日本遺産No.8 「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」
琵琶湖とその水辺で紡がれた物語
それが今回の認定対象です。
すけです!よろしくお願いします!
日本遺産事例の概要と事例の中のイチオシを紹介しています✨
概要紹介
日本と関わり合いが深い水文化。
日本で一番大きな湖、「琵琶湖」を舞台に、水文化と共にある「祈り」「食」「くらし」に焦点を当てた物語です。
水文化と「祈り」
琵琶湖周辺では、めぐみをもたらす、「水」を神とうやまい祭事を行ってきた。
ヤマトタケルの傷を癒した伝説。
川の魔物から、いかだ乗り達を守るとされるシゴブチ信仰。
比叡山延暦寺と結びつく薬師如来への信仰。
琵琶湖に浮かぶパワースポットの島として内外に知られる竹生島。
祈りの中では以上のようなことが挙げられます、
水文化と「食」
風物詩とされる「オイサデ漁」をはじめとする漁法。
「鮒ずし」をはじめとした湖魚のナレズシ。産卵期に大量にとった魚を1年以上保存する知恵の結晶。
佃煮やアメノイオ(卵を抱えたビワマス)御飯などの食文化。
食では上記が存在します。
水文化と「生活」
水を巧みに取り入れ、芸術的な景観をもたらす庭園。
琵琶湖の水を引いた堀を持つ彦根城跡。
水神と参詣者の仏縁を結んでいたとの伝説のある宿場町・醒井宿。
上記のような様子から、生活と水の関係性を示しています。
構成文化財
「祈り」について
延暦寺、園城寺(三井寺)、日吉大社、西教寺、石山寺、浮御堂、建部大社、伊崎寺、長命寺、白髭神社、シコブチ信仰(川の魔物から守る)、芦浦観音寺、慈眼寺、神事 などです。
「食」について
1000年以上続く伝統漁法(ヤナ漁、エリ漁、オイサデ漁)、湖魚のなれずし、湖魚の佃煮、アメノイオ御飯(卵を抱えたビワマスの御飯) などです。
「くらし」について
大名庭園である玄宮楽々園、彦根城跡、沖島、重伝建地区、醒井宿、竹生島、守山の湧き水とホタル、水辺と山村の景観 などです。
↑文化庁による詳細ページです。参考にしました。
すけのイチオシ
日本一大きな湖「琵琶湖に」関わる今回の物語の内容を知ったとき、頭に浮かんだことがあります。
それは、私の出身地の1つである静岡県の浜名湖との関係です。
その関係、それは、、、、、
【どちらも旧国名の由来になっていることです】
「琵琶湖」は当時の都に近い湖だから「近江国」
「浜名湖」は当時の都に遠い湖だから「遠江国」
このような共通点です。
私は、身近な湖「浜名湖」と「琵琶湖」の比較をしたいと思い、このポイントをイチオシします。
この視点から、読んでいる方の身近な水環境との比較をイチオシします。
誰得水風景
琵琶湖と水景観と聞いた際、ひとつ浮かんだことがあります。
それは、、、、「誰得水風景」です。
これは、水の流れが好きな友人が始めた取り組みで、「水の魅力」を発信するものです。
(この取り組みでは、小川など狭いところがメインですが、琵琶湖の周辺にも存在するはず!………)
↑友人のnoteとYouTubeです。
以上が
Story No.8
「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」
「概要紹介」と「すけのイチオシ」です。