子育て、悩んでもいい。
私がお母さんの子育ての悩みに関する仕事をしているわけは
古い子育ての観念から抜け出すことで、子育てを楽しいと思ってほしいから。
だって、子どもの成長ってあっという間で、今この瞬間の子どもは日々成長していて、毎日一緒にいるとわからないと思うけど、はっと気づくと大きくなっているわけで。
だから、子どもが「かわいい」と思う今この瞬間を味わってほしくって。
そりゃ、いつも子どもを「かわいい」なんて思えないし、この野郎とか思うこともよくあるけど、「かわいい」とか「子ども産んでよかった」と感じることがたまーにあった時、それを味わうことで「しあわせ」を感じることができる。その一瞬があれば、
あ~子ども産んでよかったな~って思える。
私はその瞬間が好き。
もう21歳になった長男にもその瞬間がある。
あ~私はしあわせだな~って思う。
こんなにしあわせをもらったのだから、彼らの人生を邪魔しないように生きようと思っている。
世の中には子育てをやりたい人も、苦手だったり、やりたくない人もいる。
子育てが苦痛でやりたくない人に子育ての良さを押し付けるのではなく、その人のちょうどいい加減で子育てをするのが、子どもと一緒に楽しめるコツだと思っている。
私は保育士だったけど、どちらかというと子どもは苦手。
なんかいるじゃん、子どもと関わるのがとっても上手な人。私、プライベートでは保育士魂みたいな感じでよそ様のお子様に関わることは極力しなかった。苦手だからね。そうそう、保育士魂みたいにプライベートで過ごしている友達を見ると、鳥肌が立った若い頃を思い出す。
でも、保育園児と毎日接して、きっと自分の子はすげーかわいいんだろうな~っていう妄想はいつもあって。子ども産んでみたかった。(安室ちゃんが大好きで、安室ちゃんの出産にも憧れた人←私笑)
「子どもが可愛がれません」「子どもが好きになれません」「子どもが可愛くないと思う私は母親失格でしょうか」という相談もよく受けるけど
そもそも、そういう風に悩めるお母さんは子どもが大切だって思っているからであり、その気持ちが余計な感情、観念に埋まって見えてないだけで。
でも、もともと苦手な人もいるのも事実。
子どもに「大好き」って言えないと悩むお母さんは、そもそも自分のことが好きではないことが根本にあり、それを辿って行くと、お母さん自身の成育歴にたどり着くこともよくある話し。
子育てに悩むこともいい。
なぜなら、子育てを通して自分自身が成長していけるから。
私がそうだったから。
人は気づきがあるからこそ、成長できる。
私は子育てを通して自己成長してきた人だから。