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2022年10月の読書ランキング
読書の秋、いかがお過ごしでしょうか。
今月は良書に数多く出会えることができましたが、「あれ、何冊読んだんだっけ?」とふと思い立ち、ランキング形式で記事を作ることにしました。
小説・ビジネス本・教養本が入り乱れてますが、面白かった順に発表しますので、読書好きな人の参考になれば幸いです。
1位「THINK AGAIN」
評価:★★★★★
中年や高齢者に読んでほしい本ですね。何故なら固定観念にバキバキに縛られているからです(笑)凝り固まった思考のデトックス効果があり、考え方や行動を変えてくれます。書評を書いてますので、宜しければご覧ください。
2位「22世紀の民主主義」
評価:★★★★★
メディア露出が増えまくっている成田さんの本。ぶっ飛んだ発想と持論を展開してますが、納得せざるを得ない部分が多々あります。政治に問題意識を持っている人、イェール大学助教授の知識に触れたい人は是非!この本も書評を書きました。
3位「じんかん」
評価:★★★★★
松永弾正を主人公にした歴史小説ですが、めちゃくちゃ面白かったです。タイトルの「じんかん」は「人間」。まさに人間の本質に切り込んだ味わい深い一冊。歴史小説ですが堅苦しさは全くなく、むしろポップさがあり、歴史小説の概念が変わります。秋の夜長に読んでほしいですね。
4位「メガバンク銀行員ぐだぐだ日記」
評価:★★★★
日経新聞の広告を見て買った一冊。一応私、銀行員なので…。率直な感想は「暴露しすぎでしょ」のひと言。つまり内容に偽りはなく、「あるある」ばかりです。多分、銀行の本部に出版の許可は取ってないと思います。銀行員の生態に興味ある人は、買っても損が無いでしょう。
5位「40歳からは自由に生きる」
評価:★★★★
作者の人生哲学よりも、人間の生物学の方がためになりました。タイトルからもターゲット層が決まってますね。私はギリギリ30代ですが、思いっきり釣られました。面白かったので、これも書評しました。
6位「会社葬送」
評価:★★★
2006年発売…。私が社会人になった年やないかい!さらに山一證券がなくなったのは1997年…。少年だった私がそんなことに興味を持つハズもなく。でも今の年齢になると、そのインパクトが分かります。ノンフィクション小説としての完成度は高いです。会社がなくなるとはどういうことか、知りたい方はどうぞ。
7位「ひとりビジネスの教科書」
評価:★★★
起業や副業に興味ある人向け。この本の良かった点は、具体的な行動やツールが紹介されていることです。現状維持はリスクにしかならない現代で、現状変化を模索している人は買って損はない一冊です。
8位「言ってはいけない」
評価:★★
建前を取っ払い、本音ばかりが書かれた本。「美人とブスの経済格差は3,600万円」らしいです。でも記憶にあまり残っておらず、得られるものはほとんどなかったですね。
9位「セイレーンの懺悔」
評価:★★
同じ作者の「護られなかった者たちへ」という小説が面白かったので、こちらも読んでみましたが正直凡庸な内容でした。マスコミの問題をテーマにしているのは良かったのですが、最初から最後まで主人公に共感できなかったです。
ランキング外「営業はいらない」
評価:★
今月の「カネ返せ!」認定。内容に目新しさはなく、書かれていることは全て作者の個人的感想の域を出ません。途中で読むのやめました。
こうして振り返ると、今月は結構な粒ぞろいでした。
1~3位は自信をもってオススメできます。4~7位は内容に興味があれば買って損はない感じです。個人的に8位以降は駄作でした。
それでは、また違う記事でお会いしましょう!
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