【館シリーズ/綾辻行人】~本格ミステリを全巻読んでみた~
出会えてよかったと思える作品の数々だった。
おかげで、おうち時間を楽しめました。
これから読もう、読みたいとと思っている方に、参考になればとネタバレなしでご紹介します。
この「館シリーズ」のいいところは全巻、驚き、読みやすさ、高揚感が揃っているところです。
毎回、予想を上回る結末に驚かされ、ストーリー、人物像がわかりやすく描写されているので内容がわかりやすく読みやすい。
そして、ひょっとしたら実際にそんなこともあるのかもしれないという都市伝説的なものが物語の基礎にあり、それが作品に厚みを持たせ高揚感を感じさせてくれます。
読んでいて、次が知りたくなって読むのがやめられなくなる。
#暇つぶしで読み始めたが最後次は暇が欲しくなる
いいところばかり紹介しましたが、1つ気になるところも。
それは、結論をなかなか言わないというひっぱりがあります。
#RG感満載
これは先を知りたいという好奇心をくすぐる点ではいいのですが、若干、気になる場面もありました。
注意事項
現在、「館シリーズ」は9作発売されています。
#10作目で完結
まず、読む順番としては、1作目から順に読むことをおすすめします。
それは、過去の作品のことが書かれていることがあるからです。
勿論、お好きなものから読んも楽しめますが、順番どおりに読むことで、なおさら、楽しめます。
#10倍おもしろくなる
私のおすすめの買い方として、まずは、1作目の「十角館の殺人」を読んで気に入ったなら、次は、2作目「水車館の殺人」、3作目「迷路館の殺人」をセットで買うです。
なぜ、セットで買うかと言いますと、「迷路館の殺人」は僕のランキング2位だからです(笑)
3作目を読んだら、もうその頃には虜になっていると思うので、後は順番どおりに読んで頂ければいいと思います。
私のお気に入りの3作品は次の通りです。
1位 「暗黒館の殺人」全4巻
2位 「迷路館の殺人」
3位 「十角館の殺人」
これは無理矢理につけた順位なのでどの作品もおもしろかったです。
個々の作品に関することは、note内のこちらで書いていますので気になりましたらこちらも読んでください。
もし、暇つぶしにミステリを読もうかとお考えでしたら、まずは、「十角館の殺人」から読んでみてはどうでしょうか?
こちらの作品は、綾辻行人氏のデビュー作品で、累計発行部数100万部を記録する名作です。
10作目が発売されるの首を長くして待ちたいと思います。
それでは、いい1日を。
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