汗っかきの夏 コンプレックスの夏
いきなりですが、みなさんにはコンプレックスはありますか?
僕は異常な汗っかき(多汗症)がコンプレックスです。
あと薄毛にも悩んでます。
やっと夏の終わりが近づいてきて涼しさを感じるようになって、少しだけ気持ちが楽になっていますが、真夏は本当にひどかったです。
汗をかきすぎるというコンプレックスが、毎年起きる真夏のメンタル不調の原因だったかもしれません。
◆どれくらい汗かくの?
子どもの頃から汗かきでした。
学生時代バスケ部の練習で使うタオルは友達が1枚で済んでるのに対して僕は10枚を全部びしょびしょにしてました。
僕の場合は頭からの汗が尋常じゃなくて、ちょっと動いただけでも滝のように汗が顔や首をつたっていきます。
少しでも放っておくと顎から汗が垂れています。
飲食店で働いてたとき、ポケットに入れたハンカチタオルはいつも汗でびしょびしょでした。汗を拭きながらの仕事は不衛生ですし、大量の滝汗を流しながら接客するのは辛かったです。(見てる方も不快ですよね)
ある年の2月には、マッチングアプリで初めて会う女性とHARBS(ケーキ屋さん)に行きました。外は寒いけど店内は暖房がよく効いていて、程なくして額から滝汗をかき始めた僕に「大丈夫ですか?」と聞く彼女。僕はトイレに駆け込んでニットの下に重ね着したシャツを脱いで戻りましたが、ケーキはすでに届いていて一人随分待たせてしまいました。
会社に行くだけで汗だくになったり、汗を気にして拭いていると仕事も集中できなかったり、夏は汗染みがひどいから黒か白の服しか着れなかったり、汗で髪が束になって余計に薄く見えたり、汗をかきすぎることは生活や仕事にも支障をきたします。
◆汗っかきの自己評価
汗っかきなことをもしも気にしない自分であったら、こんなに辛くもないし見た目の悪い自分を否定することもなかったでしょう。
でも現状は、汗をかきすぎる自分が本当に嫌で、汗で醜くなった自分を人に見られることが本当にストレスなのです。
こんなに汗をかかなかったら、夏にもおしゃれを楽しんだり、真夏にも帽子をかぶって旅行に行けたり、真冬以外でスーツを着たとしても人前にも堂々と立てるんじゃないかと思っています。
それくらい汗をかくことや汗をかいて人の目に触れることにめちゃくちゃストレスを感じているし、汗をかく自分が好きになれません。
◆コンプレックスの夏
夏はどうしたって汗をかきます。
厳密に言うと4月から12月くらいまでは異常な汗に毎日ストレスを感じています。
そして汗をかく自分を肯定できない僕は、汗をかく度に不快感を感じ、人に見られることにさらにストレスを感じ、自分の見た目を恥じて憂鬱な気分になります。
異常な汗かきというコンプレックスを強く感じさせられる夏は、毎日必ず自己肯定感が下がる要素を抱えて過ごすわけなのでどうしてもメンタルが不安定になってしまいます。
◆“そんな自分”を受け入れられたなら
「そんなの気にしすぎだよ」
何十回も言われてきました。
「別に誰も気にしてないよ」
笑って言われます。
(一度もこの状態になったことないのに簡単に言うな!!!)
何回も心の中で叫んできました。
本当にただ気にしすぎていて、誰も気にしていないのかもしれませんけどね。
もしも汗を大量にかくことを気にしないで日々過ごせたら…と思いますが、その境地にはなかなか立てません。
汗をかく自分は変わらなくても、「そういえば昔はそんなこと気にしてたなぁ〜」なんて言える日がいつか来るといいです。
そのときには今より少しは自分のことを好きでいられてるでしょう。
◆◆◆
今日は僕のコンプレックスについてお話ししました。
みなさんはコンプレックスに対して何か対処したり、気持ちの向き合い方など工夫はされてますでしょうか。
もしくは「今はもう気にならなくなったよ」ということもあるかもしれませんね。
よかったらコメント欄で教えてください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました*
季節の変わり目ですのでどうぞご自愛ください。
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