
かぜがふきこんで 消しゴムだ
くろだった

水が注がれて泡が2つに別れて

82%

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【詩】 まばらまばらまばら

【詩】 まばらまばらまばら

破れた窓ガラスと生えている草
 徹底した アンチアンコー(ル) 
 近隣住民さえ 数人いるかいないか 
 削除れました (空き地に草が生えている)
 清書されました (重低音のビートが)
 やたらある玉砂利 「空き缶が綺麗さ。」
 (やたら草も生えている) 
 夕食のメニューの延々続くリスト
 痩せた猫、蔦 蔦 蔦
 重低音のビート
 ぐらい 凍らせ具合だ  完璧な
 割れた顔 凍ったものがまった

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【詩】 クリームをクリーミと言い間違えた

【詩】 クリームをクリーミと言い間違えた

キリンのこと 話されても
私の首 長くない ががが
つぶやいてみる と マリトッツォ
「信じられないほど、寂しい気分になる。」
だったらひとくち が
耳を澄まして 空き缶を重ねた 重ねた
しっとり 隙間なく 私の前
ものがあった あったことが 
突発ががが 記述された
彫刻が夏のメニューに カラーでだった
転がるが スタンプされ
rて=’ 「されたんだね。」
どこにと質問される前 飛んだ
誰が? 

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【詩】 本の表紙が黄色

【詩】 本の表紙が黄色

そうだ 薄すぎる葉っぱは
「その前にこのビルだったよね。」
こすられる ニッキが鼻に 名前も知らない 
グルテンフリージャングル(一方通行)
* チープシック(片岡義男 訳)より
世界の民族衣装その買い方
「オランダ
 水平さんの服が魅力的です。
 そして、ノミの市でみつける
 アンティークな服の数々」
一見して服を着た男だとわかると思う
本当にわかんないジャングルジム 
真っ二つに 遊具なのか絵

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【詩】 夏の風物詩をたどればオンラインショップにたどり着く

【詩】 夏の風物詩をたどればオンラインショップにたどり着く

緊張して変換された 生き物たちが
 洗濯物を干す
道幅いっぱいに 広がるって
どうしても駅のプラットフォームに
-------------------------------  行き着く
水をいっぱいにためる
洗濯機を洗浄する液体洗剤を
    注入する
 洗面器を干す
その瞬間のフィギュアを作る
     イメージでデッサンする
扇風機を組み立てる
ラップに包まれた昨日半分に切った
    アッ

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[詩]どうもぎこちない感じ

[詩]どうもぎこちない感じ

「ふらっとしたんだよね。」
「まだまだだけどね。」
「やっぱり駆逐したんだ。」
「新緑だったからね。」

桃が3個数えられた決まっていたことだった

「断絶がつづいたから、それともあれは、」
「あっちのほうで、よろけてた、
 USB接続だから」
「あれからどうしていたの? 」
「気象と群像劇だった。」

キリンはなんとか身を縮めようとしていた

「あれからって、」
「二人同時に喋ってるからちっとも

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【詩】極私的練習帳

【詩】極私的練習帳

ペタペタと貼りまくることにしよう
散歩を描く 都市ガスを描く
「フキサチフ(パステル用)が見える」を描く
シェービングクリームを描く(ウエットで)
真珠のネックレスを数珠つなぎにもっと描く
9描いてばかりいる国もしくは土地9
(9を後で()に変換してください)
「私は酔っ払い、辛子(からし)ガスと
 バラがまじりあったような口臭」
  (p13)(スローターハウス5より抜粋)
「屋根の梁を高く掲げ

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【詩】ありふれてからあふれた

【詩】ありふれてからあふれた

カートヴォネガットだったし
大雨のおそれ、     「町外れの庭。」
血管を叩いて浮かす「それが進歩的かも。」
給食が配られながら、「ら?。」植樹される
「枯れ葉を踏んだら落ちたんだ。」
保守されるケータリングが 「ね?」
眩しく 轟くのか? 「もちっとしてた。」
鍵がガチャガチャする音、
        「テキサスチェンソー?」
淡々と植えられる腕が満開で 
「くるくると走り回る動物だよ。
  

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【詩】よくかき混ぜたほうが美味しい

【詩】よくかき混ぜたほうが美味しい

空のガラス製のタッパーにドリトス
(コーンチップス)だから
私は散歩した、
フォローしたけどとまどったし
あの川幅がどうなるのか寸前で
それは買い物を兼ねていたよう
炭酸部分を感じられなかったけど
斜め横にジャンプするように
アップルパイを半分に切った
夢の中で悪態をつかれ
「丁寧に移し替えたのね」
立ち上がった人が思ってたより
庭の草を刈ったと聞いてすぐ
炭酸水を飲んだ
「サルサ味を移し替えよう

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【詩】断片集は薄く切られたかまぼこに似ている

【詩】断片集は薄く切られたかまぼこに似ている


考える間もなく 
ガスが充満した部屋で
気絶していたが
切実な理由は見つからなかった
目が冷たくなって
ソリッドを忘れかけ
目をつぶったときにだけ
少しずつイヤホンする
少しづつとゆっくりとは違う
今川焼きに戦いを挑もう


転ばぬ先のジャンプ
ノロノロと
北北東の風 
耳を澄まして 
ニードルと砂嵐が 
わけのわからなさを
ペンダントを
いっぺんに切るのだ
古の言葉を召喚したから
それって

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