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熊野古道伊勢路を歩くday7#4
三重紀北町に位置する古里。
近く海がのぞみ温厚な気候がみかん栽培に適していて、多くのみかん畑がある。
ちょうど今、みかんの旬を迎えていて、沿道のみかん畑にも多くのみかんが鈴なりのようになっている。
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日差しに照らされたみかんのオレンジ色があまりにも輝いて見えたので、写真を撮らせてもらっていたら、農家のおばさんに声をかけられた。
勝手に写真を撮って申し訳ないことを伝えたら、色々な話をしてくれた。最後に「荷物になるかもしれんけど、これ持ってき」とポンカンを二つくれた。
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帰宅後、疲れた身体にちょうど良い酸味が染み渡り、味以上の美味しさを感じることができた。
古里には何度がきたことがあった。釣りに来て温泉に入って。といった黄金ルートを楽しむためだ。
まさかこんな所まで歩いて来れるとは、思いもしなかったが、一歩一歩の積み重ねとはすごい結果になることが改めて感じた。
古里の街中を歩き、国道42号線に向け進む前にもう一度立ち寄りたいところもあったので脇道に逸れた。古里海岸だ。
海岸で腰を下ろしほんの少しだけだが休憩をした。海を眺め英気を養い、先に進むことにした。
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新型のワイドビュー南紀が追い越していく。
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電車でも車でもバスでもさまざまな交通機関がある中であえて歩きを選択する自分に変な陶酔感を感じながら、海岸線を進んだ。
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古里海岸の奥にホテル跡の廃墟が残っている。その横を進むと「サボ鼻道」と呼ばれる海沿いの山道を歩く。手すりなど整備されていて歩きやすくななっているが、足元は一石峠よりもゴロ石が多く足元に気を付けて歩く必要がある。
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ただ、その先には立派な展望台が作られていて、海が出迎えてくれた。
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砂利と枯れ葉に足元を取られないように海岸際まで降りると若宮神社が出てくる。
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ここからも、しばらくは海岸を進む道が続く。
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