【僕のスマホ活用アイデア#9】スマホひとつでコンビニがプリンターに?!ペーパーレス時代の印刷の新常識
連載「僕のスマホ活用アイデア」では、具体的な活用方法が知りたいという方向けに、僕の原体験に基づいた活用事例を紹介しています。
僕の「スマホ活用術」の考え方についてはこちらを参照。
今回は、スマホを活用して全国のコンビニがプリンター代わりにする方法を紹介します。
スマホが普及してIT化が進んだ現代でも、印刷して提出する機会はあると思います。
せどりや物販事業をやっていて、納品書を発行する場合など、仕事で日常で印刷する人は、プリンターを購入するのもやむを得ないと思いますが、
それ以外の多くの人にとって、プリンターを購入して、インク代を購入し続けるのって、コスパが悪いですよね。
でもご安心ください。
スマホさえあれば、日本中のコンビニをプリンターにできます。
早速、その方法を紹介しますね。
コンビニのマルチコピー機の革新的な機能
コンビニのマルチコピー機、ただのコピー機だと思っていませんか?
実は、コピーだけでなく、PDFファイルを印刷したり、写真を印刷したり、住民票を発行したりといろんなことができるんです。
今回紹介するスマホで印刷する方法は、このうち「ネットプリント機能」を活用したものになります。
ネットプリント機能とは、インターネット経由でファイルをアップロードし、コンビニのマルチコピー機で印刷できる機能のことです。
USBメモリーなどの物理的なメディアに保存して持ち運ぶ必要がなく、あらかじめオンライン上にPDF資料をアップロードして、受け取った受付番号とパスワードを入力するだけで、手軽に印刷を行うことができます。
ネットプリントの多様な利用方法
ネットプリントサービスは、パソコンやアプリから利用可能です。
利用サービスは、セブンイレブンかそれ以外で異なりますので、以下のURLを参照ください。
このサイト上やアプリ上でファイルをアップロードすると、受付番号・パスワードが発行されます。この番号とパスワードを入力するだけで、印刷することができます。
また最近だとQRコードも発行され、QRコードをマルチコピー機にかざすだけで印刷できる店舗もあり、より気軽に印刷を利用しやすくなりました。
さらにアプリをいれなくても、LINEを通じてファイルの登録が可能であり、スマホの中のPDFをLINEの専用アカウントに送るだけで、印刷が可能になります。例えば、LINEを通じて送られてきたPDF資料をわざわざパソコンに保存してから印刷する必要はなく、そのまま専用アカウントに転送してコンビニに立ち寄れば印刷できるので、めちゃくちゃ便利です。
料金体制とコストパフォーマンス
ネットプリントを利用すると、通常のコピー代と比べて印刷費用が2倍になりますが、
自宅やオフィスでプリンターを持つ場合の初期費用やインク代と比較すると、依然としてリーズナブルな選択肢です。
初期費用は1〜3万円、インク代で月数千円かかるとすると、1枚あたり白黒20円(カラー60円)で済むので、毎日のように印刷しない人にとっては、最善の選択肢と言えそうです。
一方で物販事業者など日々何かしらの印刷する人はプリンターを持った方がいいと思いますが、
ペーパーレス推進の今の時代、印刷する場面に出くわしたら、それが必要かどうか吟味してみてもいいかもしれませんね。
自分の中では「印刷しなきゃいけない」と思っていることでも、お客さんは意外とそうでもなかったりすると思いますので。
現代はIT化が進み、画面の中で完結することが多くなってきましたが、
印刷して提出する機会が訪れても、スマホさえあれば、日本中どこでもスマホ一つでコンビニを自分のプリンターに変えることができるので、
プリンターを持つ必要はありません。
さらに毎回数十円払うことで、印刷をなるべく抑えようという抑止力にもなり、
お財布にも地球にも優しくなりますね。
少しでも参考になれば幸いです。