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Kazu
2024年10月22日 01:07
確たるものはこの世に存在しない皆変化しながら水の流れによって変容して行くのに女狐の戯言 思い込みの片想い醜い顔なら仮面を外すな鋭利な切先でアイツの喉元を切り裂いたそこから流れ出たのは虚言真実なんて何処にもないんだよ、と笑いながら息絶えた握りしめた拳を開いても空っぽ私の無能さが空に映し出される無知で愚鈍な私を必要とする人はこの世に存在しない真っ黒な冷たさに身を投げた
2024年10月18日 19:31
ザワザワする不穏な風が頬に過ぎる瞬間「お前は馬鹿だ」悪魔の笑いが聴こえる耳を塞いでも無駄目を閉じて私は安全地帯に逃げ込むそこは秘密の小部屋天井までの本棚にはびっしり隙間なく本が収まり立て掛けてある梯子は私を待っている「手に取る本は決まってる」そう呟いて梯子を上る『0309』ここに書いてあるのは二人が歩んで来た道程まだまだ半分以上は真っ白なページそこに記