見出し画像

読んだ本の感想「ドヴォルザークに染まるころ」

やっと感想を書けてNoteに投稿出来た…
何回書こうと思って断念したか…

「52ヘルツのクジラたち」
から初まり
「星を掬う」を読み
「宙ごはん」を読み
前作の
「わたしの知る花」
まで
新刊出る度に買ってきた大好きな作家
町田その子さん

町田その子さんの本を読んで何度も感想書こうと思ったけど書けなかった…
伝えたいのに伝えきれていない気がしてやめてしまっていた

前作の「わたしの知る花」も何度も下書きを書いてNoteに投稿しようと思ったけどついに書けずに断念…

なんでかって
町田その子さんの本は毎回ページに鉛でも入ってるんじゃないかと思うくらい重く感じる

文字一つ一つが心に刺さってきてなかなか読む進められない

とてもサクサクとは程遠い

サクサクと読める良さもあると思うが、1ページずつじっくりと読める良さもあると思う

比較的サクサク読める本が好みですが、町田その子さんの本に出会ってからじっくり読むことの良さに気付かせてもらいました

そんなに深く考えなくてもいいし、簡単に答えがあるものを選んでもいいと思うけど、やっぱり考えたいし、答えのないものを探求したいんだなと改めて思いました

全員が絶賛する本も凄いと思うけど、賛否両論巻き起こす本の方がもっとすごい気がする
分かりやすい事も大切だけど、難しいことや時間をかけないと理解できないことにもチャレンジしていかないと自分が変わることはないのだと思いました
これからもチャレンジを続けていくために読んでいきたいと思いました

全文紹介したいくらいですが、中でもグッときた文章を紹介して終わりたいと思います

一番大事なのは、死ぬほど苦しんだ自分を、自分自身でリセットしてしまうなよっとてこと。自分のお墓に、誰かにとって都合のいい言葉を彫られてしまうようなもんなんだよ。そんなのだめでしょ。だから自分だけは、自分のために最後まで足掻くべきだ。ひとは、どれだけ辛くても、自分のために闘うことを放棄しちゃだめだ

ドヴォルザークに染まるころ

いいなと思ったら応援しよう!