クボリン

長野県出身 本好き、ライブ好き、人間観察好き 頭の中にある言葉を外に残したくてnote…

クボリン

長野県出身 本好き、ライブ好き、人間観察好き 頭の中にある言葉を外に残したくてnote初めてみました

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初めてのnote

はじめまして。
クボリンと申します。 
初めての投稿なので、
今回は簡単な自己紹介と、始めた理由を。 自己紹介 ・現在40歳
・本が好き(飽き性なので同時に4冊読んでます)
・ライブ好き(年間6回くらい)
・人間観察好き
 noteを始めた理由 ・頭の中にある言葉を外の世界に残したかったから

ありがたいことに人と話をする機会に恵まれています。 毎日たくさんの話をしますが、たくさんの言葉がその一瞬だけで無くなってしまっています(相手の中には残っているかもしれませんが…) 自

    • 読んだ本の感想「あさ酒」

      原田ひ香さん もっとはやく読めば良かった… 何度もチャンスあったし 本屋で何度も手に取ったことあったのに なんだこの読みやすさは… そして お腹がすく… こんなに読んでいてお腹がすく本があったとは 物語は深夜の仕事が終わった後 朝ご飯を食べるシーンが主に描かれている 深夜の仕事終わって店に行ってお酒飲みながら食事をしたことはないけど、どの話に出てくる料理もお酒も想像できて美味そう しかも出てくる料理はどれも良心的な値段 飲んでるお酒も飲んだことあるもの 日常にあ

      • 読んだ本の感想「ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に」

        読んで最初に出てきた感想は 「もったいないなぁ〜」 でした 全部長編に出来るくらいのクオリティなのに短編集で終わっちゃってるなんてもったいないよって思いました こんなに斬新な設定は簡単に思いつくものでもないのに短編集で使っちゃうんだ こんなに脱帽するラストなのに短編集で使っちゃうんだ どれだけアイデアを持っていたり、思いついたりするんだろって少し怖くなりました笑 このクオリティをたくさん出せるなんて頭の中覗いてみたいです 特に、「妹の夫」と「雄雌七色」はどうやっ

        • YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑

          ゆずのライブの初日に参戦しました 最新アルバム図鑑を聴き込んでいきました セットリストやネタバレはなしで感想書きます MCで2020年3月から長野から始まる予定だったYUZUTOWNツアーが中止になってしまい、それ以来の長野でのライブ、アリーナツアーでの声出しも久しぶりと語っていました 待ちに待ったファンがたくさんいました YUZUTOWNツアーのチケット取っていた方もたくさんいました(MCで聞いて、挙手した方がたくさん) 中には100回以上ライブに参加されている強者も

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        初めてのnote

          読んだ本の感想「生殖記」

          こんなに本を読みたくないって思ったのは初めてです つまらないわけでも 難しいわけでも 自分に合わないわけでも ないのに読みたくない むしろ おもしろくて 明瞭で 自分に合う 本なのに 読んで数ページで 圧倒的な解析度 ずば抜けた言葉の力 かつてない表現方法 に頭抱えました 「何が見えてるんだろ」って 「何者なんだろ」って 見えてる視点が違いすぎて読むのヤダなって思っちゃいました… まるで次元の違う生命体が人間のために書いた小説なのかと… どんな感覚で生きてるん

          読んだ本の感想「生殖記」

          読んだ本の感想「ツミデミック」

          犯罪✖️パンデミック🟰ツミデミック パンデミックによって引き起こされた犯罪について書かれた小説 ・違う羽の鳥 ・ロマンス⭐︎ ・隣光 ・特別縁故者 ・祝福の歌 ・さざなみドライブ の短編6話からなる作品 一穂ミチさんは「スモールワールズ」「パラソルでパラシュート」「光のとこにいてね」に続いて4冊目でした どの小説もジワジワと心が震える小説でしたが 今作は特に震えました🫨 一穂ミチさんの小説には闇を感じることが多いですが、今回は特に深い闇を感じました 一穂ミチさんが

          読んだ本の感想「ツミデミック」

          読んだ本の感想「令和元年の人生ゲーム」

          世代間ギャップがあるなんて当たり前 育ってきた環境も教育も違う人だし 〇〇世代はこういう人達なんだと言われても全員がそうとも限らない 理解したいけど、年重ねるほど違う世代を理解までに時間がかかってしまう 理解するためにはやはり読書は大切なんだなと思わせてくれる本です 少し前はゆとり世代とかさとり世代って言ってたことが今度はZ世代に名前を変えている これからも名前を変えてでてくるのだろう 以前読んだ凪良ゆうさんの「星を編む」で 『的外れ、プラス勝手な決めつけ。それ

