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夫婦における「家族」と「男女」のバランス

昨夜、妻と2人で久しぶりに夜ごはんを食べに出かけました。息子はご近所の方が預かってくれたおかげで、夫婦水入らずの時間を過ごすことができて、心落ち着く夜でした。

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出かけた先は、区内にある隠れ家的なカフェ。自宅からはけっこう距離はあるが、その時間も妻と一緒に過ごせるので、楽しかったな。

妻は先月から体調が思わしくなくて、寝込む日々が続いていました。おまけに息子も一緒に風邪を引き、保育園はおやすみだ9月からいままで、保育園を一週間連続で通えたのは一週だけです。仕事のスケジュールは崩れたし、家では家族の看病。愛する家族ですが、かなり疲れました。ふー。

家族が元気になってきたことはよかったけど、僕は妻とデートできたことが嬉しくてたまりませんでした。2015年に川崎で出会って以来、僕は妻とずっと一緒に暮らしています。いまは2歳5か月の息子がいて、イヤイヤ期独特の強烈な自己主張に頭を抱えながら子育てをしています。ライフステージの変化に応じて、夫婦の関係性も変わってきていると感じます。

ざっくりと言えば、出会いから交際までは男女の関係が濃く、結婚から子育てに向かううちにだんだんと家族の関係が強くなってくる。これは夫婦にとって進化だと言えそうです。

いま妻と僕は、家ではパパとママという役割が大きくて、夫と妻、男と女という意識が持ちにくいなぁと感じることがあります。いや、それそれは楽しいし、しあわせです。息子と3人の暮らしはいろいろあるけど、毎日の一瞬一瞬が面白い。

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でも一方で、妻と2人だけで過ごす時間は減っているのは事実です。休日に出かける場所は公園や商業施設ですし、部屋にあるのはアンパンマンやトミカ関係のグッズばかり。お風呂には息子が飽きないようにゾウさんのジョウロがあって、毎日一緒にお風呂に入っていたときとは生活が様変わりしてしまいました。

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それは仕方がないことなんですが、そこで「仕方がないよ!」で終わらせてはいけないと僕は思っています。

欲を言えば、僕は妻と家族でもいたいし、男女でもいたい。大好きで大好きで、一緒に人生を歩もうと決めて結婚した人だから。

個人的に、パートナーとずっと仲良くいるにはどうすればいいのかを考えているのですが、最近はこの「家族と男女のバランス」は大切だなと思うようになりました。

あるときは子どもを一緒に育てるパートナーとして一緒に育児をし、またあるときは夫婦として手をつないでデートをする。

僕ら夫婦は定期的にご近所さんやベビーシッターさんに息子を預かってもらい、夫婦だけの時間をとるようにしています。ほんの数時間でも、夫婦2人で過ごす時間はドキドキするし、安心するし、心が温かくなります。

昨夜はカフェで妻がごはんを美味しそうに食べる姿を見て、「かわいいなあ。食べる姿がかわいいなあ」と心の中でなんどもつぶやきました。付き合い始める前から、妻と僕はよくごはんを食べていました。妻が美味しそうにモグモグと食べる姿を見るのが、僕は大好きだったんです。

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そんなことを思い出しながら、妻と夫婦だけの時間を楽しみました。妻とは家族でもあり、男女でもある関係をキープしていきます。

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そのべゆういち
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