F1ざっくり解説:ハンガリー・グランプリ振り返り
本日も読んでいただきありがとうございます!
ハンガリー・グランプリが終了しましたので、ざっくりと結果を振り返ってみたいと思います。
今回も「日本」をキーワードに見ていきたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!
日本のエンジン
今回のレースもかなり劇的でした。
まさかマクラーレンのワンツーフィニが見られると思いませんでした。
さらには、オスカー・ピアストリ選手のF1初優勝という感動的なエンディングでした。
さらには、ルイス・ハミルトン選手の200回目の表彰台というおまけ付きのレース結果でした。
オスカー・ピアストリ選手がああいう形で優勝を勝ち取るところを見て、
今のマクラーレンは本当にドライバー同士もそうですし、
チームの中の雰囲気も非常にいいんだなと思いました。
さて日本のエンジンを積んだチームはというと、
4名中3名がポイントを獲得しました。
非常に残念だったのは、マックス・フェルスタッペン選手で、3番目スタートから一時期は3位争いを行なっていましたが、ルイス・ハミルトン選手とあわやクラッシュというような接触して5位に後退して以降はそのまま5位でフィニッシュしています。
こういうと甚だ失礼かもしれませんが、今回非常に頑張ったのは、セルジオ・ペレス選手でした。
というのもペレス選手は、予選1回目でまさかの足切りをくらい、16番目スタートだったのですが徐々に順位を上げていき、結果的に7位でフィニッシュしています。
他に注目ポイントが多かったので、ダイジェストなどでも全く触れられていませんが、今回はポイントも獲得していますし予選の失敗を挽回したと思います。
各チームの細かい事情まで把握しているわけではないのですが、現在のレッドブルは他のチームと比べて明らかに車の戦闘力が劣っているように見えます。
マックス・フェルスタッペン選手の接触についても、車の性能をドライビングでなんとかカバーしようとした結果のミスだったのではないでしょうか。
次回のベルギー・グランプリを終えると、しばらく夏休みに入りますが、このタイミングでテコ入れを図りたいところです。
日本人ドライバー
角田裕毅選手は10位スタートでしたが、一つ順位を上げて9位フィニッシュとなりました。
予選でマシンをクラッシュさせてしまった時はどうなるかと思いましたが、メカニックが見事にマシンを復活させたところが大きかったと思います。
レースにおいては、他の選手が全て2ストップ(タイヤ交換2回)だったところを、1ストップで走り切ったところも良かったと思いました。
チームからの指示もあったのだと思いますが、角田裕毅選手のタイヤマネジメントも非常に良かったんだと思います。
特に、背後にランス・ストロール選手とフェルナンド・アロンソ選手が迫っていた中でよく彼らを抑えつつタイヤの消耗を最小限に走り切りました。
今回のレースは、確実に将来のレースにも活きる貴重なレースだったのではないでしょうか。
日本人チーム代表
小松礼雄(こまつ あやお)のハースF1チームはどうなったかというと、ニコ・ヒュルケンベルグ選手は13位に入り、ケビン・マグヌッセン選手は15位でした。
相変わらず、このチームコンスタントに11位〜15位あたりを維持していて大崩れしないところがすごいですね。
レース結果とコンストラクターズランキング
ここで今回のレースの順位をみていきましょう。
次にコンストラクターズの順位を見てみましょう。
今回、マクラーレンがフェラーリを抜いてコンストラクターズ2位に浮上しています。
ただ、まだレッドブルは序盤の貯金があるのと、今回もフェルスタッペン選手が5位、そしてペレス選手が7位に入るなど、可能な限りダメージを防いでいるので、まだまだ展開は分かりません。
来週は、夏休み前最後のレースになりますが、毎回非常に盛り上がるレースになってきました。マクラーレンはできれば連勝して気持ちよく休みに入りたいところですが、レッドブルは持ち直してくるのでしょうか。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それでは、次回のベルギー・グランプリ(7月26日〜28日)でお会いしましょう‼️