生米からつくる『雲丹粥』のレシピ (2021/05/31のおかゆ)
ウニっていいですよね〜…「ウ・ニ」という口の動きも幸せになれる音の並びですし(「ウ」って間抜けな顔をしたあとで「ニ」って笑顔になれるのがいいですよね)、「雲丹」と漢字で書いた時の重厚感もすごいですし、お寿司屋さんで一番輝くお皿に鎮座ましますのはいつもウニ……とにかく、やはりウニは別格です。
ウニに限らず、海鮮系の具をおかゆに乗せるときは、海の幸的な風味を入れると途端にまとまりがよくなります。例えば、海苔を混ぜ込んだり、昆布出汁にしたり。穀物系の香ばしさを加えるのも良い方法です。
今回も押し麦と炊いて、青のりを混ぜ込んで、ウニ様を引き立てるにふさわしい(だろう)おかゆとさせていただきました。ウニ様、心地はいかがですか?
たしかに、本領発揮、というおいしさでございました。
こんなのずるいわ『雲丹粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:生活習慣病予防、血行促進、疲労回復
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・半合
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 押し麦 ・・・大さじ1
▶︎ 青のり ・・・ひとつまみ
▶︎ ウニ ・・・好きなだけ
▶︎ 塩 ・・・小さじ1/2
おこのみで
▷ しそ、小ねぎ、お醤油など
*香ばしいおかゆは海鮮食材とよく合います。押し麦の代わりに「もち麦」「雑穀ごはんのもと」もおすすめです。
*今回はウニの小パックを2つ分使用しました。
新鮮なウニが手に入ったため、今回はおかゆに混ぜ込まずウニのレア感を堪能するおかゆとしました。
【 作り方 】
①厚手の鍋によく研いだ米、押し麦、水700mlを入れる。
②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。
④青のりを混ぜ込み、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。フタをして10分蒸らす。ウニとともに器に盛りつけたら完成!
【 作り方 (詳細)】
①準備
フタつきの厚手の鍋によく研いだ米( 1/2合 )、押し麦( 大さじ1 )、水700mlを入れます。
水分量が多いと上にウニをのせたときにおかゆの中に沈んでしまうため、かなりもったり系のおかゆにしています。押し麦を入れない場合は水を50ml程度減らすとちょうど良いと思います。
お鍋は宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。
②中火
フタをせずに鍋を中火にかけます。
③弱火
鍋の中がふつふつと沸いたら、沸いたら鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かけます。
ふきこぼれを防ぐために、菜箸を噛ませてフタをします。
④仕上
青のり( ひとつまみ )で混ぜ込み、塩( 小さじ1/2 )で味をととのえます。全体を混ぜて火を止めます。
フタをして10分蒸らします。
蒸らすことで米粒がふっくらして、先ほどの塩が馴染みます。
ウニとともに器に盛りつけたら完成です!
キラキラキラ〜…!存・在・感!
圧倒的ウニ。(圧倒的ウニ……?)
ずるいずるい、こんなのずるい!絶対おいしいやつ〜…!
ウニ様の単独公演、我ながら完璧なキャスティングです。
ステージは、青しそ。クラッカーは、小ねぎ。押し麦、青のり、それぞれが一生懸命ウニ様を盛り上げています。
たらりとお醤油をかけて。一口食べて勝ちを確信しました。「ウニがおいしい」じゃなくて「ウニとおかゆの組み合わせがおいしい」!
おかゆの熱でウニが絶妙に「トロン♡」としているのです。海鮮丼のウニも、お寿司のウニも、ペロン!と秒で消えちゃうけれど、ゆっくり、ゆっくり味わいたくなるおかゆならではのおいしさ。
あ〜…幸せ……幸せすぎる。食べている最中に大地震が起きても絶対これを抱えて逃げるねわたしゃと思える一皿。
おいしかったです……!いや、おいしすぎました。ほんと、幸せでした。
ありがとう、さようなら。また合う日まで。
今週のおかゆ
2021年第22週目(2021/05/31〜2021/06/06)のおかゆのテーマは『キラキラ粥』。
梅雨の朝日に輝く水滴のような、綺麗なおかゆと出会いたい!キラキラをキーワードに思わず見とれてしまうようなおかゆ、キラキラ食材を使ったおかゆをつくります。
5月31日(月) こんなのずるいわ『雲丹粥』
6月1日(火)
6月2日(水)
6月3日(木)
6月4日(金)
6月5日(土)
6月6日(日)
どんなおかゆに出会えるかたのしみです。
ごちそうさまでした!
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