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うつヌケ!サウナでゲンキ!#1

はじめに

 この記事にふらっと寄ってくださってありがとうございます。あなたとわたしは運命ですね。(いきなり何を言うんですかって思わないでね)
 この記事はタイトル通り!サウナとうつヌケをテーマにした体験談を綴っていこうとはじめてみました。いつか本になったらいいなぁ・・・。なんちゃっての希望的な思いが招くことを信じて、少しでも多くのうつ病をこじらせている方やうつっぽいかも?という方に届いてほしいです。
 サウナがうつ病に効くの?と思う方もいるかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第かもしれませんが、少なくとも健康増進の観点からは、とてつもなく良いのものではないかと確信しています。
 近年では、科学的に証明しようと研究されている医療従事者や学会関係者もいまして、いくつかの参考文献にサウナに関する著書なども紹介しながら、サウナの効果、効能について紹介していきたいと思います。
 そして!うつ病という「人生の地獄の夏休み」(わたしの呼び方)を体験したことなどから得た教訓などからもアドバイスができたらいいなと思っていますので、気兼ねなくお付き合いいただければ幸いです。
 まず、今この瞬間、あなたは生きている。生きたいと思っている。助けを求めている。読めるときにゆっくり、お湯につかりながらでも湯っくりしながら、好きな時に読み進めてくださるとうれしいです。
 本当にありがとうございます。

サウナとの出会い

妻のススメとハラスメント!?

 私がサウナと出会ったのは、妻のススメと会社のサウナハラスメント(先輩にいいから入ってみろと強引に)でした。(笑)いきなりハラスメントかよ!と思う方もいらっしゃるかと思います。びっくりさせてしまったらごめんなさい。刺激が強い表現だったかもしれませんね。
 実は仕事で出張が多く、宿泊先の大浴場にサウナがあるものなら先輩たちは大喜びでサウナに入っていたのを、私はサウナの嫌ーなイメージで敬遠していました。
 サウナのイメージってあまり良くないですよね。某アニメの精神と時の部屋のような、リラクゼーションとは思えないですし、どうしてわざわざ熱い部屋に入って、熱さに耐えて、そのあとにキンキンになる水風呂にザップン!って入って、何が良いのかわけが分からない世界でした。
 ある日の休日、子どもの見守りを交代ですることになり、妻が先に温泉に入ってきたいということになりました。妻はいつも子育てでほぼワンオペなので、たまにはお風呂に浸かって湯っくりしておいでと送り出したことがきっかけでした。
 妻が帰ってくると、「とてもすっきりした―、ありがとう」と清々しい表情で、サウナに入ってみたらすごく良かったよと話し出したのです。その話を聴いて私はびっくりしました。「だっていつも先輩達のサウナの話を聴いて熱そうで無理―って言ってたじゃない?」「なんで入れたの?」「のぼせやすいとか言っていたよね?」などなど。
 妻はもともと岩盤浴やホットヨガなど、熱すぎない程度の温度で暖かく汗をかくことが好きで、付き合っていた時にも岩盤浴デートをした時の話を思い出して話してくれたり、たまたまその日に入ったサウナの温度が低めだったのか、長めにサウナに入れたことを話し始めました。
 「パパも入ってみたら?」
 「また、出張の時にサウナ入ることになるんだから、今から練習にもなるしさ。」
 「う、うん。わかった。チャレンジしてみる」という単純な会話でサウナに行くことに。

師匠はユーチューブ

 妻のススメでサウナに行くことになったわけですが、どうやったら快く、そして気持ち良くサウナに入れるのか。最近はなんでもユーチューブが教えてくれます。早速、サウナの入り方を検索して動画を見てからサウナに行くことにしました。
 動画を見ていくこと約10分。

 !?

