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【映画レビュー】身代わり忠臣蔵

本日も読んでいただきありがとうございます!

そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
Amazonプライムで「身代わり忠臣蔵」を見たのでレビューしていきます。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!



どんな映画?

吉良上野介(ムロツヨシさん)に瓜二つの弟である吉良孝証(ムロツヨシさん)は、跡取りにはなれなかったため、出家するものの物乞いのような生活をしています。

そんなある日、松之大廊下で兄の吉良上野介が赤穂藩藩主の浅野内匠頭に斬りつけられる事件が発生し、その際に負った傷が元で死亡してしまいます。

吉良家の家臣斎藤宮内(林遣都さん)は、お家断絶を避けるために弟の孝証に兄の身代わりになるよう頼みます。


誰が出ているの?

監督は、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」、「総理の夫」などもの監督もされている河合勇人さん、脚本は、本作品の原作者でもある土橋章宏さんが自ら勤めています。

主役の吉良孝証 / 吉良上野介役にはムロツヨシさん、大石内蔵助役には永山瑛太さん、吉良家の侍女桔梗役に川口春奈さん、吉良家家臣の斎藤宮内役には林遣都さん、徳川綱吉役に北村一輝さん、柳沢吉保役に柄本明さんが務められています。


コメディかと思いきや

序盤のムロツヨシさん演じる吉良孝証の登場シーンから、わたしの頭の中では最後までドタバタのコメディの展開だと決めつけていましたが、意外や意外単純な展開にはならず、いい意味で気持ちよく裏切られた感じの展開でした。


予想外の展開

実は瓜二つの兄弟がいてすり替わるという展開は、よく利用される一般的なプロットだと思います。

さらに王道の歴史的な事件がテーマとなると、すでに決まったエンディングに向けてどう話を展開していくか、ということになるわけですが、この映画では、石内蔵助が派手に宴会をしていたという忠臣蔵では定番のエピソードとか、世間では悪者になっている吉良上野介が実は領民などに慕われていていい統治者として評価が高かったといった忠臣蔵のエッセンスを巧く取り入れつつ、オリジナリティの高いストーリー展開になっていたと感じました。

だからと言って、違和感があるかというと全くなく最後まで見られましたし、最後にどんでん返しもあり内容も盛りだくさんでした。


豪華俳優陣‼️

主演のムロツヨシさんはすでに演技力に定評がある役者さんですが、家臣の斎藤宮内役を演じられた林遣都さんも、なんとか吉良家を存続させようと奔走する演技が良かったですし、侍女役の川口春奈さんはもちろんキーとなる役を好演されていました。

永山瑛太さんの大石内蔵助は、もしかすると異論がある方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画はでは相手がムロツヨシさんであることを考えるとハマっていたのではないかと思いました。

柄本明さんは、パワハラ上司のような柳沢吉保をバッチリ演じられていましたし、北村一輝さんも徳川綱吉を怪演されていました。


まとめ

この映画、見る前はそれほど期待値高くなかったのですが、想像よりも楽しんで見ることができました。

正直、これまで何度も映画化されてきて語り尽くされてきた感のある歴史のイベントを、新しい視点でここまでアレンジできるのかと感じた作品です。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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