石見一女(IWAMI KAZUME)
人と組織のイキイキについて雑感を綴っています。
私が、今の会社でやりたかったビジネスモデルの実現に向けて、ようやくその入り口にたどりつけそうです。 そう、まだ入り口の手前なんですが、それでも10年以上かかって入り口が見えてきたことはとてもワクワクすることです。 今は、入り口にたどり着く前に消滅しないように。そして、無事に入り口に立てたら、実現するようにやりきるだけです。 そういった点で、まだまだなんとも言えないのですが、気分はワクワクです。 具体的には何も言えませんが、私の気持ちが揺るがないようにnoteに記してお
前回のnoteで「新規事業を成功するには”おいしいラーメン”をつくること」という竹林一(しーさん)さんのアドバイスをご紹介しました。 ではいったいどうやって「おいしいラーメン」をつくるのか。竹林さんによると、それは売ることを目標としないこと、だそう。 まだおいしいラーメン=顧客が欲しいと思う製品サービスになっていないのに、販売目標をKPIにすると、おいしいラーメンができないとのこと。 それより、ヒヤリングをKPIにしてより多くの情報を集めることがおいしいラーメンの完成になる
先日、イノベーションの雄ともいえる竹林一さん(しーさん)に事業の進め方について、壁打ちをしてもらいました。 竹林一さんの本 壁打ちしてもらった背景は、ウチの会社のサービス「CG1」が大変評判よく、リピート率も90%以上ととても良いサービスに育って来ているのですが、今のところ、顧客獲得のルートがご紹介がメイン。。これでは、事業がn倍化していきません。 ご導入いただいた先様には評判がいいので、何とか広げていきたいのですが、何をいったいどうしていけばよいのか、という相談でした
ところで、このトップの画像、AIさんが作成してくれました。すごいですね。文章を入れるだけで絵を描いてくれます^^ 昨日、井沢元彦さんの講演を拝聴しました。 今の国際情勢を理解するには、それぞれの宗教観を理解することで見えてくるものがあるというお話でした。 なぜ、イスラム教徒とキリスト教徒が対立しているのか。 中国に民主主義が生まれないのはなぜか。 なぜ江戸幕府は滅びたのか。 など、それぞれの歴史の背景に、宗教観や倫理観がどう関わっているのかという大変興味深いお話でした。
この私のnoteを雑記帳にしたことで、いろいろと書きやすくなりました。自分の立場など関係なく、思いついたことを書いていきます^^ 写真は先日、小料理屋さんでいただいた焼きおにぎり。私がこれまで食べた焼きおにぎりで一番おいしかった。もちろん、これは「良いモノ」だけど、このお店を紹介してくれた人がいたから出会えました。 紹介者というチャネルがないと出会えなかったのです。 モノが売れるというのはチャネルが必要だということは、みんな知っているけど、その販売チャネルの構築がめちゃ難
皆さん、女言葉、使ってます? 先日、テレビで国際女性デーにちなんで「女言葉」を話題にしていました。最近、女言葉を使う人が減っているそうな。 そうかな?と思って聞いていたけど、確かに私、使ってない@@ 昭和初期の映画など見ると、往年の大女優さん(今、女優とはいわないですけどね)がとても品よくお話しをされています。 「〇〇だそうよ。私もそうおもうわ。」 「〇〇かしら?」 「〇〇してくださらない?」 「それはいけないわよね」etc. このように「~わ」「~よ」「~かしら」「
人事コンサルタントの難波猛さん著『ネガティブフィードバック「言いにくいこと」を相手にきちんと伝える技術』を読みました。 ハラスメントを気にしすぎて、生暖かいフィードバックしかできていない風潮に対して、よくぞ言ってくださった、と喝采を送りたい内容です。 最近では、生ぬるい環境を「ゆるブラック」と言って、ここでは成長できないと転職する若者も多いとか。厳しく接すると「ハラスメント」といい、気を使いすぎると「緩すぎて成長できない」と言われるって大変面倒くさい世の中になったなと昭和
ウチの次男猫の虎呂太が2024年1月14日(日)午後9時30分にお空へと旅立ちました。 2003年の7月。阪神タイガースが破竹の勢いでリーグ優勝に向かっている時期でした。私の会社の建物の裏側で、お母さん猫とはぐれてギャーギャーと大鳴きしている生後1週間程度の虎猫を発見。ウチに連れて帰りました。 それがコロタです。 20年の生涯でした。享年では22歳になるそう。大往生です。 コロタはやんちゃ坊主だけど、優しくて、とってもおおらかなコでした。コロタの前にブーンというお兄ちゃんが
