【keiko随想】「冬のうつ」をウィンターブルーって呼ぶんだ~知らなかった!
「ウィンターブルー」、晴れわたる冬の空の青色を思い浮かべました。
ところがどっこい、病気の名前というから驚きです。
そうです。これは「冬季うつ病」の別名だったのです。
うつ病経験のある者としては「うつ」という言葉に敏感です。
予防のためにも知りたくなりました。
「冬季うつ病」ってなに
「冬季うつ病」は「反復性うつ病性障がい」に含まれる「季節性情動障害」または「季節性感情障害(SAD)」という季節性うつ病の一種です。
医学の発達とともに、病気が明らかになるのはいいのですが、あまりカテゴリーが多くなると複雑になるばかりです。
しかし、病名があるということは、それなりに必要なのでしょう。
秋口から冬にかけての気温差は激しく、自律神経のバランスが乱れます。
日照時間が短くなって「幸せホルモン/セロトニン」も不足しがちです。
これ等は一般的に、通常の「うつ病」を警戒する要因ではあります。
「冬季うつ病」は何か違うのでしょうか?
症状「よく寝てよく食べる」?
「冬季うつ病」の特徴は「過食」と「過眠」です。
冬になって眠くて仕方がない、食欲があり過ぎて太りぎみ。
(ここまでなら私も心配になりますが・・・😓)
それに加えて、気分が落ち込みがちでネガティブになる。
これらが「冬季うつ病」の特徴のようです。
(幸い「うつ症状」は今のところないので、病気ではないようです。😅)
ほとんどの場合、春先には症状が緩和され、回復するので深刻になる必要はなさそうですが、一度かかると毎年繰り返す場合が多いので厄介です。
そして男性より女性の方が、発症する率が高いのも気になります。
当然悪化すれば本格的な「うつ病」に移行することもあり、注意が必要です。
経験しているので言えますが「うつ病」は本当に厄介な病気です。
見た目には分からないので、周囲の理解が得にくいというのがつらいです。
大丈夫と思っても、再発を繰り返して、悪化することもあります。
「心を強く持つ」と言った解釈では、とうてい回復は見込めません。
「うつ病」の原因となるものを見極め、改善することが大切です。
太陽と友達になる
「冬季うつ病」も「うつ病」対策と同じで、セロトニンを多く確保するため、太陽の光をできるだけ浴びるのが効果的です。
太陽とお友達になりましょう!
セロトニンを造るのに必要な、たんぱく質に多く含まれる「トリプトファン」が有効なのは知られています。
肉・魚・大豆製品を食べましょう!
そして言うまでもなく、無理のない運動でからだをきたえましょう。
適度に歩いたりストレッチをすれば、生活習慣病の予防にもなります。
いつも眠くて、食べたい衝動に駆られ太りだした!
季節のせいか気分がめいって落ち込む・・・
など、思い当たることがあれば「ウィンターブルー」かもしれません。
こんな病気が、普段の生活に隠れていることを知って、勉強になりました。
「冬季うつ病」と「冬太り」に注意することにします。
♬最後までお読みいただき、ありがとうございます。(^^♪