メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(231)-(235)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
6月も下旬になりましたね。
もうすぐ7月。夏もすぐそこまで来ています!
7月といえば七夕ですが、ここ数年天気に恵まれていない記憶が…。
今年の七夕も仕事なので、天の川を見に自然豊かなところへ行くことは難しそうですが、いつか原っぱで寝そべりながら天の川を眺めたいです🎋
今回は第231回から235回までのメタル君の朝ツイートをまとめています。
Twitterでも頑張るメタル君の姿をでnote民の皆様も是非覗いてみてください☺️
Twitter民の皆様も、Twitterでは語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その47)】
【メタルのおまけ】
アタケ・デ・ネルビオスに共通するのは「制御不能な感覚」だよ。家族の死など受け入れ難いイベントに直面して、自分ではコントロールできない哀しみや怒りのような感情が湧き出るんだよ。病態的にはパニック障害、PTSD、解離性障害などと関係すると考えられるよ。
↓ネルビオスって、エビオスに名前が似ていますね。
【メタルのおまけ】
「ダート」はヒンズー教の医術体系である「アーユルヴェーダ」に記述される7つの必須体液のひとつで、精液を意味するよ。ちなみにインドの精神科では男性の外来患者の64%が性的な悩みを持っているんだって。日本と違って性的なことについても医師に相談する文化のようだね。
↓アーユルヴェーダのオイルだそうです。
【メタルのおまけ】
カイヤル発作は基本的に前兆なしにおこるけど、悩み、立ち続けること、否定的連想、混雑した環境(乗り物など)で発作が生じるらしいよ。このため診断基準的にはパニック障害となんら変わりがないんだよね…。でも、「風のような物質」が身体中を巡るっていう考えは、ちなみにカイヤル発作は、カンボジアに住む人々だけでなく、米国に住むカンボジア人でも生じるんだって。
↓カイヤルと聞いて思い出したのはこの人です。
【メタルのおまけ】
クフンギシサと同様のことはナイジェリアでもあって、”brain fag(脳疲労)”と言われるよ。「考えすぎ」が苦痛となるのはアフリカだけでなく、カリブ海、ラテンアメリカの一部、東アジア、アメリカ先住民なんかでも生じるらしいよ。
↓ジンバブエと聞いたら「ジンバブエドル」を思いまします。Amazonで販売されているそうです。しかも100兆ドルって…😅
【メタルのおまけ】
アモクが起こる前、その人は悲しいことや侮辱されるような体験をしていることが多いよ。そして、しばらく引きこもり、うつ病のような状態になるけど、ある日突然武器を手に取り周囲の人間を襲うんだ…。何だか日本における「無敵の人」って感じがするよね。ちなみに英語で”runnning amok(狂う"って意味)"という表現があるけど、これはもちろんアモクが由来だよ。
↓アモクのTシャツだそうです。これを着ると、無敵になれる?
【メタル君の考察】
今回は「文化」に関連したテーマのツイートが中心だったね。
世界各国独自の文化があるから、精神疾患も色々なものがあるんだね。
その土地の文化や風習と密接に結びついた精神疾患を文化結合症候群(culture-bound syndrome)というけど、日本においては”対人恐怖症”が文化結合症候群、すなわち日本特有と言われているよ。
(社交不安障害に含まれるけど、精神病理的に質が違うんだよ)
文化結合症候群はとても興味深いから、また何か発見したらtwitterでつぶやくよ!
これからもマニアックな精神科ネタをバンバン紹介していくぞ😉
【Twitter】
Twitterもやっています!宜しけば、絡んでくださいな☺️