あらかじめ答えをもって情報収集しよう

本を読む前に「本にどんなことが書いてるか？」
目次を読み、推測してから読み始めていますか？

なにか情報収集する時に、
知りたいことの全体を調べてから
解決策を出そうとしてないですか？

今日は効率よく、
知識をつけたり、なにか問題を解決するときに
便利な仮説をたてる習慣について書きます。

●読書が好きな方
●副業でなにをするか悩んでいる方
●プレゼン資料作成時に、
　調査に多くの時間を費やしている方
●レストランに行く時に、
　混んでる時間帯に予約しないで行っちゃう方

など、いろいろな方に
有効な思考だとおもいます。

この投稿の最後に、仮説の重要性について
「納得できる例」を書きました。
ぜひ最後までお願いします。

【仮説とは】

「こうじゃないか」と正解に近いであろう
答えをあらかじめ推測してもっておくこと

【なぜ仮説が重要か】

結論：時間短縮になるからです

なにか問題が起きた時、
解決をするために「意思決定」をして
早く実行するのが一番大事ですよね？

ぜんぶの情報を収集するのは
時間もかかるし、そもそも不可能。
答えが１つじゃないケースも多いです。

少しの情報をもとに、
最初に仮説を立てて、
ストーリーを考えてみる。

で、やってみて、
合ってるか間違っているか
早く検証できたほうがいいというお話です。

間違っているかな、と思ったら
次の行動に移ればいいので。

わたしは会社員を14年やっていたので
上司からうるさく仮説の重要性を
言われてきましたが、

今回は

・読書を効率的にしたい人
・副業をしたい人

が仮説思考をした場合（しない場合）
どんな感じになるか書きます。

【例：読書に活用する場合】

知識をつけるために
読書をするとします。

本屋にいきました。

本を開いて、目次を読みます。
こういうことが書いて
あるんじゃないかな？

ってちゃんと読んで、
内容まで想像しますか？

ネットで買うんだったら
先に要約サイト（コメント）など見て
内容を想像してから買いますか？

これをやってから読むのと
そうじゃないのとでは明らかに
読むスピードと記憶への定着が違う、という
実感があります。

また単純に、ハズレを引いてしまう
危険性もかなり減るとおもいます。

繰り返してると、
だいたい書いている内容が
目次でわかるようになってきます。

【例：副業選びに活用する場合】

たとえばあなたが会社にお勤めで
スキマ時間で副業したい、と考えます。
その時ににやることを手順にすると
こうなります。

(1) どんな副業があるかを調べる

・アフィリエイトブログ作成
・ネット販売
・YouTube発信
・SNS発信
・なにかのコンサルティング
・不動産オーナー
・飲食ほか店舗経営   etc.

(2) 予算や、稼ぎたい額、もともとの知識の量などを
踏まえてそれなりに目星をつけます。
=> 分析して仮説をたてる！

だいたい、1つか2つに候補を決めたあとが
迷ってしまうので仮説思考が鈍ります

(3) たとえば
ブログ発信を候補にします。
初期費用が少なく、場所も時間も気にせずOK.
最初は大変だけど、続けていると記事が資産になるためです

でも、一方で「それはブログをやめたほうがいい」と
いう人もいます。
そうすると、今度はインフルエンサーの人たちが
どうやってやったのかを調べまくりますよね

(4) 詐欺が多い、競合が多い、収益化まで
時間がかかる、、、
不安になるようなネガティブな意見を目にします

(5) そうすると、次YouTuberは？？？みたいな
思考になって、いろいろな種類の副業を
調べ、そのたびにポジ／ネガの意見を目にします

(6) そうしているうちに
　疲れてしまってやっぱりやらない、になります

(7) ノウハウコレクターの完成

本来は(2)の時点で一度最低限 情報をしらべて
(3)で目星をつけて、(4)のリスクをわかった上で
やってみる、がよかったですよね？

情報を調べることは素晴らしいです。
でも、やらないと結局、
合ってるか間違っているか
検証できません。

いずれにしても、いくつも同時に
実行できませんから、情報収集自体も、
絞ったほうがいいですね。

【さいごに】

仮説を立てるまでは、
最低限の知識は必要です。

ただ、多くの問題では
正解は１つでないですし、
すべての情報を調べてから、
答えを出すのは時間的にも不可能です。

自分の仮説を信じて
一度はやってみましょう。

特に今は超スピード社会でもありますし。

昔、とても流行った刑事ドラマで
「古畑任三郎」というのがありました。

あのドラマって、
最初から犯人を視聴者にバラしてるし、
古畑も犯人の目星をつけた後に
捜査を開始して１時間のドラマの中で
スピード解決しますよね？

仮説のおもしろさを味わうドラマです。
アレが今回の例にすばらしい一例です。

今日もありがとうございまいた。