#3【弘中綾香】純度100%エッセイ読んでみた
おはようございます。健悟です。
急ではありますが、みなさん”純度何%”くらいで遊んだり、仕事したりしていますか?
純度・・品質の純粋さの度合い。 (goo国語辞典参照)
遊びのときのぼくの純度は70%、仕事のときのぼくは40%くらいの純度で自分をさらけ出しています。
純度が高ければ高いほど、素の状態ですが、純度100%で、何もかも自分が思ったこと言い、思ったことを行動できるひとは、ほぼいないのではないでしょうか。
例えば、家にいるときはめっちゃ静かなのに、外出たらめっちゃテンション高い。
実は結構部屋とか汚いけど、友達にはきれい好きと公言する。
あげたらキリがないが、要するにぼくが言いたいのは、誰しも純度100%で生きていないということです。
そんな純度を”文章という形式”をとって、100%で表現した本をこの後、紹介していきたいと思います!
今回紹介する本は「好きな女性アナウンサーランキング」2連覇を果たし、バラエティー番組でも大活躍の弘中綾香さんの「弘中綾香の純度100%」です。
山里亮太さん、田中みな実さん、弘中綾香さんがレギュラー出演されているテレビ朝日の番組「あざとくて何が悪いの?」の大ファンで、
そこで弘中さんのエッセイが発売することを知り、購入しました。
ぼく自身、女性のエッセイをほとんど読んだことなかったため、とても新鮮な内容でした。
そんな「弘中綾香の純度100%」で気になった箇所を紹介していこうと思います。
① いいんです。人の期待に応えなくて。
”期待”というのはモチベーションになることもある。
「期待しているからな!」
こんなことを言われたら、誰だって「よしがんばろう!」となると思います。
しかし、辛い側面もあるのも事実。
つまり、誰かの期待に応えようとしすぎると、良く見せようとするばかりに、見栄を張って、本当の自分とは離れてしまうこともあります。
”誰かの理想とする自分”を超えないといけないプレッシャーがあり、ふと自分が何者であるか見失うときもあるでしょう。
「いいんです。人の期待に応えなくて」
そのままの自分でいいよと言ってあげてください。
期待とは身勝手。
勝手に期待値をあげないでください。
強がって”嘘の自分”になるので。
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② 井の中の蛙ちゃん。いざ大海へ!
「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」
このアインシュタインの言葉を、弘中さんが知り、弘中さんからぼくが教わりました。
このエッセイの中でも印象に残っている場面です。
自分が過ごしてきた環境や、周りにいる人との出会いなど
そういった人生観はもう”根っから”強く生えている。
だから、自分が考えていることが正しい、それ以外は間違い
そんなことを知らず、”自分の価値観を相手に押しつけてしまう”ことなんて往々にしてある。
それでは人間関係もうまくいかないし、自分の”可能性を狭めてしまう”要因にだってなり得ます。
”井の中の蛙・蛙ちゃんよ、いまこそ大海に飛び出すのだ!”
大海には色んな生き物がいて、苦しいことも多いだろうし、
自分の人生を否定的に見てしまうかもしれない。
しかし、”全く違う価値観・考え方”に触れていれば、
自分の価値観・考え方にも何かしらの影響があり、
18歳までの偏見コレクションが徐々になくなっていくと思います。
生きる上で大切なことに巡り合うのは間違いないと個人的に感じます。
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③ 空が青い、と同じような感覚。
この言葉は弘中さんがインドに行ってきた際に感じたことです。
インドという国は多民族・多言語・多宗教が入り混じっている。
隣の人と身なりが違うこと、文化が違うこと、考え方が違うのも普通。
おそらくこの国の人たちは空が青い、と同じような感覚で受け入れている。
これを読んだ時に思ったことは、”日本とは違う”ということです。
日本という国は、マジョリティとは違うマイノリティを見つけると排除するイメージがあります。
例えば、学校。
人と違う意見を言うと、いじめられたり、ちょっと人と身なりが違うだけで、からかわれたりもする。
夢を追いかけている人を批判する感じにも似ているかもしれない。
”夢ってキラキラしていて、一般の人からしたらあまりにも眩しい”
「自分は夢なんてとうの昔に諦めたのに、なんであいつはいまだに夢を追いかけているんだ」
そういうマイノリティを見つけると、マジョリティはどこか批判したくなる。
”嫉妬・羨望からくる批判”っていうのをどこかで聞きました。
マイノリティを排除するのではなく、”許容する世の中”になってくれればと感じました。
ちょっとインド行ってみたいな~
こんな感じで弘中綾香さんの「弘中綾香の純度100%」を紹介させていただきました。
ぼく自身、弘中さんがこのような人だとは思わなくて、
テレビで見る弘中さんは純度が低かったなと感じました。
気負いすることなく読めるエッセイとなっています。
是非読んでみてはいかがでしょうか。
2021年4月18日 健悟
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