【ドラマレビュー】密告はうたう 警視庁監察ファイル
本日も読んでいただきありがとうございます‼️
そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
Amazon Primeで「密告はうたう 警視庁監察ファイル」を見たのでレビューしていきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!
どんなドラマ?
「密告はうたう 警視庁監察ファイル」は伊兼源太郎さんが書かれた警察小説をベースにしたドラマです。
「警察の中の警察」と言われる警視庁警務部人事一課監察係に所属している、元捜査一課の佐良(さら)のもとに、同じく元捜査一課に所属していた皆口菜子が免許証データを売っているという内部告発が届きます。
佐良は監察官の能馬の指示により、皆口の行動確認を始めますが、彼女の行動に疑惑が漂います。
誰が出ているの?
監督は、相棒シリーズなどでも監督をされている内片輝さん、脚本は鈴木謙一さんが担当されています。
主人公の警務部人事一課監察係佐良正輝役には松岡昌宏さん、佐良の元同僚で交通部運転免許本部府中試験場免許課の皆口菜子役には泉里香さん、佐良の上司で警務部人事一課 監察官の能馬慶一郎役に仲村トオルさんが出演されています。
終始重苦しい
このドラマは、刑事物のジャンルになりますが、珍しく警察内部の犯罪を捜査するという「警察の中の警察」と言われる監察係の警察官が主人公のドラマです。
この見方を捜査する、味方の不備を指摘していくというイメージからなのか、ドラマ全体に終始とても重苦しい感じの作りになっています。
組織内の犯罪を捜査するという関係上、誰が犯人でも不思議ではないという緊迫感に加え、尾行についてもプロであるため、素人に対してよりもより注意深く行う必要があるなど、従来の刑事ドラマよりもスリリングな展開が味わえます。
キャラクターも良い
主人公の佐良正輝役を演じていた松岡昌宏さんには、もともと「家政夫のミタゾノ」のイメージが強くて、シリアスながらも少しコミカルに振った感じのキャラクターのイメージがありましたが、今回の佐良のように無表情で影を背負ったキャラクターもしっかりと演じ切っていて、演技力の幅にとても驚きました。
また、佐良と一緒に捜査を行う須賀透役の池田鉄洋さんが、こういった暗いねちっこい感じの役にビッタリで、彼がいることでドラマに締まりができてていたように思います。
また、上司役の仲村トオルさんも、常に冷静沈着で、誰も使用しない、氷のような能馬監察官役を見事に演じていて、非常に良かったです。
池田鉄洋さんと仲村トオルさんが常に画面に息苦しさを充満させていただいのが、このドラマの完成度を高めていた一つの要因だったように思います。
まとめ
ひょんなことから、なんとなく見始めてしまったのですが、思ったよりも面白くて一気に最後まで見てしまいました。
それどころか、続編が読みたくなって原作も読み始めたら、なんと続編もドラマ化されたということで、今はAmazonプライムに登場するのを待っているところです。
今度は、皆口菜子役の泉里香さんも観察係に異動するようなので、今からストーリーが楽しみです。
今回は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでまた次回、お会いできると嬉しいです‼️