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『スマホ断ち』を読んで、スマホ依存を克服することを決意
こんばんは。
ここは前回の3日前に書いた記事の続きです。
キャサリン・プライス著の『スマホ断ち――30日間でスマホ依存から抜け出す方法』を読了したのを機に、改めてデジタル・デトックスについて書こうと思い至った記事になります。
レビューも兼ねていますが、本を読んだ上で私なりに考えた、デジタル・デトックスした行動を書きます。
どんな方がここを読んでくれているんでしょうか。「スマホから離れたほうがいいと思っているけど、離れられなくて悩んでいる方」なのか、はたまた「単に気になるタイトルだったからタップしたという方」なのかもしれませんね。
いずれにせよ、スマホ依存に興味を持ってくれたんだと思うので、ふんだんにそのことについて書きます。よろしくお願いします。
なぜスマホ断ちする必要があるのか
まずスマホ断ちの定義と、なぜスマホ断ちする必要があるのかについて、書いていこうと思います。
スマホ断ちの定義は、本書の言葉を参考に述べるなら、いうなれば「スマホをボスからツールにする」ということです。
誤解しないで欲しいんですが、私が言いたいのは、スマホは害悪しかないから解約しようとか、スマホをハンマーで叩き割ろうとか、そういうことではありません。
スマホは大変便利な電子機器です。ですが依存しすぎてスマホに操られるのではなく、便利な道具(ツール)として、適度に付き合っていこうということなんです。
完全に縁を切る必要はありませんし、うまく使えば便利であることに間違いはありません。
単に「スマホに時間を取られすぎて気が散るのを防ごう」という単純な話です。
私は気づけは「スマホをスクロールしながら何時間も経っていて、正気に返ったら午前様になっていた」ということがよくあります。
こうなれば寝不足になりますし、生活に支障が出てきます。
なのでスマホ断ちする必要がありました。
他にもデジタル・デトックスするきっかけになった出来事があるんですが、それは3日前に書いた記事にあります。大変印象に残る出来事だったので、思わず書いていました。
スマホに機能を集約しすぎないほうがいい理由
本書では主に、スマホ依存から脱却するための具体的な方法として、数々の効果的なメソッドが書かれていますが、いくつかをざっくり要約します。
スマホを体から物理的に離すこと(就寝時に布団に持ち込まない等)と、スマホにSNSのアプリを入れないこと(ブラウザからログインするよう仕向け、手間がかかるようにする等)と、スマホに機能を集約しすぎないこと(代替が利く機能はスマホではない手段を使う等)が紹介されていました。
一番目と二番目はわかるけど、三番目は何ででしょうか。
例えば、電卓はスマホアプリを使わずに本物の電卓を使うとか、メモはメモアプリを使わずに紙とペンで書くとか、分からない単語があったらインターネットの辞書サイトで検索せずに紙の辞書を引くとか、ニュースはニュース受信アプリを見ずに新聞を読むとかですね。
驚くなかれ、スマホがあればすべてできてしまうこれらの行為を、わざわざアナログに近い道具に頼ってはどうか、というものなのです。
何を不便なことを言っているのかとお思いでしょうが、スマホにはいくつかの問題もあります。
ニュースサイトを見ていたのに、いつの間にかX(ツイッター)を見ていた、ってことはありませんでしたか?
あるいは、そこからツイッターを見ていたら、更にいつの間にかYouTubeを見て数時間経っていた、なんてことになりませんでしたか?
