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マガジン『家族介護者の気持ち』について。

 このnoteを始めてから、3年が経ちます。

 週に2回程度の更新のペースで、記事数は、約330になりました。

 いつも、読んでくださる方は、ありがとうございます。

自己紹介

 3年前の最初は、自己紹介を兼ねて、自分のこれまでのことを書きました。

 ごく簡単に言えば、1999年に、家族の介護を始めることになり、いろいろあって、仕事もやめなくてはいけなくなり、その時間の中で、家族介護者にこそ、個別で心理的な支援が必要ではと思い、自分でも、その支援に関わろうと考え、介護をしながら、大学院に通い、2014年に臨床心理士の資格を取りました。

 そして、家族介護者への心理的支援である「介護者相談」も始めることができました。その後、2019年には、公認心理師の資格も取得できました。

家族介護者の気持ち

 このnoteを始めた理由の一つが、不遜かもしれませんが、家族介護者の理解を広めたい、というものでした。


(『埼玉県立大学研究開発センター地域包括ケアマネジメント支援部門からの情報発信』)

https://www.spu.ac.jp/Portals/0/News%20file/sangaku/kenkyu/マネジメント支援部門/第4回_20211201_家族介護の現状.pdf

 
 こうした報告によると、家族介護者は、国内で約700万人いると言われていますが、自分が介護者になり、大学院に通って研究調査もし、実際に介護者の心理的支援に関わるようになって、約20年が経っているのですが、社会の中で、「家族介護者の気持ち」が、いかに理解されてないか、を今も強く感じることがあります。


 ですので、その次に、少しでも多くの人に知ってもらいたいと考え、記事にしたのが「家族介護者の気持ち」シリーズでした。

 介護を始めてから、終えるまでの過程で、どのような心理になるのかを、中心に、全部で10の記事になりました。

 すでに書いてから、2年以上が経っていますので、読まれる機会も減っていると思いますが、もし、未読の方で、興味を持ってもらい、読んでいただければ、ありがたく思います。

 よろしくお願いいたします。

                           臨床心理士・公認心理師
                                           越智 誠






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