メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(276)-(280)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
9月になりました!いやぁ〜涼しくなりましたね!
…はい、嘘です。まだまだメチャクチャ暑い…😭
小生、滅多に夏バテはしませんが、今年はちょっとバテ気味かもしれません。
しっかり食べて、飲んで、寝よう…🍝😴🍷
メタル君の「今日の精神医学豆知識!」は、X(旧: twitter)で毎朝8時にアップしております。
9月1日からはお月見メタル君が登場!
X(旧: twitter)で輝くメタル君の姿をnote民の皆様も是非覗いてみてください☺️
X(旧: twitter)民の皆様も、X(旧: twitter)では語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば本記事を是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その56)】
【メタルのおまけ】
医学・心理学において逆転移という言葉があるよ。逆転移は治療者が患者・クライエントの感情反応を示すことで、このうちポジティブな反応のことを陽性の逆転移というよ。つまりナイチンゲール症候群は陽性の逆転移とも言えるかな?ちなみにナイチンゲール自身が患者と恋に落ちた…、という記録はないそうだよ。そういえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でナイチンゲール症候群について触れていたね!
↓「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は名作ですよね!久々に見たくなりました!
【メタルのおまけ】
ちいさな子供って、”これって分かっているよね?”という前提で話を進めてくることがあるけど、確かにこの態度は統合失調症の自我障害における姿勢に類似しているな。自分の考えが周囲の人間に知れ渡っている、あるいは自分の妄想(考え)は世の中の常識…、という考えに陥った状態かな?それにしても自分の考え全てが周囲に広まるって、何だか怖いね…(漫画であったね)。
↓漫画「サトラレ」面白かったですね!
【メタルのおまけ】
ラビット症候群、遅発性ジスキネジアの両者の原因は長期間の向精神薬の投与なんだけど、前者はドパミン系の抑制、後者はドパミン系の過剰興奮がベースにあるよ。だから治療法も異なっていて、ラビット症候群では抗コリン薬を、遅発性ジスキネジアではドパミン受容体遮断薬を使用するよ。特に遅発性ジスキネジアに関してはバルベナジンという薬剤が2022年から使用可能になったけど、作用メカニズムはVMAT阻害でドパミン受容体遮断とは違うんだ。
↓最近、嫁と娘の間でこのウサギが流行っています…。
【メタルのおまけ】
クヴァードは未開部族の習慣ではあったけど、なんと現代社会でもみられる現象だそうだよ。例えば、1982年にニューヨークで300組のカップルを対象とした研究によるとなんと22.5%の父親に吐き気、体重増加、腹痛などのクヴァード症状をみとめたんだって!ちなみに日本でも長野県の「悪阻の共病み」奈良県の「アイボノツワリ」などクヴァード症候群と思われる症状があるよ!
↓男性のつわりと聞くと、シュワルツネッガー主演の「ジュニア」を思い出しますね!
【メタルのおまけ】
これは自分の出自だけでなく、カプグラ症候群のように周囲の人間が偽物に入れ変わる妄想や、恋愛妄想に発展するケースがあるよ。これは自分の現状が受け入れ難い為、願望充足的に自分の人生のプロットを変えようとするため…、と考えられているよ。だから家族否認というよりは、自分の人生の否認がベースなんじゃないかな?
↓あまり関係ありませんが、映画「家族ゲーム」面白いそうですね!
【メタル君の考察】
今回は「症候群」に関わる精神医学用語についてツイートしたよ!
今回紹介したツイートの中で反響が大きかったのはクヴァード症候群かな?
奥さんが妊娠で辛い時に夫も一緒に妊娠の苦しみを味わう現象だけど、日本でも同様の症状が昔からあるみたいだね。
詳しくはwikipediaの「男のつわり」を調べると面白いよ!
これからもマニアックな精神科ネタをビシバシ紹介していくぞ😉
↓某コーヒー屋さんのロゴに似たマウスパッドです!おしゃれ☺️
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