なぜこんな話(マインドフルネスについて)を書いているか という話

最近、マインドフルネスについてnoteを書き始めたが、
そもそも自分が何でこんなことをわざわざ記事にしているのかを一応説明していこうと思う

自分自身のストーリー

12年間

野球というスポーツを続け、「体育会系」の環境に身を置いて育った。

「上下関係」とか「理不尽」に対しても、「根性論」で困難を突破する術を身につけているし、人生を「精神論」で語ることも多かった。

受験勉強も質より量。

夏のパーフェクトノック(全員エラーなしになるまで永遠と続く、炎天下でのノック)に比べたら、クーラーの効いた部屋で勉強している方が

冬の走り込みに比べたら、暖房の効いた予備校の自習室で勉強している方が

「楽だ」と思って受験勉強に挑み、
偏差値40から70まで伸ばすという割と奇跡的な成績の伸びで合格を果たした。

大学に入っても、バイトとサークルで徹夜とかして過ごすのがイケてる大学生の姿、みたいな校風を持つ大学で学生時代を過ごしたし、それはそれですごく楽しかった。

海外にもバックパックで行ったり、語学の勉強に力を入れたり。

そして、就職活動も苦労しながらなんとか大手企業の内定をもぎ取った。

ここから前途洋々、バラ色の人生だぜ!

そんな人生だった。

今という現実のストーリー

実は年明け

荻窪の一人暮らしの部屋を解約し、

実家に戻ってきた。

元々、食べることが好きじゃないし、生きるために食べてる、という感覚で生きていた。

ハードな仕事環境の中でも、おにぎり一個とザバスのプロテイン、
後はサプリで栄養をカバーするというなかなかチャレンジングな生活をしていた。

お金に困っていたとかではなく、純粋に「食べる」という行為自体が不得意な生き物なんだと思う。

健康診断は「異常はないけど、血液検査の結果だと「飢餓 」状態」
これすらも、笑い話にしていたし、全然深刻には捉えていなかった。

そして、年明け。
最後の最後まで一人で生活出来るように粘ったが

血液検査の結果医者に、
「こんな生活してたら、数年後にマジで死にますよ」

といわれ、ある意味強制送還的に実家に戻った。

最後、家引払うとき妙に寂しかった。

荻窪という地域は自然あり、交通の便良しで
一人暮らしには最適な場所だった。

※最終日に取った写真

画像1

うつとか精神疾患は心の弱い人間がなると思っていた

「根性論」で生きてきた自分にとって
うつとか精神疾患は「心の病気」
で、軟弱者がなる病気だと思っていたし、

新卒で就職した会社時代から割と人事領域の仕事は身近にあり、
「○○さんが精神的に病んでしまったらしい」
という話を聞いても

「へぇ~」ぐらいだった。

実際、保険の見直しの時に「精神疾患による疾病」の保険を
「いや、俺はならん」といって外してしまった。

ストレスとどう向き合うか

社会人生活が始まって

薄々だけど、「自分にはもしかしたら精神的に脆い部分があるかも」
という事に気づき始めた。

一番実感していたのが、アルコールを摂取したとき。
多分、ストレスとか嫉妬心から逃れるためにアルコールという物質に依存し始めていた。

因みに今はアルコールの摂取を断っている。
※さっき確認したら、88日間経っていた。

何か没頭出来る趣味があって、ストレスを感じてもその趣味によって解消出来るなら、それはそれでいいと思う。

でも、自分には趣味がなく、ストレス解消と時間を持て余したときに何をするか?
を考え始め、うつの治療中に「マインドフルネス」に出会った。

ウェイトトレーニングも好きだけど「超回復」が必要なので、毎日行うのは逆に体に負担をかける可能性がある。

超回復とは:
トレーニングや練習を行うことによって起こる、エネルギーの枯渇や筋線維の損傷。あるいは蓄積する疲労など、カラダにさまざまなストレスがかかることで、一時的に体力は低下します。その後、適切な休息をとることで筋肉が回復していき、その結果として筋力の向上や筋肥大などの成果が現れるのです。
トレーニング後に起こるこの現象を「超回復」といい、その理論を超回復理論と呼びます。

一度、「超回復」を完全に無視して、毎日ウェイトしたら、体がたぷたぷになったので、やっぱり「超回復」は必要なんだと実感した。

なぜこんなことを書いているのか

 「マインドフルネス」について書いているのは、
今後自分がうつを再発してしまった場合のメモとして、
そしてもう一つは自分と同じような状況に陥る人を減らしていくため。

