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書籍『彩りと日常』を読んでみて
けーふです。
今日はXで交流のある結月 汐音さんの著書を読んでの感想noteを書いてみます。
実際に教員としてお仕事をされてる結月さんが綴る「学校もの」の1話ごとに主人公が変わる短編小説・・・のようで実は全てが1つに繋がってる・・・みたいなタイプの小説。
(これ以上のネタバレは流石に書けないのでここまで)
まず、最初に読み始めて思ったのが「学校ものでもこういう見せ方があったのか〜!」という驚き。
学校ものと言えば、軸となる人物は
・生徒(もしくはその親)
・先生
のどちらか。だけど、そうじゃない。だけど学校の中で大切なお仕事をされてる方を中心に話がまわっていく。
そして、抱える悩みも学校の中ではなく『学校の外』で抱える悩みという形で各話の主人公たち誰か一人には「自分もこんな悩みあったな〜」と共感できるのでおすすめ。
個人的には「ジェイクとホープ先生の話」が一番好きでしたね。
ちょっと心が疲れたときにおすすめな、優しい文体の心地よ短編小説でしたよ。気になる方はぜひ。
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