経営者の最も重要な仕事は、人材の登用「企業は人なり」。それは経営者だけでなく、経営を推進するすべての人の在りようがその企業の風土、価値、業績に密接に関連している。 特に経営者、それに次ぐ幹部職は、その人の意思決定がその会社の倫理、戦略に直結する。 三品先生の「経営戦略を問いなおす」にあるように、戦略不全に陥る=事業経営責任者にある し、しかも「戦略は紙の上でもMBAの授業でもなく「経営者の頭の中」に存在する」のだから、幹部職の登用の失敗は会社の危機でもある。 欧米では人材プー
今年の阪神タイガースは去年と何がちがうのか根っからのタイガースファンなので、今年(2023年)のタイガースの快進撃はめっちゃ嬉しい。実は去年、一昨年のタイガースも個々の選手の能力は、決して悪くなかった。ただ、大勝と大負けがシーソーのように極端に振れ、エラーがめっちゃ多かった。 でも今年は、エラーが見違えるように減り、今のところ3連敗がなく安定している。負けない理由は投手力も多いに理由としてあるが、私は監督の”Way力”に注目した。あくまでも私個人の主観なので、邪推に基づく評論
三品先生の「経営戦略を問いなおす」を約8年ぶりに読み返した 2006年に筑摩書房から初版本が出た三品和広先生の「経営戦略を問いなおす」を出張のお供に8年ぶりに読み返した。20年以上前に書かれた本とは思えないくらい、一貫した本質が書いてあり、時々、吹き出しながら楽しくそしてシビアに振り返りながら読んだ。 経営人材の選択と集中が企業の命運を握る この本の後半は、サクセッションプラン(後継者育成計画)に関する話題だ。そう、戦略は紙の上でもMBAの授業でもなく「経営者の頭の中」
ちょっと前、「〇〇の件、▲▲にしていただきたいのですが、お願いできますか?」と聞かれたのだけど、その件は、私も関りがあるものの、最終決定者ではないので、「◎◎に確認しますね」と答えた。 その「◎◎に確認しますね」と言ったとき、『これ、めっちゃラク!』と感じた私はヘンなんでしょうか。 というのも、私はこれまで、決めなければいけない立場でずっときていたので、他の人に決定を委ねるということが少なかったのです。 なんらかの決定をするというのは、それが軽い内容であっても、いろいろと
例えば、マーケティング。売れるしくみをつくるのは何よりも大事だけど、こうすればいいだろうというしくみを作り、それをきちんと運用さえすればいいと考えてしまっている人は思考停止だと思う。 そんなに簡単に本に書いてあるとおりにして、モノが売れるということはない。 売れる仕組みを常に試行錯誤して、考えては修正し、また新たな取り組みに挑戦し、時にはこれまでのことを捨てるような意思決定をしながら結果につなげていってこそ、インパクトを与える仕事と言える。 営業管理もそう。営業管理ツールに
ホームレスの人の就労・生活支援をしているNPO法人Homedoorさんの夜回りボランティアに参加した。 月に1~2回、お弁当と生活物資を夜回りしながらホームレスの人に配布するという活動。お弁当の配布の目的は、そこで出会うホームレスの人たちに声をかけ、Homedoorに訪ねてきてもらうきっかけをつくること。なので、お弁当はコミュニケーションのツールとのこと。 私は正直、これまでホームレスの人にまったく関心がなかった。視界にすら入っていなかった。確かに今回の夜回りのコースは私も
Wellbeingって経営や人事のための言葉ではないよWellbeingをテーマに掲げる企業が増えてきた。 従業員の幸福に資する経営こそが、優秀な人材を集め、会社に対するエンゲージメントを高め、結果的に生産性を高めることになる。 私のモットーは、「ひとりひとりがイキイキすることが、人も組織も成果を生む」なので、この考え方が企業経営に広がることには、大変共感をしている。 しかし、残念なことに、Wellbeingが経営方針に示されていても、現場では全く遠い話なのだ。 マネジメン
先日のAPO研(一般社団法人人と組織の活性化研究会)の定例会のテーマは「女性活躍のリアル」。私なりの雑感をまとめます。 大手企業ほど女性活躍が進んでいない、という報告 話題提供してくださったのは、オフィスサミ代表の水藤麻美さん。APO研らしく参加者の皆さんから、活発な発言があった。 その中で、17年間、企業の女性活躍に関わってこられた方が、この17年間、女性活躍は遅々として進んでいないとの感想。参加メンバーからも、いろんな女性活躍に関する発信はあるものの、現実はなかなかそ