          読んだ本の感想「令和元年の人生ゲーム」

          読んだ本の感想「店長がバカすぎて」

          こんなに声出して笑えた小説は初めてです 面白さでいったら過去作でNo.1なんじゃないかってくらいの作品です 書店で起こるさまざまなことから展開していく人間模様 いつも行っている書店もこんな感じなのかなって思いながら読み進めました この作者の「八月の母」を読んだ後に「店長がバカすぎて」を薦められて読んだのですが、ほんとうに同じ作者が書いてるのって何度も確認しました 「八月の母」の感想は書けません… そのくらいの衝撃的な内容です それくらい振り幅がある作品を書けるなんて

          読んだ本の感想「店長がバカすぎて」

          DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025

          DREAMS COME TRUE デビュー35 周年と「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025」 の埼玉スーパーアリーナ2日目に参戦してきました 去年初めてワンダーランドに参戦して、聴きたかった曲を全部聴けたんじゃないかというくらい豪華なセットリストでした 今まで行ったライブで初めからあんなに声出た事ないくらい興奮しました。 通称ウラワンと言われているだけあってかなりレアな、渋い曲をやりました 全てのアルバムを

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          BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous バンテリンドーム2日目

          BUMP OF CHICKENのライブに参加しました 感想は 一言 「サイコー」 アルバムが届いてから何回リピートして聴いたことか 少しずつ口ずさめるようになったタイミングだったのでより新しい曲も熱中できました セットリストは見ていかない派なので、当日までどんな曲やるんだろーとワクワクしてました アルバムの曲はやるだろうなって思ってたけど アンコールでまさかあの曲をやってくれるなんて(曲名は入れません) おそらくBUMP OF CHICKENで生涯1番聴いた曲なんじ

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          読んだ本の感想「世界でいちばん透きとおった物語」

          読み終えて真相を知った時驚愕すること間違いなし この本を読んでいる時ずっと違和感を感じていました 物語は真相に近づいていっているのに消えない違和感 なんか変だよなって呟きながらページをめくる その違和感が解ける時物語の真相もきっと解けます 読みながらいちばん透きとおった状態ってなんだろうってずっと考えながら読みました 文字で透きとおった状態なんてつくれるのか? なんでこの本は最初から文庫なんだろう? いちばんって言うけどそんなこと可能なんだろうか? こんな疑

          読んだ本の感想「世界でいちばん透きとおった物語」

          読んだ本の感想「六人の嘘つきな大学生」

          いつも行く本屋に行ったら一つだけ光って見える本が… それが六人の嘘つきな大学生との出会いでした 「なんだこれ?」 心の中で言ったのか、独り言で言ったのか 作者も今まで読んだことない でも なんでこんなに惹かれるんだ こんな気持ちになったことない 迷わず手に取ってレジにいきました 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。 最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 全員で内定を得る

          読んだ本の感想「六人の嘘つきな大学生」

          読んだ本の感想「成瀬は天下を取りにいく」

          読み終えた時、本当は成瀬になりたかったんじゃないかと思った 主人公は成瀬あかり 何事にも一直線な性格 時にはこの夏を西武に捧げようとするし 時にはM-1を目指してコンビも組むし 時には1ヶ月で1センチ髪が伸びるか確かめるために坊主にするし 思い立ったら人の事など気にせずに即実行する行動力がある 本気で200歳まで生きるための努力もしていて笑ってしまうほど素直で純粋だ 子供の頃はこんな風に行動できてたんじゃないかとふと思った いつの間にか人の目を気にするようになり、人

          読んだ本の感想「成瀬は天下を取りにいく」

          読んだ本の感想「傲慢と善良」

          辻村深月さんの本は何冊か読んでいました。 この「傲慢と善良」はとにかく早く読めばよかったと思う作品でした。 ネタバレなく感想を書きたいと思います。 好きで見ているBSの番組「あの本、読みました?」にも何度も登場して絶賛されていたがなかなか手に取ることをしなかった。 なんであんなに選ばなかったんだろう… それも自分の中にある傲慢さがあったからだと読み終えてみたらわかったことだ。 たまたま友人が貸してくれた本の中に「傲慢と善良」が入っていて読んでみることに。 読んでいくと今ま

          読んだ本の感想「傲慢と善良」