アメリカの例で考える 体育の役割ってなんだ?
いま
「脳を鍛えるには運動しかない」
を読んでいます。
運動を習慣にしていることもあり
かなり興味深い知識が満載です!
あなたにも運動を習慣にしてほしいので
今日は本の中から一例を紹介します。
昨日、朝のつぶやきで
以下のようなものを投稿しましたが、
教育(体育)と運動によって
身体、魂(心)、知識を
連動して向上させようという話です。
アメリカの実例です。
一般的には
国語・算数・理科・社会・英語は ”頭を鍛える教科”
体育は ”身体を鍛える” とわけて考えている
イメージですが、
体育で 運動をすることで
学業成績アップも、
さらに社会性(魂=心)も
同時に身につけられる!
ということが書かれています。
※わたしは体育教師ではありません。
ただの本の紹介、感想だということを
ご了承のうえ読んで頂ければとおもいます。
【どんな実例?なにがいい?】
肥満の子をなくすために
尽力した先生たちの取り組みとして
イリノイ州のネーパーヴィルエリアの
実例が載っています。
(実にアメリカらしい例ですが)
肥満気味で、成績が良くない子たちが
運動を通して前向きになった様子が
細かく書かれています。
運動の機能は有酸素運動をすると、
注意力にかかわるニューロンが発達し、
失敗から学ぶ機能も向上するようです。
また体育の授業そのものを
デザインしなおした例が書かれています。
みんなで同じ種目を無理やりさせるよりは
それぞれの生徒の興味にあった
種目を18種目の中から選べるようにして
選んだ者同士がパートナーを組んで
楽しめるようにすることで社会性も
身につけたという実例です。
【体育に関する個人的な思い出】
わたしは大人になってから
ランニングやら筋トレやら運動を
するようになりました。
もともと運動は苦手で
今でも 球技は全くできません。
(ドンくさい)
当然 ドッジボールで得意な子が
チーム分けじゃんけんをすれば、
わたしが選ばれるのはいつも最後。
小学校の頃は 受験勉強のストレスで
太っていたこともあり
運動会の徒競走などはズル休みしたいと
毎回思っていた子供でした。
なので学校の体育の成績も
良くなかった記憶があります。
率直に好きじゃなかったです。
子供同士の間で、
”あいつは野球がうまいから同じチームになりたい”
などのヒエラルキーが出来上がるのは
ある意味仕方ないのですが、
学校の体育では
「努力」を評価して欲しいと
思っていましたし、
今おもうと
"なぜ体育が大事か?"
ということに関しては、
”成長期に体を強くしよう”
ということぐらいで、
どちらかという
・とび箱を何段跳べるか?とか
・50mを何秒で走れるか?
・なわとびで二重跳びや交差跳びが
できるようになるか?
など種目ごとの達成目標ありきで
授業が組まれていました。
努力して目標を達成する大事さを
教えたかったのかもしれませんが
そうだとしても上手い子が
成績上位だったのは否めません。
それよりも
”学校で嫌ことがあっても
運動するだけで気分が良くなるぞ。”
”夜もよく眠れるから、
気分も良くなるし、
脳が働くから勉強もできるようになるぞ!”
”みんなが憧れる起業家の多くは
記憶力が上がったり、
体型もスリムになってモテるから
あきらかに運動を習慣にしてるぞ”
”キミの脳みそ
(それ以外の心配機能などでも)は
運動でこれだけ(具体的な数値)で
向上したぞ”
ということを過去の実験結果や
自分の数値を見ながら教えてもらったら
もっと楽しめるかな?と思いました。
【まとめ】
既存の学校に対する悪く
いうつもりはないのですが
体育の大事な役割の定義は
体を動かしながら
いいライフスタイルを科学的に学ぶ
かなと感じました。
運動のある種目ができるか
否かの○Xよりも、いい運動習慣を
身につけて健康でいる意味を
教えるほうが大事かと。
いまは昔よりもさらに不確実な
世の中じゃないですか?
受験、親の離婚、経済格差、
いい大学出て、大企業に入っても
リストラがある、etc.
ウェルビーイングという概念も
しきりに叫ばれています。
体育嫌いを減らして、
運動して、脳も身体も鍛え、
健康に生きる子供が増えたらいいな、
と思います。
もちろん我々オトナもですね!
元気なオトナが必要です。
私と同じ運動が苦手なあなた!は
まずは1人からでいいと思います。
運動を習慣にしてください!!
今日も最後までありがとうございました。
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