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見るのもひさしブリ
久しぶりのクッキングタイムです。
作るのはもりおゆうさんの『ブリ照りゴボウ』
ブリといえば本州以南の人たちにとっては
いつも当たり前に食卓に並ぶ魚だと思います。
ところが北海道では生はほとんど見たことはなく
西京漬けか居酒屋で出されるブリカマあたりを
たまに見るのがせいぜいでした。
ところが最近はサンマが沿岸を離れてしまった
代わりにブリの漁獲が急に増えてきたのです。
これは温暖化の影響だろうと言われています。
売っていなかったし使い方もわからないので
ブリは購入したことがありませんでした。
今回もりおさんのレシピにブリが登場したので
この機会に一度体験してみようと思いました。
スーパーの「生ブリ切り身」と書いてある
コーナーを見るとあいにく空っぽでした。
店員さんに確かめると後から出すとのこと。
いつなのかを確認すると責任者に連絡し、
すぐに出してくれることになりました。
待っていると50cmほどのブリを冷蔵庫から出し
手早く切り始めて切り身を作ってくれました。
これなら新鮮で作りがいがありそうです。
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いつも通り、必要なものを並べてみましたが
ゲッ!照りに必須の味醂がありません。
それに一番近そうな白だしを代用することにし
指示通りに作り始めたのですが‥‥‥
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タレがすぐに煮詰まりあわてて水を加えました。
フライパンの中の雰囲気は良いのですが
黒胡麻を入れると全体が黒っぽくなりました。
味醂がなかったせいか照りはほとんど無し!笑
次に心配なのがカミさんの評価なのですが‥‥‥
「ゴボウおいしいね。ブリは生臭くないかな。」
と言いうと、こわごわ箸をつけだしました。
生臭さを感じると食べてくれないのです。
ところが「生臭くないね。」と言いながら
魚を食べるいつもの量より多く口に運びました。
多分新鮮な魚だったからなのかもしれませんが
ブリは使える魚に登録しておきたいと思います。
もりおゆうさんありがとうございました。