What can I do for you?
表題は自分がいつも心の中で唱えている言葉である。
日本語にするなら「あなたのために何か出来ることはないか?」となるが、
これをナチュラルに行い、他人とともに物事の前進めを行うことこそが仕事である。
言い換えるなら、
「自分の出来ることで他人に価値を提供する」
というのが仕事である。
誰かのために価値があることを行なっているからこそ、対価が得られる訳であって、何の役にも立たないけどとりあえずやりましたということでは対価はもらえない。
世の中の役に立っているかどうかはともあれ、「他人」にとって価値があるかどうかの観点は絶対外せない。
つまり対価を貰えるようになるには、
「誰かを喜ばせる」
ということをしなければならない。
そこで出てくるのが表題である。
What can I do for you?
この言葉には「自分の出来ること」つまり「他人に価値を提供出来ること」が含まれている。
「そこには行ったことがあるから道を教えられる」
「その料理は何度も作っているから味付けの感覚がわかる」
「このメーカーの機器は使ったことがあるから使い方がわかる」
「Lineをやったことがない両親に使い方を教える」
挙げようと思えばいくらでも挙げられるが、もう何でも良いんです。
すべて「自分の出来ること」として捉えて良い。
そしてこの出来ることから仕事で対価を貰うためには、
「自分の出来ること」に対して、「価値提供」を望んでいる人を見つけて、その人を喜ばせること。
ただこれだけである。
もしお金が貰えないのだとすると、
「価値提供を望んでいる人が少ない」か「価値提供を望んでいる人が見つかっていない」
のどちらかの原因がある。
前者の場合は、
「出来ること」の価値がコモデティ化(=一般化していて付加価値の差が生まれていない状況)している状況で、
後者の場合は、
マーケティングが上手く行っていない可能性が高い。
前者に関しては、
価値提供するものとして持つべきものの方向性が誤っている可能性が高いため、価値提供するものにするかどうか自体から見直した方が良いと思うが、後者はマーケティングの次第で救うことが可能である。
つまり方向性は間違っていないけれど、認知されていないということである。
だからこそ、発信が重要となる。
こういうことをやっている人や組織がいるんだよということをつぶさに行なっていく必要がある。
と、なんだかマーケティングの話に飛びそうなったので(マーケティングの話は別の機会に)、
話を戻して、改めてまとめると、仕事をしてお金を稼ぐと言うことは、
「価値を与えられる人と価値が欲しい人のマッチング」
が必要であるということである。
故に、この人と仕事をしたいなと思ったら、
「自分はこの人に対して何が出来るのだろう?」
ということに立ち返るのがとにかく大事なことになる。
自分が出来ることを自分の武器として、
他人に対して何が出来るかを考え続けること。
そして他人が何がして欲しいかを対話して、
自分が役に立てることであるかを確認すること。
これがうまく機能していれば仕事はきっと上手くいくと思う。
つまり、
What can I do for you?
は価値提供の入り口となる考え方になる。
だから、
「自分はXXの人です」
「XXが得意で実績も豊富です」
という内容をすぐに説明できるようにしておき、
かつその内容を
「コモでティ化されていないニッチなポジション」
で持っておく必要がある。
そして、
「XXのようなことができる人いないかなあ〜」という話が出てくるようなしかるべきタイミングにおいて、颯爽と、
「それなら、私出来ますよ!!」
という言葉がパッと言えるようにする。
これが出来ればバッチリだ。
後は全力でその人のために価値提供すれば良い。
なので、引き続きこの表題の英語を心の中で唱えていきながら、
自分の武器となる「刃を研ぐ」ような鍛錬を虎視眈々と行なっていかなければならないとなあ
と思った昨今でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
1分、1秒でも私の投稿に目を通していただいたことに貴重な時間を使っていただいたことに心より感謝いたします。