これがスマホの問題点です。
際限なくありとあらゆる情報を知れてしまうので、いつやめるかというやめ時がないんです。
良い面がそのまま悪い面になってしまうんですね。
その点、スマホ以外のそれしかできない道具には、脇道にそれる恐れがないので、そのやりたい行為そのものにだけ集中できる、というメリットがあるのです。
これだけスマホがあれこれ機能を集約していても、デジカメは製造されていますし、新聞は発行されていますし、ラジオ機器が売られています。
どんな形であれ、必要としている人が世の中にいるんですね。スマホは便利なツールですが、それでも別の機能に特化した道具というのは世の中から消えることはありません。
スマホがなくては何もできない状態というのも、それはそれで問題です。肌身はなざす持ち歩かないと落ち着かない状態というのは、もはやスマホが自分自身である状態とも言えるかも知れません。
他の道具を試してみるのも、新たな発見があるかも知れません。
本書を読んだ感想
暇になればとりあえずスマホに手を出す癖が、いつの間にか自分についていたことに、気付かされた本でした。
私は完全なるスマホ依存症です。
ですが数時間スマホのディスプレイを眺めていたことに気づいて、ふとあることに思い至りました。
「あれ? これが私の本当にやりたいことだろうか?」と。
スマホ依存になるのは当然のことで、人間の生態に詳しい専門家が開発に関わっていて「意図的に依存するように仕向けられてスマホやアプリが作られている」ということが載っていましたが、納得のいく話でした。
そしてその開発に関わった肝の、スティーブ・ジョブズのような代表者たちは、自分の子供たちには無闇に自社製品を使わせないようにしているという現実も、なんと皮肉なことでしょうか。
私は家にパソコンがあるので、スマホに依存はそんなにしていないつもりでしたが、パソコンは家に置いているし、ノートパソコンもあるにはあるが高価なので無闇に持って歩かないようにしています。
その代わりにスマホに依存していたようです。
小型のパソコンですね、もはや。どこにでも持っていけるパソコン。こうなってくると、依存するのも無理はありません。
繰り返し書きますが、スマホはうまく使えば便利なツールです。
ただし生活をこれに支配されて、機械に使われてしまってはおしまいです。
スマホ依存はほぼインターネット依存と同義のような気がしますが、そこまでインターネットを見続けていたら、身の周りのことが後回しになってしまいますし、身近な人との大切な交流ができなくなってしまいます。
インターネット依存だけならまだしも、加えてスマホには、あれを見ろこれを見ろと通知が飛んできます。これがとんでもなく集中力を削ぎます。便利である反面、とてもやっかいなツールです。
私はほぼいらない通知は切りました。本当に必要な通知しか来ないようにしています。あと、通知音もオフにしています。なんならマナーモードのバイブも切っています。これだけでも、だいぶ気が楽になりました。
日頃からスマホばかり見ていないか、振り返る機会になって本当に良かったと思っています。一旦冷静になれた気がします。
あくまで道具として使いこなせたらなと思います。
読了して予習はしましたが、本書のスマホ断ちメソッドは、プログラムが月曜日から数えて30日間で完了する予定になっているので、私もそれに習って、来週の月曜日(明後日)からプログラムを始めたいと思っています。
30日後、私はどうなっているでしょうか。また記事を新たに書いて、進捗を報告したいと思います。
本当に困っているので本気でやります。よろしくお願いします。
まずツイッターをやめることにした
私は3日前の記事でツイッターをやめるか考え中でしたが、結局やめることにしました。
二月末にアカウントを消す予定です。本アカウントもサブアカウントも消しますので、完全に引退することになります。
付き合いのある方々もいたので、突然消すのはやめました。期間を開けたのは、一ヶ月ぐらい経てばツイッターをやめるということも周知できるだろうと思ったからです。気になる方はプロフィールを見るでしょうから、ポストを固定表示にしてあります。
もうやめるのは決定事項なので、変える気はありません。
やめる理由は色々ありますが、元々「始めから情熱がなかった」というのが一番の理由かもしれません。
あと、いいことでバズってる人を見るのはいいんですが、うかつに誰かが発言したことを晒し上げて、見世物にしようとして悪意をもって炎上させる人たちを見て、嫌気が差したからです。
自分の生活に集中したいと思いました。
noteで長い記事を書くのは好きです。これはこれで、ツイッターとは別の技術がいるんですけどね。未熟ながら頑張りたいと思います。
ひとまずやっかいな、注意力を削ぎ落とす大物が断捨離できそうなので、ここ数日穏やかに過ごせています。
納得のいく理想の生活に近づけるため、なんとか頑張っていきたいと思います。幸せに少しでも近づけるための惜しみない努力をしたいです。
スマホ依存克服の進捗はまた報告します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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