そして知識の公式的な発信者として(ある意味社会的な信用を得るために)
「一般社団法人マインドフルネス瞑想協会」の認定資格を取った。

精神疾患とかうつ病は目に見えないので、症状が周りからすると分かりづらいし、一見「こいつ嘘ついてんじゃねーのか」みたいに見られる。

その上、医者にさえ冷たいたい態度で接せられ、余計に落ち込む事がある。

「マインドフルネス」の利点は、そういう落ち込んだ時にも一人で
「自分の感情を自分で調整出来るようになる」こと。

※脳科学的な観点で言うと、「マインドフルネス瞑想」をすることで「不安」や「恐怖」に対して反応する「扁桃体」の肥大化を抑えて、感情をコントロールしやすくなる。因みに、「扁桃体」が肥大化すると、怒りのホルモンである「コルチゾール」を分泌させる事も分かっている。
※怒りは2次感情なので、実はコントロールが出来るという話も今後書いていこうと思います。

逆に、記憶や感情を司る「海馬」は強いストレスを受けると、萎縮して「うつ病」や「認知症」に繋がる可能性があることが指摘されている。

こういった、何らかの刺激によって起こる脳の変化を「脳の可塑性」と呼びます。

今は、うつ病の回復の仕方を普及させたいし、
まずもってそうならないようにする「予防学」の知識を世の中に普及させ、定着させていきたい。

だから、今もこういう形でnoteに記事を載せている。

社会復帰したらもう一度家を出る

30を越えた男が掲げるにはあまりにも低い目標かもしれないけど、目下ここが目標である。

ださい。ださすぎる。
でも、仕方がないので「ここを第一目標」にして進んで行くしかない。笑

番外編

「マインドフルネス」という言葉はスピリチュアルっぽいし、詐欺に繋がりそうと思われるかもしれないが、自分の経験上怪しくないと思える根拠をもう何点か書いておく。

まず怪しさで言うと「MLM」との関係であろう

自分自身周りにMLM(ネットワークビジネス)をやっている人がいて、その人たちの特徴をある程度パターン化できた。

まず、謎の「お金稼ぎ」セミナーに呼ばれる。→○○さんという謎の教祖を紹介される。→カフェに行く→「一緒に頑張ろうよ。」といわれる。がその大金を稼いでいるとされている教祖の服装は誰がどう見てもださいし、生地が安い。そして何より、大金を稼いでいるのにカフェ代すら出さない笑

マインドフルネス勉強中、今のところ、そういう教祖様的な人は登場していないので、多分大丈夫だと思う。

あんまり関係ないかもしれないけど、「マインドフルネス」勉強している人と会話すると、結構高学歴だったり、頭の切れる人が多い。(MBAホルダーだったり、大学院出てたり、大企業に勤めている人が結構たくさんいる事を知った。だから、詐欺ではないとは言い切れないけど。自分の価値観でこういう人達は信用出来ると思っている。)

後、元々西洋から入って来ているので、英語しゃべれる人が多い。(これも詐欺では無いと言い切れないけど、そもそもその能力あるんだったら詐欺をしなくても年収の高い職に就いて稼げるので、その人たちがわざわざ時間使って「マインドフルネス」を勉強するって事は、それなりに価値を感じているからだと個人的に解釈している。)

宗教との関係

これは別の記事で書いたけど、「マインドフルネス」自体が「仏教」を原始としているので、多少「信仰」(感謝するとか、慈悲の気持ちをもつ)という部分はある。でも、大抵の場合「感謝とか慈悲の言葉に抵抗があれば、呼吸に集中するだけでも良いですよ」というガイドがあるので、抵抗がある人は心配しなくても大丈夫です。

逆に怪しいと思われる人や団体

「一般社団法人マインドフルネス瞑想協会」認定講師には、瞑想のガイドする時や講座を開くとき、宗教色を排除することを注意喚起されます。

「オーム」「マントラ」「神」「宇宙」「チャクラ」「遠隔からのエネルギー操作」などの言葉を使用する事は原則禁止されているので、こういった言葉を使う集団や講師の元に行く場合、ある程度信仰が求められる可能性があるので、そこは個人的な宗教観や信仰心と反していないか判断してください。

個人が特定の宗教を信仰していないのに、上記のような言葉で危険訴求してきたりする場合、詐欺や根拠のない物販に繋がる可能性があるのでご注意ください。

ちょっと長くなりましたが、いいねやコメントを通じてマインドフルネスが広がることを「神」に願い、今日も「宇宙」と通じることにより、皆さんに「限りなくパワーを持ったエネルギー」が届くことを願っております。


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