 会社の先輩たちは、この通りに入っていたのか!!!!って思いました。サウナの入り方動画なんてあったことにびっくりもしましたが、この動画に早く出会っていれば良かったと人生を損した気分になりました。
 あくまで記憶している動画の内容で整理すると、
  サウナの初めて入る方へ
  まずは無理しないで汗をかくこと。
  サウナに入る前にしっかり体を洗うこと。
  カラダを洗ったら、十分にお風呂でカラダを温めること。
  カラダが温まったら、さぁサウナ!
  サウナ室に入る前に、カラダの水分は必ずふき取ること。
  最初は3分目標に。それから徐々に長くすればいい。
  水風呂も無理に入らない。入る前には汗を流してから入ること。
  そのあとが待ちに待った外気浴。
  椅子に座って心拍が落ち着くまで休むこと。
  サウナと水風呂と外気浴の比率は4:1:5
  この流れを3セットすることがオススメ。    とのことでした。

 ふむふむ、なるほど、なるほど。動画の内容はとても分かりやすかったし、早速試してみたいと思える内容でした。そして、その動画の中で初めて「ととのう」という言葉を知ることになりました。

さぁ!はじめてのサウナ!はじめてのサウナを産湯と呼ぶそうな

 さぁ、サウナに入る準備は「整い」ました。(まだ、ひらがな表記にはなりません)後から知ることになるのですが、サウナの知識を学んで初めてサウナに入った入浴施設を産湯(うぶゆ)というのだそうです。
 あなたの産湯はどこですか?という質問は、サウナ愛好家(今後はサウナーと書きます)の間ではあるあるのコミュニケーションです。関連してホーム(いつも通っているサウナ)はどこですか?という質問も同じくサウナーあるあるの会話になります。私の地元は温泉のあるまちで、温泉街で産湯を迎え、普段は銭湯のサウナに通っています。というわけで、「産湯は〇〇温泉の〇〇ホテルの日帰り入浴でした。ホームは〇〇の銭湯に通っていますよ。」といった会話がサウナー同士では成立します。

 さて、産湯の話はこのぐらいにして、脱衣場で脱衣をして、浴場に入りました。まずは体を良く洗うことです。これはサウナーの間ではカラダを清めると言います。ユーチューブ師匠の教えをしっかり守って、まずは頭を洗って、次に体もゴシゴシ。カラダを清めたら・・・。カラダを温めようだった。熱めのお風呂でゆっくり温まって、体の水滴をふき取りサウナ室へ。
 【うっ・・・。やっぱり熱いなぁ。】こころの声。
 まわりを見渡すと、【やっぱりみんな修行しているじゃないですかぁ。】まっ、でも師匠(ユーチューブ師匠)の言う通りに、まずは無理せず黙浴だ!と思って、サウナ室の時計を確認して目を閉じました。サウナ室の時計は12分計となっていて、1分すぎると数字が進むようになっています。針が1のところ(普段は5分と読むますが)から4になるところまでがんばろうと思いました。【以外に入れるものだなぁ】【タオルを顔にぐるぐる巻きにして忍者みたいになっている人もいるけどなんなんだ?】【帽子をかぶっている人もいたなぁ。あれはなんなんだ?】【すぐに汗が出てきた!やっぱり先に体を温めていたからなのか?・・・。】
 あっ!あっという間に3分たった!さぁ出よう!
 水風呂に入る前に汗を流すだったよね。【うーーーーっ!冷たい!】さぁ水風呂に入ろう!【う”ーーーーーーーーーーっ!やっぱり冷たい!】と思っていたら、あれ?なんだかぬるくなってきた。あれ?冷たさを感じなくなった。(後に知ることになるのだが、この現象を羽衣というらしい。カラダの熱で表面の水温が温められ、ぬるい水温の層ができる現象になる。)以外に水風呂にも入れるなぁ。ようし!もうそろそろいいだろう。次は休憩の外気浴だ!外の露天風呂の周りにイスがあるぞ。そこで休むことにしよう。
 【あー、これが1セットかぁ。ちゃんとカラダを温めてゆっくり入ればちゃんとサウナに入れるし、水風呂もいけるじゃん!】【なんか楽しくなってきたが、なんだ?意識が遠のくー。】いつの間にかぼーっとしてしまっていたら、なんだか頭の中がすっきり!【うぉー!これがまだよくわからないがととのうというやつなのか?】と、まぁこんな調子で3セットが無事に終わりました。
 こうして自宅に戻り、私の産湯の報告。そしてその日からサウナの効果が次々と現れ始めました。

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ken ken (自称ととのえ隊長)
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