メインでたしなむちまきの力
こんにちは。
今日も食日記ご覧いただきまして、ありがとうございます。
今朝は見事に遅刻をかましそうになりまして、人生でもそうない遅刻ギリギリという心臓ぶっ飛びシチュエーションに大変驚きましたことを報告いたします。
いやー、焦りますねー。
基本的に、出勤前1時間30分前起床がルーティンな僕にとって、出勤時刻に目が覚めるなんて、間に合うはずがないのでは、となったわけですが。
筋トレに朝食、このNOTEを投稿することを一旦省くと間に合ってしまうようです(そうはいっても5分前着)。
ではでは、今日の食日記。お楽しみください。
今日の食日記
中華料理と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
僕はこの食日記を始めた頃からずっと変わらず餃子が大好きで、変わることのない圧倒的な王座に君臨しているのだが。
中華には追いつけないほどのラインナップと奥深い世界が広がっていて、まだ見ぬ中華は多分に広がっているんだろうなと想像すると、壮大な中国の国土を思い出す(北京料理に四川料理、山東料理、南京料理と中華料理といってもそもそも4分類あるのだから、それはそのはずだ)。
そんななか、中華料理と聞いて餃子と同じくらいぽっと頭に浮かんでくるのは、ちまきだ(中華街にいくと餃子や角煮マンと並んでちまきが当たり前のようにあるから面白い。ファミリーマートでも置いてくれないかなーと切実に願っているのだが)。
多くの人はちまきにどんなイメージを持っているだろうか。
友人とご飯に行く際は、大抵周りの気分に合わせることが多い。
餃子はもちろんのこと炒飯に麺類にエビチリなどの定番が多くって。
ちまきが上がることはそうないのがいつも心残りでお店を出る時切ない気持ちになる時さえある(どれだけのちまきラバーかって。あのもちもち食感を食べると抜け出せなくなる。コクのある味が染み込んだあの味わい。たまらん)。
そんなちまきはサブじゃなくってメインで食べてもらいたい。
今日くらい炒飯じゃなくていいという気分の時に。
ちまきの名店は新橋駅にあった。
しかも露店じゃない。雑居ビルのどことなくありそうな古いビルにあるのだそう。
ってことで来てみた。
ちまき推奨中華料理店なんて、誰得、私得でしかないのだが。
今日のお店
本当にこんなところに?と疑いが晴れぬまま疑心暗鬼にそのGoogleマップ通りに2階に進んでいく。
ほんとにここに?ん?
そんなことをぶつぶつ思いながら進む進む。
ひたすらに好物ちまきを求めて無我夢中な姿はさぞカッコよかったであろう。ちまきー!と叫ぶ叫ぶ。
平日の昼下がり、新橋という場所はさぞごった返し、人人人の三拍子で目眩がするほど混雑している。果たして辿り着けるのか、というか席はあるのか。
「あった」
目的のビーフン東というお店がビルの2階片隅にあるではないか。
ここまで苦労してやってきた身体はボロボロで、ちまきが無ければもうやっていけない(ちまき魂恐るべし)。
それは活気あるお店に圧倒されながらもなんとか入店。1人だったからか軽くカウンターに案内されて、迷わずちまきを注文。
え?ちまきだけ?と思ったそこのあなた、まあ見ておいてくれ(どこの回し者だ)。
やっとありつけた興奮を抑えようと必死に自らを諌め鎮静化。
その直後
「ご注文のちまきです」
え?もうきた。
ものの10秒で出てきた(まじ)。流石に心の準備が整っておらず、わちゃわちゃっと割り箸を割って深呼吸(流石の開店の鬼だ。新橋で腹を満たしてきただけある)。
にしてもこのインパクト。テーブルにピラミッドを見たことがあるだろうか。
このサイズ感、そりゃメイン以外何者でもなすくて、大きなちまきを頬張れる嬉しさに興奮を抑えられない。
どーんと鎮座するちまきは圧巻そのもので、食べるものを魅了する。
出来立てホクホクの湯気にホッとするんだ。
一口箸で持ち上げれば、ねっちりもっちり。
三角錐のばっちり決まったちまきは、もちもちで旨味がたっぷり詰まっている。
蓋を開けるとピーナッツに椎茸、角煮がほろっと顔を出し、これでもかと旨味をプラス(というか中華の宝石箱や←令和のきみまろ)。
はあ、泣けるほど美味しい。うずらの卵も忘れずに。
またこの口直しの中華スープが合うんだ。
これだけのランチ。これだけで十分。
止まらない箸にお口直しの中華スープ。どれもこだわりと旨味がとめどなく溢れていてほっぺたが落ちないように支えるのが必死だ。
ちまきはメインで、サイドでも忘れずに。
ちまきの時代だ。
美味しいひと時に、ごちそうさまでした。
では、また次回。
今日のお店:ビーフン東(東京都港区新橋2丁目20−15新橋駅前ビル1号館)
*Instagramでは暮らしにある食をすきなだけ発信しています*
暮らしのヒントになれば、と。
リンク→ https://www.instagram.com/kei_fooddiary/